たまおのページ

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まるまるなせいかつこどもかいに

2011年07月16日 | Weblog
 7月 16日

 アタイの生活 子ども会 その2

 アタイが入ったころは、子ども会が活発に活動して
いましたねぇ。
 廃品回収、写生会、夏祭り、ソフトボール大会、バス旅行、
運動会、地域祭り などでした。

 23区内とはいいながら、まだまだ田舎で、町内会や自治会
(地域コミュニティ)が幅をきかせていました。
 町内会長や地元の実力者に お伺い をたてないと何も進ま
ないんですからね。

 同じ地域に子ども会がたくさんあったんですが、殆どの子ども会が
町内会の下部組織として活動していたようです。
 ところが、アタイが入った子ども会は単独で活動していました。
活動費の一部は町内会からの補助がありましたが、人は関連があり
ませんでしたね。
 毎年の入会金(新入会者から)、年会費、廃品回収などが主な
収入源でしたね。


 夏祭り、初めのころは子ども会主催でやっていたんですが、そのうち
地元の商店街(小さな商店会)からお誘いがあって、「お客様サービスと
して行うイベントに協力していただけませんか?」という話があって、
相乗りしました。費用は商店街が、人的な手伝いとして子ども会が協力。
 おなじみのスイカ割り、輪投げ、金魚すくい、焼きそば、綿あめ
などです。 それらの売り子やイベント参加者を整理(子どもを並ばせる)
などでしたね。

 アタイは綿あめ担当。いろんな行事でも綿あめをやりましたよ。
暑いんですよね。夏だしプロパンガスの綿あめ機だしね。
 汗だくで割り箸に綿をからませていきました。だいたい500本
ぐらいは作ったと思うなぁ。
 頭から足先まで 綿あめで白くなってベトベトでしたよ。

 ソフトボール大会は夏休みに開催されました。
 早朝練習ということで、小学4~6年生を小学校のグラウンドに
朝7時から集めて練習です。
 アタイ、しがないサラリーマンですから、出勤時間ギリギリまで指導
して、急いで会社に向かいました。他チームとの練習試合や、試合本番
直前には休みを取って指導でしたよ。

 ボールを持ったことが無い。って子もいたりするんですよ。
投げるのもままならないし。数人は野球をやっている子がいて、
その子たちにも手伝ってもらっていましたねぇ。
 キャッチボールができない。バットも持てない(持ち方が分からない)
ルールも知らない子がいるんですから。

 1~2週間かけて、なんとか試合になる程度には上達させるん
ですよね。
 試合はトーナメント形式で、3~4回戦ぐらいやるんですが、真夏の
炎天下ですから、いくら元気な子どもでも、昼過ぎにはグッタリです。
(お昼ごはんは親が手分けして作ってきてくれました)
 優勝した年も何度かあったんです。(そのときはメンバーの中に、
野球をやっている子が5~6人いました)

 子どもを指導するのは楽しい(だんだん上達するし、覚えが早いし)
んだけれど、親(特に母親)には 参りました。
 それこそルールを知らないし、TVで野球を観たこともないような
母親が「どうしてウチの子は出場できないんですか、真面目に練習に
参加しているのに。」って半泣きしながら監督のアタイに詰め寄るん
ですよ。
 
 答えは ヘタだから。 
 これだけなんですが、そうも言えません。
 そういう親は 子ども会の活動にも積極的に協力してくれているん
ですよ。

 つうことで、「○○君はまだ4年生だから、今年で最後の6年生を
優先的に出場させています。とっても努力して練習にも参加してくれ
ていますが、ここは一つご理解ください。」なんて誤魔化すんです。

 でも本人のほうが自分がヘタなのは知っているので、出場できない
ことについてはナットクしてくれるんですよね。
 この子は5年のときは代打で、6年のときには先発で使いました。

 試合が終わってから母親がやってきて、「ありがとうございました。
本人は試合に出れなくても監督が一所懸命に指導してくれていたから、
3年間がとっても楽しいソフトボール練習だったと言っていました。」
って言ってくれました。アタイも少しウルウルしましたよ。

 つづく
 
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