再開 私の色（１６）

　春特有の変化の激しい天候で、風邪を引いて２日ほど寝込んでしまった。しかし、春は私の性格とすこし似ている。荒々しいことや、変わりやすい点など。でも、年間を通して、「平凡」だ。
　自分の性格を正確に把握するのは、やや難しい。私の場合、ある人によれば、ストレートすぎるとか、曖昧模糊とか、素直とか、いろいろ人によって、見方が違う。それでいいと思う。多分、私の性格を、十分にわかるわけがないからだ。その人のある傾向をとらえ、それを性格に結びつけてしまう。人の性格はそんなに、単純ではない。だから、ある程度の傾向がある、ということを理解することが大切かな、と思う。
　私を含め、人の性格など、なかなかわからない。それを、杓子定規にこうだ、と決め付けるのは、乱暴すぎる。以前の私はそうしていたが。反省をこめて、人の性格を、こうだと、と決め付けるのは慎重にしよう思う。
　

再開 私の色（１５）

　漫才・落語を１年ぶりに見てきた。それなりに楽しかったが、「軽い」。表層的な面をとられ、芸をしている感じで、不快な部分もあった。頭を軽く打つ行為はやめてもらいたいものだ。内容が乏しいので、派手なパフォーマンスも、不愉快な感じがした。軽く笑えるのもあったが、心底笑えなかった。
　このことは、私の心の状況とも関係があるのだろう。物事に感動することが少なくなっている。素直に物事を受けいられない自分がある。自分を見失ってはいないが、少し疲れを感じる。外部からの力が強いということだ。それに無理にあわせようとすると苦痛である。
　経済的なウエートが高く、そのために自分のしたいことができないとはいえないまでも、お金の力は強いと感じる。それを打破していく強い精神力を持ちたいなあ。うーむ。あとは私のＷＩＬＬだ。慎重に考えるのは当然だが、「勝負」も必要だ。

再開 私の色（１４）

　このあいだ読んだ本で、「体力」と「人生」について言及していた。体力がない私は、人生に対して消極的だ、ということになる。体力は結構、精神的なものと関係がある。運動をすべきだが、私は面倒くさいとか、いろいろな理由をつけて、やらない。これは私の怠惰である。頭の中では、適度な運動・スポーツは人間にとって欠くことができない。わかっているのだが、私は横着をしている。うん。
　知人らと、話をしていても、頭の中でわかっているものの、実行しない人が多い。それは、リスクを避け、既存の状態で、いやいや過ごしたいということだ。危険をおかすことなく、それなりに過ごせばいいという。それが、大多数の人々の生き方だと、友人や知人はいう。
　私は思う。そのような生き方は、本当の人生を歩んでいないのではないか。いかなる理由があっても、そうならば、少し寂しい気がするが。人生で完全燃焼することの困難さを感じる。うん、１度の人生をどう生きるか。年齢には関係ないが。うむ。

再開 私の色（１３）

　春だけど、天気がころころ変わる。チューリップの球根を昨年秋に植えたのが少しずつ咲き出してきて、生命って、やはりすごいなあ、と思う。植物を含め、生命の尊さを感じる。それは沈丁花の香りでもわかる。日ごろの忙しさで、ついつい自然の姿や偉大さなどを忘れやすい。水も空気も同じ。
　一方、人間の心は摩訶不思議。もともと純粋である心が、いろいろな要素や環境で、どんどん心が濁ってくる。大切なことは、自身の明確な哲学があるか、どうか。信念、心の支え、すがるものなどなど、何か、信じるものがないと、人生はくるしいかな。もちろん、それを自分だ！　とするのもいい。依存するものがないと、人間は苦しいのかなと思う。依存ばっかりでも、まずいが、何か頼れるものが人間には必要かな。頼るのは自然でも、何でもいいだろう。私は、何だ？　と問われると、神と、こたえておく。それによって、ずいぶん助けられてた。しかし、大切なことは、自身の努力である。

再開 私の色（12）

　忙しい日々で、この日記を書くのが遅くなってしまった。
　最近、感じているのは、「生き方」。今、感じているのは、シンプルに誠実に
生きることかな。貪欲な気持ちになると、あれもこれもほしい、ということで、
身動きできなくなってしまう。で、もっと自由に生きるために、我欲を程よく捨てることに気づく。元気であれば、これだけで十分だろう。そういう私はそれほど、元気ではない。慢性疲労が続いている。これを解消するには、１、２年休暇をとらなくてはならない。人生の中で、この程度の休憩は必要かもしれない。リフレシュすることが、次につながる。忙殺されていると、心に余裕がなく、病気にもなりやすい。
　そして、短期、長期の目標を持っていることの大切に気づいた。それはわかりきったことだが、すぐ忘れてしまう。私は短期の目標はあるのだが、実践がかなり困難だが、、、。やるか、やらないか。それにつきるのだが。うむ。