保護者の立場から、医学部受験を考えみた。家族の中で、医学部に行きたいとする子供がいたら、どうするか。
私は、先ず医者になりたい動機を聴く。そして学力、一生激務に耐える体力があるかどうか。人に対する思いやりの有無は。
ただ成績がよく、先生から医学部の受験を勧められ合格しても、医者になる動機が不明では脱落する。そういう高校生が多いときく。
大切なのは、人の命を助けたいとする意思であろう。専門知識を習得し、医師としての経験を積み、24時間診る、行動する態度が求められのる。そして、人への思いやりを持つ医師だ。
医学部は国公立と比べ、私立大学の学費は高額である。最近は、学費を低く設定する大学も増えつつある。
へき地医療などに9年間働いた場合、6年間の修学に要した費用が免除する医学部もある(兵庫医科大学兵庫県推薦入学制度)。
お金がないから医学部にいけないことはない。上記なような制度を持つ大学もある。
医学部受験で大切なのは、受験生が、なぜ医師になるのか、ということが明確でなければならない。それが一番重要である。