最近、レンタルビデオ2本を見た。「真夜中のカーボイ」と「マイ・インターン」。
米国の60年代のサブカルチャーについて知ると、「真夜中のカーボイ」の紹介があり映画を見てみた。内容は、田舎からニューヨークの都会にきた若い男性が、当初女たちに性を売る予定が、男性たちになってしまう。脚が不自由な男性(病気をかかえる)の紹介によるが、2人の男性は「友情」を持ち、ともに廃墟ビルに住む。NYの寒さから逃れるため暖かい州にバスで行くが、車内で脚の悪い男性は死亡する。
なかなか見ごたえのある映画だが、都会で何もコネがなく生きるのは大変だ。若い男性は性のサービスで金をかせごうとした。普通に働けばいいのだが。その粗筋では映画にはならないだろう。
一方「マイ・インターン」は、気軽に見ることができた。70歳の男性が引退後、再び働きはじめ、その経験を若い人たちに伝授していく。その男性の生き方と、若い人たちとの間にはギャップがあるものの、うまく調和されていく。男性の「飽和力」というものが光った。高齢社会にいる人たちと、若い人たちがいかにうまく共生していくか、のヒントを与えてくれる。
古い映画をビデオで見るにはなかなか楽しい。新し気付きもあり、勉強にもある。単純にアクションものを見て楽しむのもいいだろう。