東大大学院で教授の姜尚中(カンサンジュン)の本『在日』を読んでいる。
在日2世から1人の人間として自立する過程が描かれている。極貧の中、父・母、特に母親がすばらしいなあと思う。文盲だったが、必死に生きた姿を見せることによって、息子を教育したといってよいだろう。
在日に対する、偏見、先入観、差別意識などは、今でも完全にはなくなっていない。また、ホームレスなど弱い人々に対しても、今の社会は冷たい。つまり、人間同士の絆が崩れているということだ。
この社会にはさまざまな人々が住んでおり、仲良く共生できるように、お互いが協力していくしかないのではないかと思う。少しのがまんが大切なような気がする。
在日2世から1人の人間として自立する過程が描かれている。極貧の中、父・母、特に母親がすばらしいなあと思う。文盲だったが、必死に生きた姿を見せることによって、息子を教育したといってよいだろう。
在日に対する、偏見、先入観、差別意識などは、今でも完全にはなくなっていない。また、ホームレスなど弱い人々に対しても、今の社会は冷たい。つまり、人間同士の絆が崩れているということだ。
この社会にはさまざまな人々が住んでおり、仲良く共生できるように、お互いが協力していくしかないのではないかと思う。少しのがまんが大切なような気がする。