再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(448)

2009-12-31 21:53:43 | Weblog
 2009年の大晦日。

 この1年を振り返って、感謝したいのは、少し病気はしたが、元気に過ごすことができたこと。そして、仕事も懸命にこなすことができたことだ。

 生活は厳しくなったが、なんとかやりこなしてきた。
 あまり欲望を出さないこと。清貧に近い生活がいいなあ、と思う。
 重視してきたのは、時間だ。それをいかに有意義に使うか。

 時間をお金で買うことができる、という人もいるが、それはそれでいい。
 与えられた自由な時間を大切にしたいと思う。

 どう使うか。それはできれば、人のために。しかし、それはなかなか難しいということも理解している。

 他人に時間を使うことの楽しみをあじわいたいものだ。

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再開 私の色(447)

2009-12-30 20:23:53 | Weblog
 今日は岐阜・養老の家族の墓参りへいってきた。堺から養老まで、車だったが、高速料金1000円が適用されない日(12月30日)だったせいか、スムーズに走れた。でも、高速料金は高いなあ。

 墓を建てて、もう30年が経過し、だいぶ基礎の部分が傷んでいる。業者に修理をたのみたいが、お金がないので、今はあきらめた。

 墓では掃除をした後で、この1年の反省と来年の抱負を考えるが、先ず、自分の欲を抑えて、やりたいことをやってみたい、と思った。住所を変えてもいいかなとも思う。自然豊かなところで住みたい気持ちがあるが、仕事を含め、人間関係でうまくいくかどうか、などを考えると、しり込みしている。

 亡くなった家族を大切にすることは、自分も大切にすることだと思う。
 つまり、人を尊敬し、丁寧に対応するということだ。

 人間関係のキーポイントは、相手を尊重し、自分を控えめにすることだろう。

 そういうことを考え、今回の墓参りを終えたが、やはり年に盆と暮れの2回は出かけたいなあと思う。

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再開 私の色(446)

2009-12-29 22:14:03 | Weblog
 年末のスーパーに出かけた。小さなスーパーだが正月の食材を買おうと、すごい人盛りだった。いろいろな年齢層がいたが、少し考えさせられたのは、高齢者男女だ。

 腰のまがったお婆さんが、不自由な体で懸命に買い物をしている姿をみると、大変だなあ、命がけではないかと思ってしまった。多分独りで生活しているのだろう。うーむ。

 一方、子どもたちは店の中を走り回って、高齢者と子どもの対比が極端で、勉強になった。

 生老病死で、人は生まれ、死ぬのだが、上述のことを知っておくと、いざ、自分がその年齢になった時でも、あわてることがなく対処できる。そういうことを考えながら生きていくと、日々新しい発見があって、結構人生って、おもしろいなあ、と思うようになった。

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再開 私の色(445)

2009-12-28 09:03:37 | Weblog
 朝夕を含め、1日中寒い中、ホームレスの人たちや、派遣切りにあった人など、厳しい年末を迎えていると思う。その人たちのために、炊き出しやテントなどを配るボランティアをする人もいるが、全体的な方向性は根本的に「排除」だ。

 人間として、それはまったく反対のことをしているわけで、食べ物がない、住むところがない、仕事がないなどの人たちに、一般の人は直接かかわるわけではない。税金とか、古着とか、祈りとかなどで間接的にかかわることができる。

 やはり直接的な行政が頼みとなるが、生活保護などを含め、当てにならない。そのため、申請したが認められず、「餓死」した30代の男性もいた。本当に助けを求める人たちを、助けることができない社会とは何であろうか。

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再開 私の色(444)

2009-12-27 21:42:58 | Weblog
 来年2月開催のバンクバー冬季オリンピックのフィギュア選手が内定した。

 ただ、私がみた範囲内では、男女とも選手は、安定性がないなあ、という印象をもった。
 オリンピックのような大きな舞台で、実力が出せるのか心配だ。練習と精神的なトレーニングをして悔いのない試合をしてほしいと思う。

 先ず、メダルを狙うことよりも、バンクーバーの会場で、自分の実力を百パーセントだすことができるようにしてほしい。過去、実力がありながら、緊張などでだめになってしまった試合が多すぎる。

 緊張感にも、うちかつことも選手には克服すべき点だ。本来、日本選手は実力があるのだから、それを会場でだしてほしい。

 今から試合開始日までの、トレーニングに期待する。

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再開 私の色(443)

2009-12-26 19:03:42 | Weblog
 師走の1日、今日は忙しかった。車のオイル交換、そして家の掃除の2つが中心だった。オイル交換はスムーズにいった。が、家の掃除はなかなか思うようにいかず、机の新聞などを片付けることで終わった。

 それにしても、今まで本を含め、雑誌など、どんどん購入していたが、読んでいない本が多い。当然、積読となったが、最近は意欲的に読んでいる。しかし、ゆっくりと読むことと、以前読んだ本を、また読み返すため、なかなか本の消化はできないが、再読はいろいろと新しい発見がある。読んだ時と、数年後、数十年後で、改めて読むと、理解の仕方や、言葉の意味がよく分るようになった。

 掃除は、あと30日にやる予定だが、岐阜の墓参りがあるので、少し厳しいなあ、と思う。

 しかし、年末の掃除は、いろいろと意味がある。私にとって、それは本、雑誌などの片付けだが。

 

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再開 私の色(442)

2009-12-25 08:28:32 | Weblog
 鳩山由紀夫首相の偽装献金事件などで、記者会見し、首相は国民の辞めろという声が多い場合は尊重したい、と発言した。鳩山首相はもっと言葉気につけてほしいと思う。少し軽すぎるのではないか。真意は理解できるが、もっと慎重な発言が必要ではないか。仮に、それで辞任したら、また政治は混迷してしまう。

 政権交代して100日が経過し、リーダーとして弱い印象を受ける。自信がないのだろう。鳩山首相を支える人たちも、もっと一致協力してアシストすべきだろうと思う。

 鳩山首相は、今原点に戻って、その時の気持ちを思い出し、しっかりと政治をやってほしいと思う。それと、知らなかったという言葉は、余り多用しないほうがいい。

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再開 私の色(441)

2009-12-23 23:26:33 | Weblog
 12月24日は私の誕生日。いつもなら、夜近くのカトリック教会へいくのだが、今回は都合でいけない。いつも教会で、皆と祈っているのは、「平和」だ。

 世界をみると、戦争をはじめ、テロ、餓死、貧困、自殺などなど、とても平和といえる状況ではない。しかし、少なくとも、自分が接する社会、隣人には平和を運びたいと思う。自分の我を抑え、相手を尊重する態度が必要かな、と思う。
 
 時には正義にもとづき、勇敢にふるまうことも大切だ。
 自分の存在から、先祖をたどり、この世の人間はすべて関係があるということだ。いい人も悪い人も、「つながっている」。このことはとても重要で、自分の家族、友人、親戚などが、良ければいいという次元のものではない。この世に存在している人と、皆つながっている、人間として。

 だから、仲良く暮らしたいものだ。もう少し、自分の欲望を抑えて、相手のことを考えてみたい。

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再開 私の色(440)

2009-12-23 19:47:22 | Weblog
 先日読んだ新聞記事が頭に残っている。それは、家族の介護と失業に直面する中高年の介護失業者のことだ。

 83歳の母親の介護しようとする男性は(55)は、残業、出張などを避けないと、母親の世話ができない。特別養護老人ホームに入所すれば、なんとか残業などもできるが、いろいろと障壁が多い。

 介護のため、一旦失業すると、年齢制限などで次の就職は非常に難しく、非正規の仕事を得るのも苦労する。

 例として、家族の介護・看護で仕事を辞めたり、転職したりする人は年間15万人になるという。

 安心して介護ができる社会体制をつくるのが急務だ。政府はそのために、お金を使ってほしいのだが。

 今の社会は長生きすればするほど、困難が多く、それでは早く死にたくなる人も多いだろう。自殺が多いのもうなずける。

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再開 私の色(439)

2009-12-22 20:03:46 | Weblog
 先日、将来受け取れる年金のお知らせを、社会保険庁から受け取った。

 結論は、年金を受け取っても、生活がかなり厳しく、安いアパートに移らないといけないこと、もっと質素にすることが理解できた。それにしても貯金がないのが痛いなあ。

 先ず、健康を維持しながら、年齢にあった仕事をしていくしかない。悠々自適の人はそれで、私は死ぬまで働くことになるだろう。それは若い時から思っていたことで、再認識した。

 仕事はできるだけ、長続きできる職種を選ぶことだ。もちろん贅沢はできないが、心はいつも豊かになるように、読書などに力を入れよう。

 もう、自分の墓はあるし、いまやるべきことは、荷物や本の整理が必要だ。それがなかなかできないが、そろそろやっていくのが準備というものだ。

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再開 私の色(438)

2009-12-21 09:12:27 | Weblog
 先日WBCバンタム級で、長谷川穂積選手(29)が10連続防衛した。試合は見ていないが、私の興味を引いたのは、減量だ。ボクサーにとって、減量は苦しいもので、彼は日常65キロに近い。それをバンタム級の53.5キロまで、2週間程度で落とす。約10キロ以上を落とすわけで、大変だし、まちがったら、命を落とすことになるだろう。練習時を除き、家では一滴も水分を取らなかったという。
 これは地獄ではないか。体をいじめ続け、体重を絞るわけだが、私には想像できない。まあ、普通の人はとてもできないだろうし、しないほうが命のためだと思う。

 それにしてもボクシングの過酷なことを再認識した。プロとは何かも。

 米国のヘビー級のモアメッドアリを今思い出したが、彼の試合も鮮明だ。アフリカでの試合で、蜂のように相手にパンチを浴びせ、ノックアウトした。ボクシングの醍醐味をあじわった。

 今後のボクシングの試合に期待したい。

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再開 私の色(437)

2009-12-20 09:52:22 | Weblog
 メゾソプラノ歌手の藤村実穂子さんの歌にかけるエネルギーや生き方について知る機会があった。東京芸大院を卒業し、ドイツ留学。オーディションで、才能があっても、ドイツでは、ドイツ人を採用すると、言われ落ちた。
 そこで、彼女の努力が始まる。朝4時に起床、夕方まで練習、また、肉、酒、カファインなどを口にせず、節制、体力づくりにも力を注ぐ。努力が実り、オーストリアのグラーツ歌劇場の専属歌手をはじめ、バイロイト音楽祭の舞台にでるなど、
世界的に有名になった。
 彼女の禁欲的な生き方は徹底している。カゼを引かないように、人ごみにはいかないなど、ベストの体調を維持し、歌にかける。彼女の「称賛を受けるために歌っているのではない。私の歌は神様に仕えているだけ」という言葉は意味が深い。そこまで、歌に入り込まないと、本物にならないということか、と思う。

 芸術家の生き方は、ある面で極端なところもあるかもしれないが、そこまでやらないと、レベルが上がらないのだろう。うらやましい生き方なのかもしれない。

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再開 私の色 (436)

2009-12-19 21:00:34 | Weblog
 カウンセリング仲間の一人は、今日でお役目ごめんで、来年(2010年)から、大阪には来ない。ボランテイァで、ともに3年ほど、電話カウンセリングにがんばってきた。

 彼によれば、「貴重な時間だった。今後は、その経験をいかし、地元(愛知県)で、がんばっていきたい」という。

 電話カウンセリングをしてきて、いろいろな人との対話があった。心の悩みなどをはじめ、いろいろなことを聞かせてもらい、カウンセラーとして、コーラーに適切な言葉を発してきた。

 すべてが、適切だとは思わないが、真剣に接してきたのは良かったと思う。

 来年からは、私はほかの仲間と電話カウンセリングに臨むが、今までの経験をいかし、がんばってみようかと思う。

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再開 私の色(435)

2009-12-18 09:22:58 | Weblog
 今、『年収6割でも週休4日という生き方』を読んでいる。著者は、米国人のビル・トッテンさん。この本を読んでみたいと思ったのは、題名につられたからだ。
 日本でパッケージソフトウエアの販売会社を設立し、社長として、奮闘している。彼がいうには、お金にまどわされることなく、誠実に仕事をせよ、という、ごく当たり前のことだ。しかし、ビジネスの現状をみると、そうではない。いかにだまし、利益を得ることに必死になっているという。その通りだと思う。

 ビジネスの姿勢として、「顧客にふさわしい製品を見つけ、それを正直に売り、徹底的にサポートして、その製品を使いこなしてもらうことが鍵となる」。

 経営者として、終身雇用を採用、リストラはしていない。社員が安心して働けるのが基本とし、1度会社(トッテンさんの会社)を辞めた人でも、いつでも受け入れる。社員にはノルマを課さないが、損失をださないようにさせているという。

 会社経営のほか、生活術でも参考になる提言をしている。家庭菜園、農業などから、自然との共生をとなえ、便利な社会を見直し自然を大切し、スローライフ的な生活も提案している。家庭菜園の堆肥は、自身のものを活用している。私は、うん、そこまでやれるとは、すごいと思う。

 社内で、農業プロジェクトや洋裁プロジェクトを立ち上げ、「社員とともに、消費中毒」を治すためだと、断言している。

 自然を大切にし、環境問題にも取り組み、「少欲知足」など東洋思想・哲学にも興味を持ち、日本の良さを見直せという。

 有限な地球上で、自分の健康や幸福を見直すのに、いろいろなヒントを与えてくれる。

 

 トッテンさんは、米国政府を過去10年以上にわたり、批判したためにブラックリストにのり、2006年に日本国籍を取得したという。

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再開 私の色(434)

2009-12-17 09:07:00 | Weblog
 無実の人が、警察の取調べなどで、強制的に自白を求められ、それに耐えられず
ウソを言ってしまい、有罪となってしまうケースをよく聞く。

 今回の42年前に茨城県で起きた「布川事件」で、再審が決まった。桜井昌司さん(62)と杉山卓男さん(63)の2人は、服役した。逮捕された時、2人は当時20歳と21歳だ。貴重な時間を刑務所で過ごさなければならなかった。1996年に2人は、仮釈放されたが、多くの時間をうしなった。
 この事件では、警察が自白を強制したのが問題のようだ。それは、再審で明らかになることだろう。

 しかし、権力を持つ警察、検察などに不信感が生じる。裁判ではっきりしてもらいたいと思う。

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