再開 私の色（３１１８）

　今日２０１７年３月３１日は年度の最終日。堺市内は雨で冬のように寒い１日だった。

　韓国の女性大統領朴槿恵（パククネ）氏が逮捕された。友人に利用された印象が強いが、大統領としての能力がなかったといえよう。韓国は揺れに揺れている。どうなるのか。しっかりとした政治の確立が必要だ。
　　
　一方、日本はどうか。安倍晋三首相にうまく治められている、という感じだ。有権者を含め、野党そして与党も、今の日本の状況ではいけないということは理解していると思う。格差社会、弱者が住みにくい国、借金が１０００兆円以上もあり、新年度予算案のうち国債は約２４％を占める。歳入が足りなければ、国債で、という方針だ。それでは年々国の借金が増えるばかり。

　国民も、政府・政治に依存することなく、自己防衛することが重要である。それも若い時から準備をしておく必要がある。問題は若い人でも、仕事の格差があり、さまざまな貧困が増え複雑化している。

　今の政治では「ダメ」だともいえる部分がある。単に政権が交代すればいいという問題でもない。

　国の仕組み、日本はどういう国を目指すのかを、再度考え直すことが必要だ。

再開 私の色（３１１７）

　３月２７日午前中、栃木県那須町のスキー場付近で雪崩が起き、高校生７人、教諭１人の計８人が亡くなった事故について。葬儀の様子を報道から見たり聴いたりすると、家族にとっては大変悲しくつらいものだ。

　亡くなった生徒は１６、１７歳で、ともに人生を歩んできた家族にとって、突然の別れは驚きで悲痛である。今後どう乗り越えていくか。

　葬儀に出席した同級生らからは、悪天候で訓練が中止できなかったか、という声が多かった。また、専門家の一人は、雪崩が起こるかどうかの予想は専門家でも難しいという。雪崩の可能性が少しでもあれば、当然訓練は中止すべき、という。学校側のベテラン・指導者たちは、自分たちの経験則から判断し、訓練を実行し雪崩が起き、死者を出してしまった。

　命にかかわる訓練は、もっと慎重にやるべきだろう。それは当然指導者は承知していたと思う。
　「まさか雪崩が起こるとは思わなかった」というのが本音であろう。しかし、それによって８人が亡くなった。当然、その責任はあるが。

再開 私の色（３１１６）

　山菜を扱いビジネスをしている栗山奈津子さんの話を新聞で読んだ。その中で興味を持ったのは、山菜が取れる場所、山に対する気持ちの持ち方で、そこはあくまで動物や植物が主役で、人間は脇役。動植物が消費した残りを少しだけもらう存在で、感謝の気持ちを欠いてはいけない、という。山を荒らすのは人間だ。山菜採りをする場合、「おすそ分けの精神」が必要とも強調する。

　自然との共生をもっと人間は考えなければならない。つまり、人間の利益のため、山をはじめ、いろいろな自然を破壊してきた。「節度」が重要ということだ。

　人間の欲望は際限ない。それによって自然をはじめ、人間社会、国際間の紛争などにも及ぶ。このままでは、人間は自らの手で、この地球などを破滅に追い込めてしまうのではないか、と私は危惧する。

再開 私の色（３１１５）

　２０１７年３月２７日の午前中、栃木県那須町のスキー場で、高校生と教諭の計８人が雪崩にあい亡くなったというニュースは、つらいものだ。高校生たちは、春山講習会に参加し雪崩にあった。山のベテランもいる中の事故で、雪崩を想定しなかったとは言い切れない事故だ、と私は思う。当然、その責任は問われる。「雪崩は想定外であった」とは言ってほしくない。

　人的ミスで、事故は起こる。山を対象にした「自然」とのかかわりは慎重にやっても事故は起こる。甘い予測などは命取りになる。

　雪崩が原因には違いないが、雪崩にあわないように事前に、当日の気候などを考え、訓練を中止することもできた。しかし、それは後付けであり、問題は、当日の判断である。山のベテランのミスだけで起きた事故であろうか。それは今後の分析に待ちたい。

再開 私の色（３１１４）

　２０１７年３月２６日午前、９歳の女児遺体が千葉県我孫子市内の草むらで発見された。窒息死という。
　小学３年生で、２４日の終業式、登校するため人どおりの少ない道もあるという。どこかで連れていかれ、殺害され遺棄された可能性もある。どうしてこのような悲惨な事件が起こるのか。性的目的、異常者の犯行など、いろいろと考えられるが、とにかく一人にさせないことが犯罪に巻き込まれない対策の一つであろう。女児は、一人で登校していたという。

　遺体となってからは遅いが、予防としてとにかく一人にさせないこと。また、不審者やおかしいなあ、と思えばすぐに行動し、警察などに連絡することが重要である。

　

再開 私の色（３１１３）

　大阪で開かれていた大相撲春場所が、今日２０１７年３月２６日千秋楽を迎え、ケガをしている横綱稀勢の里が優勝した。本日の取組で、大関照ノ富士と対戦したが、とても勝つとは思えなかった。しかし、勝利、かつ優勝決定戦でも勝った。相撲内容は、立ち合いの変化もあり、危ない相撲であったが、勝った。
　応援してくれている人たちのためにがんばった、と稀勢の里。新横綱の意地も当然あったと思う。

　今回の優勝は、ほとんど人が思えなかったものだ。しかし、稀勢の里はやり遂げた。彼の精神力は大関時代と比べ各段と強くなった。

　今後は、力強さの継続だ。精神力を高め、けいこをしっかりとやり、名横綱を目指してほしい。

再開 私の色（３１１２）

　大相撲春場所（大阪、２０１７年３月）で、１３日目横綱稀勢の里が日馬富士との取組で、左肩あたりを痛めた。当然今日（３月２５日）は休場すると思われたが、出場した。横綱としての責任からだと思うが、無理をしてほしくない、と思ったのは私ばかりではないだろう。今日の相撲をみると、ケガをしており力が入らないのがよく分かった。明日も同様の内容となるだろう。

　稀勢の里に望みたいのは、ケガをなおすこと、そして土俵に落ちても自分をまもる「受け」をもう１度身に付けてほしい。

　一方、大関復帰を期待された、関脇琴奨菊は今日負け復帰はなくなった。残念だ。体力精神とも落ち込んでいる。

　明日は千秋楽。大荒れの春場所だが、各力士は力を出して、内容のある相撲を見せてほしい。

再開 私の色（３１１１）

　「森友学園」の国有地売却問題をめぐり、学園の籠池泰典氏と安倍晋三首相が真っ向から対立している。「１００万円」寄付の証言で、安倍首相は真実ではないという。籠池氏は１００万円をもらったという。それは、安倍首相の妻、昭恵氏がかかわっており、複雑な構造となっている。

　嘘をついているのはだれか、に尽きる。また、政府関係もこの問題にはかかわっており、一つ一つ問題を解明していく必要がある。

　この問題をきちんとクリアしないと安倍首相は退陣に追い込まれる可能性がある。

　結局、この問題にしても、「金」が大きく影響しているということだ。籠池氏は小学校をつくりたいとして、国有地を安く手にいれた。それも関係者に依頼しているわけで、それも不透明だ。

　学校設立が却下され、籠池氏は、すべてをぶちまける覚悟で証人喚問を受けたのだろう。

　何が真実で、そして結末はどうなるか。

再開 私の色（３１１０）

　昨日に引き続き、大相撲春場所の大関復帰を目指す関脇の琴奨菊について。

　今日の１２日目負け５敗となった。３連勝すれば大関復帰になるが。どうも精神的に切れてしまっているような気もする。

　折角のチャンスをいかしてほしいのだが。気持ちを切り替えることができればいいのだが。

　それとも体調、ケガでもあるのだろうか。そうであれば無理をすることはない。

　明日に死力を尽くして勝利してほしいと願う。

再開 私の色（３１０９）

　大相撲春場所（２０１７年３月）の１１日目、大関復帰を目指す関脇琴奨菊の相撲に注目した。立ち合いで少し変化し、結局敗れた。勝ちたいという気持ちに負けてしまったようだ。心の迷いが出た一番だった。今日のような相撲をとっていては復帰は無理だろう。７勝４敗。

　精神面で不安定な場合、それが相撲に如実に出る。琴奨菊自身も分かっていることだろう。残念だ。

　自分のミスをどうカバーするか。しっかりと気持ちを切り替えてほしい。残り４日間に期待したい。

再開 私の色（３１０８）

　今日（２０１７年３月２１日）、新聞の書籍案内の広告を見て、『生きることは　闘うことだ』著・丸山健二を書店で購入した。

　作家の中にはいろいろなタイプの人がいるが、丸山氏は、タレントのような作家と違い、孤高の作家というイメージもある。作家としての姿勢がいい。精神的な自立をはじめ、世間の事大主義の風潮の批判など、骨のある作家だと私は思う。

　私は彼のエッセイなどを読むのが好きだ。『まだ見ぬ書き手へ』などは、作家志望の人たちにも彼の作品は参考になるだろう。

　特に、若い人には人生を生きるためのヒントを得ることができる。

　私は、時々作品を読み返しているが、今の社会の問題や政治屋（家）の横暴などを考えるヒントを得ている。

　今、新聞の切り抜き（２０００年８月１０日）を見ると、孤独をテーマに「君たちに伝えたいこと」で、「この世に意味があるかどうかは、あなたが孤独という負荷を逆手にとって精神を鍛えるかどうかにかかっています」とある。含蓄のある言葉であろう。特に若い人には参考になると思う。

再開 私の色（３１０７）

　最近、窃盗を犯した５１歳の男性と話す機会があった。彼によると、子供のころ両親の離婚もあり、施設で育ったという。今は、日雇いで建設会社の寮に住み込み働いていたという。身長が１５０センチくらいでやせ型。子供の時から大変な時を過ごしたようだ。

　話しぶりは真面目で、善悪の判断もできる。もちろん窃盗がいけないことも知っている。今回の罪で、住み込みの会社からは解雇される可能性がある。それも理解しており、ある面では計算高いともいえる。

　身内との関係も断ち、自分しか頼れない。体は健康そうで働くことはでき、なんとかやり直してほしいと思うが。本人の自覚と反省が必要で、そして今後のことを考え、最低限の住む場所と食べ物の提供が必要である。福祉機関やNPO機関などで助けを求めるしかない。その点、その男性はほぼ理解している。

　日本は、彼のような人たちを救済する仕組みが十分できていない。トラブルを犯した人を排除するだけでは真の平和はうまれない。うーむ。

再開 私の色（３１０６）

　引き続き大相撲春場所について。

　今日で８日目で、稀勢の里と高安の２人が勝ち越した。琴奨菊も勝った。優勝争いもこれからだ。新横綱の稀勢の里は危ない相撲もあるが、「平常心」でなんとか勝ち続けている。このペースを続けてほしい。高安は、大関に向けて一直線で、気合も十分感じられ優勝もできる。稀勢の里は、なんとか大関復帰を目指している。あとは精神力だ。

　明日からの７日間、力士たちの奮闘を期待したい。稀勢の里、高安、琴奨菊の３人に注目したい。高安の調子から、彼が優勝するかもしれない。ますますおもしろくなってきた春場所だ。

再開 私の色（３１０５）

　明日（２０１７年３月１９日）、甲子園で選抜高校野球が始まる。高校野球の魅力は、選手たちが、全力を出して野球をすることだ。純粋といってもいい。選手たちは日々、甲子園を目指し練習をしてきた。晴れ舞台で、野球ができる喜びを感じていることであろう。監督らも大変だと思う。

　今回の試合で期待したのは、今まで通り正々堂々と試合をしてほしいということだ。勝利にこだわりすぎて、選手を委縮させるのは避けてほしい。選手たちが日ごろの力ができるようにのびのびと試合をしてほしいと思う。勝利よりも、先ず内容を重視した試合を見たいものだ。

　選手たちの活躍で、私たちに「夢と希望、そして感動を与えてほしい」と思う。

再開 私の色（３１０４）

　大阪市内で開かれている大相撲春場所（２０１７年３月）で、横綱白鵬と大関豪栄道が休場した。力士にけがはつきものだが、残念だ。白鵬は場所前から意気込みがあったし、豪栄道は地元大阪場所での開催で期待していたのだが。

　春場所の６日目まで、新横綱の稀勢の里や、関脇高安が好調だ。特に高安の相撲内容から、優勝も可能性がある。大関を目指しているのがよく分かる。横綱の日馬富士や鶴竜はふがいない。とても横綱相撲を取っているとは思われない。

　白鵬が休場し、稀勢の里の相撲に関心が高まるが、「平常心」を千秋楽まで維持し優勝を狙ってほしい。

　琴奨菊はすでに２敗しており、大関復帰が徐々に厳しくなっている。ここが我慢のしどころだ。

　各力士には千秋楽まで、日ごろの力を出してほしい。