再開 私の色（４８）

　年があけ、もう１０日になった。３日に、友人３人と新年会。心が通じる友人との語らいは楽しいものだ。
　ただ、死、結婚、失業など、話題はかなり重いものがあり、考えさせられる。「人間は日々、動いている」ということを痛感する。そして、３人とも、しっかりと生きていることが分かる。
　
　生命を得て、社会でいきている。常識を持ち、他人を大切にして、楽しく生きようというのが、結論だ。「余り欲をだすことなく、人々との関係を大切にしよう」
　つまり、欲望を抑えること。ともに仲良く暮らすこと。困っていることがあれば、助け合う。人間、社会にとって、とても基本的なことを、実践していこう。

再開 私の色（４７）

　２００８年１月１日、新しい年がスタートした。１２月３１日と今日は寒いなあ。いつも近くの公園を散歩しているけど、寒い。少し風邪をひいてしまった。
今、辺見庸の『自分自身への審問』を読んでいる。脳出血、癌などに襲われながら、いろいろと思索をしている。どんな状況であれ、強い精神力が彼を支えている。

　生きることは、自分が思うほど、たやすいことではない。よく人生は苦であるという言葉をきく。私はそう思わないが、苦が多いのも事実だ。でも、それに耐えて、楽しく生きるのが大切かなといつも考えている。
　苦に負けて、自殺する人も多い。精神的に追い込まれ、絶望し、どうしようもなく、命を絶ってしまうのだろうか。人生を大切にしたいと、私は言いたい。

　１日を生ききることを、私の今年の目標にしたい。