再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(577)

2010-04-30 09:53:17 | Weblog
 2010年の4月も今日で終了。この4カ月間で感じたのは、政権交代後いろいろな問題がおき、特に政治と金の問題は深刻だ。それによって、「無縁社会」という言葉もできた。また、高校、大学を卒業し、就職できない人たちがいる。

 この異常気象も何を意味するのだろうか。環境問題も深刻で、「人間の利益」だけで、この地球を痛めることなく、ほかの生き物と「共生」したいものだ。

 一方、身近な社会では、親や子どもを殺す事件が増えている。21歳の若い夫婦?の夫が妻を殺害、死体遺棄するなど、この社会の不安定さ、異常さを感じる。特に、赤ちゃんや小さい子どもたちへの虐待は、ひどすぎる。

 人間の怖さを感じる。それはだれでも、環境によって起こる可能性があることを示唆している。

 5月から、いい社会になっていくことを希望したい。一人ひとりの認識が必要だと強く思う。

再開 私の色(576)

2010-04-29 09:50:21 | Weblog
 米軍の普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、改めて「沖縄」についての問題を考えてみた。元沖縄知事の大田昌秀さんの話で、強く印象に残ったには、「本土と沖縄の人々の意識の断絶さ」だ。つまり、日米安保で、結局沖縄が米軍の基地になってしまった。私も、沖縄の人々の痛みを理解していなかった。

 沖縄の人々の痛み、苦しさなど、全然、政府をはじめ、本土の日本の人たちは理解していない、ということだ。確かに、米軍の基地が、例えば大阪府につくるとなると、大騒ぎではすまないであろう。

 日米安保のもと、沖縄が犠牲となったしまった、と言っても言い過ぎではないだろう。
 沖縄にすべて押し付けることは止めることだ。今、鳩山由紀夫首相は、5月末までに移設問題を解決すると断言しているが、どうであろうか。これ以上、沖縄を犠牲することは避けなくてはならない。

 そうなると、日米安保まで話がいく。大田昌秀さんは、「移設問題で、沖縄をどうするか、いい時期だ。この時期を逃すと、沖縄は将来どうなるか、分らなくなる」という。

 移設問題を含め、日米安保、そして日本に米軍の基地は必要か、という問題にいく。
 さらに、「戦争」という問題にも達するわけで、ただ、戦争は多くの人が死ぬわけであり、避けるべきだ。

再開 私の色(575)

2010-04-28 09:06:44 | Weblog
 検察審査会(くじで選ばれた11人の市民によって、検察官の不起訴処分が妥当かどうかを審査する仕組み)は4月27日、民主党の小沢一郎幹事長の資金問題で、「起訴相当」という議決をした。

 この事件は、既に東京地検特捜部が嫌疑不十分で、不起訴にした。しかし、今回の議決で特捜部は、再捜査する。再び不起訴となっても、検査審査会が再度、起訴すべきとすれば、強制的に小沢幹事長は起訴される。

 鳩山由紀夫首相は不起訴相当となり、小沢一郎幹事長は起訴相当だ。検査審査会の判断は正しいか、どうか分らないが、私は納得はしにくいなあ、というのが第一印象だ。

 鳩山首相、小沢幹事長とも、十分に説明責任を果たしていない。彼らの不祥事? を部下たちがかぶっており、2人は責任を取っていないとも感じる。2人とも責任をとるべきであろう。

 東京地検特捜部の決定は、いったい何であったのか? という疑問も残る。

 今後、小沢一郎幹事長はどう対処し、進むのであろうか。

再開 私の色(574)

2010-04-27 07:56:38 | Weblog
 5年前の4月25日、JR宝塚戦の脱線事故(脱線現場は兵庫県尼崎市久々知くくち)で、乗客106人と運転士が亡くなった。560人以上がけがをした。その追悼式典が同月同日、尼崎市内で開かれた。
 
 この事件当日、私は大阪府内にいて、午前11時30過ぎに昼食をとろうと食堂に入ったら、テレビがなまなましく、列車脱線事故の生中継を放映していた。とにかく多数に人が亡くなったということが分った。もし、自分がその列車に乗っていたら、多分死んでいたかもしれないと思い、ぞっとした。

 事故で、夫、妻、子ども、祖父・祖母、友人・知人などが急に亡くなったら、関係者にとって、相当な精神的ダメージといえよう。現に、被害者たちは、その苦しみに耐えながら毎日生きている。グリーフ(悲しみ)が突然襲ったり、長く続いたりして、精神的なケアが欠かせない。

 JR西日本の4人の会長・社長らの責任が問われている。責任ある態度を取ってほしいと思う。

再開 私の色(573)

2010-04-26 07:49:17 | Weblog
 先日ラジオ放送を聞いていて、人とのつながりについて、いいことを聞いた。

 相手との付き合いで、「寛容の精神」をもつこと、「損得なく、裸で付き合うこと」などが大切で、それを実践すると、人と仲良くできることを強調していた。それは、国内だけの話だけではなく、言葉通じない外国の人との付き合いでも同様だという。

 それと、世界で満足に食べることができない人たちや、住む場所がない人たちのために、賃金の1%を寄付しようということを強調し、そうすれば、困窮している人たちと、かすかな付き合いができることも助言していた。10万の給料であれば、1000円だ。金額の多さよりも、そういう人たちに関心を持つことが大切だと思う。

 確かに、水、食料など満足にとれない人たちは世界に多数いるわけで、そういう人たちに、関心を持つことが必要だ。同じ人間として何ができるか、それがポイントだ。そして、少しでも関心を持ち、自分の生活を見直し、何ができるかを考え、実践することだと思う。

再開 私の色(572)

2010-04-25 08:51:00 | Weblog
 ボランティアで電話相談員をしている知り合いの女性(65)が急逝した。もともと心臓の持病があったのだが。

 4月24日そのことを聞いて驚いた。18日に亡くなり、親戚などで密葬したという。
 
 彼女とは、先輩としていろいろと指導をしてもらったり、人生の先輩としていろいろなことを聞いた。いつも笑顔で、上品さを忘れない人だった。

 今年に入ってから、うつ病になったということで、それが、体にも影響を与えのは間違いはないと思う。ご冥福を祈るばかりだ。

 彼女の死から、死はいつくるのか、分らないなあということだ。

再開 私の色(571)

2010-04-23 23:59:20 | Weblog
 民主党の崩壊の兆しが見えてきた。高速道路の新料金にかんして、決めたことがころころ変わり、これでは与党としてやっていくことは難しいと感じた。

 鳩山由紀夫首相は、ただのあやつり人形という感じをうける。黒幕である小沢一郎幹事長の鶴の一声でころころと決定事項が変わる。小沢幹事長の支持があればいいが、そうではない。彼は、ダークな部分を担っており、表の鳩山首相がその任務にこたえることができず、役不足ということだ。

 まったく残念なことだ。崩壊しつつある民主党はどうするのだろうか。せっかく政権交代し、われわれに期待を持たせたが、、、。

 この5月までに結果はでるが、なんとかならないか、この混迷さを!

再開 私の色(570)

2010-04-23 09:45:29 | Weblog
 政治が混迷している。舛添要一自民党員が、4月21日新党結成を宣言し、自民党を離党。彼は何をしようとしているのか。これで、自民党は分裂の党になりつつあり、今夏の選挙ではどうなるか、危惧する。

 民主党も混乱している。鳩山由紀夫首相をはじめ、小沢一郎幹事長の金銭問題の責任、米軍普天間飛行場の移設問題など、自ら危機を招き、崩壊の道筋を歩んでいる。

 金権政治が長く続き、それをしっかりとチェックできなかった有権者の性格というか、土壌などがあり、あやふなまま、そのような政治を是認してきた。

 政治など関係ない、という人が多く、あきらめの気持ちを持ち、そのまま時代が流れてきた。有権者が文句ばかり言ってもしかたがない。

 もっと、政治に関心を持ち、自分の頭で考え、行動することが大切だと思うが。

再開 私の色(569)

2010-04-22 08:29:18 | Weblog
 アイスランドの火山噴火の影響で、欧州をはじめ、世界で航空の発着が停止されたが、関西空港では、欧州へ帰国する乗客に対して、大阪フィルハーモニー交響楽団が4月21日、同空港内で、ミニコンサートを開いた。

 数日間または、約1週間飛行機を待つ身にとって、結構ストレスがたまり疲れるものだ。
 遠い昔、厳寒の米国シカゴで、日本に帰国する時、大雪で飛行機が飛ばなかったことがある。空港の席で、10時間くらい待った記憶があるが、それはそれは不安だった。

 なんとか、飛行機に乗って、当初関空到着が変更になって、成田空港へ。その後関空に着いた時はすっかりと疲れてしまった。救いだったのは、機内の乗務員の女性が、親切でやさしく対応してくれたことで、随分助かった記憶がある。

 何かの理由で、長時間、数日間でも飛行機を待たなければならないような状況下では、
ミニコンサートなどを提供することで、乗客にとっては、結構精神的な癒やしになると思う。

 帰国する乗客は、ミニコンサートにいい印象をもったのではないか。
 

再開 私の色(568)

2010-04-21 09:11:55 | Weblog
 4月18日の阪神の金本知憲選手が横浜戦で、シーズン前からの傷めた右肩が原因で、思うようなプレーができず、先発をはずれ連続試合全イニング出場記録がとまった。1492試合だった。

 金本選手はシーズン開始から不調が続いていた。私が思うには、シーズン前に判断し、試合に出ず、早く肩を治療すればよかった思うが、その判断が金本選手はできなかったのだろうか。試合に出て治療していくことも可能だが、試合にでるごとに肩はひどくなっていったようだ。

 金本選手自身の記録は当然としても、チームに迷惑をかけたくなかったのはよく分るが、もっと早く決断してほしかったと思う。

 今後は治療に専念して、また元気なプレーをみたいものだ。

再開 私の色(567)

2010-04-20 11:26:16 | Weblog
 1968年の10月~11月に起きた連続射殺事件の永山則夫犯人の一生をえがいたビデオを見た。彼は極貧の中で、多くの兄弟姉妹の中、4歳ごろ母親に捨てられ、父親は博打など、子どもたちの食料さえも使ってしまうという人だった。

 幼少期から万引きなどをし、東京へ集団就職するが、長続きせず、永山犯人は19歳の時、東京、京都、函館、名古屋で射殺事件を起こし、28年間服役。その間獄中結婚、小説などを書く。

 幼少期の悲惨な時代をすごし、永山犯人は、社会に受け入られず、はじかれる。屈折した精神状況が続く。友達もいない。ようやく人を信じることができる人に出会ったのは、女性だった。文通を通して情が通じ合い、結婚、しかし、離婚。

 社会の受け入れ体制をはじめ、どんな社会でも完全なものはない。しかし、人はそのような状況であれ、人間らしく生きることが求められる。
 ただ、極貧にある人、苦しんでいる人などに、手をさしのべる「社会」であってほしい。自己責任は当然としても限界があり、やはり弱者にやさしい社会の構築は重要だ。

再開 私の色(566)

2010-04-19 07:35:36 | Weblog
 人の死は、それこそいろいろだ。人間にとって、いかに死んでいくか、ということも考える必要がある。
 
 最近、2人の死から、いろいろ考えさせられた。1人は医師で大学教授、死因は、胸部大動脈解離。もう1人は、長男から刺され死亡した。ともに58歳。死んだのは同じだが、その過程が大きく異なる。

 自分の息子から刺され、死んでしまった父親の気持ちはいかほどか。その長男はひきこもりで、インターネットの解約を原因にあげているが。

 死ぬ運命にある人間として、静かに死んでいきたいと思うが、なかなか現実はそうではないようだ。私には既に両親の墓があるが、希望としては老衰を迎え、静かにこの世から去っていきたい。

 その間まで、しっかりと生きたいと思っているが。

再開 私の色(565)

2010-04-18 07:37:41 | Weblog
 この1カ月の間、自分の子どもを虐待させ死亡に至る事故が増えている。若い20代の父親(無職など不安定)が、幼児の世話をするがうまくいかず、ストレスがたまり幼児を虐待するというものだ。

 一方、若い夫婦が子どもを連れて外出した時の様子を見ると、私には比較的うまくいっていると思うのだが。やはり虐待し、死なせてしまうことは「殺人」に近い。

 前述の虐待する若い父親は、精神的に幼さを感じる。自分が懸命に働いて、子どもを養う意欲に乏しい。父親の意味が十分に分っていないとも感じる。

 子どもの命を大切にしたい。先ず、結婚して、子どもを持つ意味をしっかりと考えてほしいと思う。成り行きで結婚し、子どもができ、育児ができず、放棄してしまうような、「無責任」はやめてほしい。

 人間的な成長、経済的なものなどができてから、結婚してもいい。性的なことも含め、しっかりと責任をもつことの意味も考えるべきであろう。

再開 私の色(564)

2010-04-17 09:26:48 | Weblog
 4月から1人暮らしをしている人も多いだろう。
 私の場合も長く1人暮らしを続け、現在まで続いている。もちろん恋愛などもあったが、自分のライフスタイルとして、1人で暮らしている。

 私の知人は40近くになり、結婚を希望しているものの、なかなかうまくいかない。仕事、そして彼の家庭の事情などが要因だという。結婚は、ただ好き嫌いだけでは成立しない。相互の家族をはじめ、お金もかかる。

 事実婚もあるが、どうなのだろうか。ただいえることは、いろいろな結婚のスタイルがあってもいいのではないかと、思う。

再開 私の色(563)

2010-04-16 10:04:34 | Weblog
 ここ数日の天候は、夏のような温度、そして冬がもどってきたという寒さで、体調がおかしい。今日(4月16日)も寒い。

 地球全体の天候も異変が起きており、最近では中国で地震があり、地球を人間の体にたとえるとしたら、重症だと思う。人間の文明の発達で、自然を犠牲にしてきたつけがまわってきたといえる。人間を第1とした考えを改め、自然と共生することがポイントだ。

 私の場合、自分のライフスタイルを見直し、環境を大切する生活を目指している。私の場合、ムダなものは買わず、食材は全部使うなど工夫している。使うことがない日用品や着なくなった衣服などの再利用などを考えている。本や雑誌なども整理したい。