再会 私の色（４２）

　堺は暑い１日だった。ただ、風もあり日陰に入ると、気持ちよかった。
　久しぶりに知人と会い、ゆっくりと話すことができた。彼は表面上と本当の自分とを分けて、自分を演じている。それが彼の処世術だ。人や社会をみての、彼の生きる術で、そういう生き方は疲れるのではないかと思うが、本人は問題ないという。
　それはそれでいいだろう。私はできないなあ。でも、参考になった。相手によって、使い分けることは必要でもある。人間関係は単純ではないことは理解できるが、絶えず、いい関係作りをしていくためには、どうすればいいのかを考えることも必要だ。相手を尊重し、十分に話を聴くことが必要である。日々が勉強ということでもある。

再開 私の色（41）

　久しぶりにここに来て書いている。日々の出来事は何がおこるのか、想像できないほどだ。ただ、どのような時代であれ、人間のもっているサイクルは決まっており、無理は禁物である。
　体と心の関係を考えると、「心」は特に重要だ。荒っぽく言えば、心が体を支配するといえる。気持ちしだいで、体を良くしたり、悪くなったりする。
　私は意志が弱く、どうしても安易な方向に流れる。物事をどうとらえるか、どう行動するかをよく考えることが大切だろう。
　困難の多い時代に、しっかりと自己を確立し、懸命に生きることが今まで以上に求められていると思う。