今日(2021年3月31日)ニュースで、米国でアジア系の人たちに対する暴力が頻繁に起きていることを報じていた。
前トランプ大統領が、コロナ感染で中国からのウイルスを喧伝し、米中関係は悪化した。米国民らの一部にはそれが浸透し、コロナ感染の死者が増えていることや、経済の低迷などもあり、その不満などをアジア系の人たちに対して暴力をふるうことで、解消しているかもしれない。
そのような人たちは、自分のストレスなどを人にぶつける、エスケープゴードが必要で、それがアジア系の人たちに向かっている、とも考えられる。なぜ、アジア系なのか。黒人は以前から差別の標的になっており、昨年のBlack Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)が大きな問題となり、それに代わる? アジア系の人たちを狙ったかもしれない。
ただ、こう暴力が頻繁に起こる米国はやはり「病んでいる」といえる。
大統領選で国民が「分断」しており、現在までもそれは癒されていない。
これ以上、暴力が拡大しないようにしてほしい。