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なつせいかつさん

2011年07月14日 | Weblog
 7月 14日
 
 アタイの夏生活その3

 世の中には雷が好き。っていう人もいるんでしょうが、
アタイは大嫌いです。
 それは、アタイの田舎は雷の通り道になっていて、季節の
変わり目や夏の夕立にゴロピカ雷雨となります。

 これがまたよく落ちるんですよ。雷が。アタイの父親は
怒ることが少ない人でしたがね。本物のカミナリはドォ~ン!
って松の木やTVアンテナにね。

 生家の近所では電線に逆流した雷のため、家電製品が全て
壊れてしまった家や、TVアンテナから入った雷のために
TVが火を吹いたりしてましたもの。(生家も何度かTVなどが
壊れて修理しましたよ)

 祖母が元気なころ(アタイが小学生低学年までぐらい)は、
夏の夕立がやってくる前(遠くで雷鳴が聞こえたら)蚊帳(かや)を
吊って線香を焚いて蚊帳の中(家の真ん中)でジッと夕立が
通り過ぎるのを待ちましたね。

 蚊帳、最近では静かなブーム。という話も聞きますが、本当
でしょうか?(今年は節電ですから、よけいにかな)
 蚊帳って独特のニオイがありますよね。それに緑色が色落ち
して顔や手が網目模様になったりしましたよ。

 まず広げて、4隅の紐をひっかけて、中に入るときには蚊が入って
こないように素早く中へ。祖母に団扇で扇いでもらいながら
寝ましたね。
 んで、蚊取り線香だよね。『なつは きんちょー 』だもの

 夏といえば いろいろな風物詩があります。
 まずはスイカ。生家の畑でも少し作っていたことがありまし
たが、砂地の畑でしたから、水分不足と熱でやられて、食べられる
ほどにはなりませんでした。
 白い部分が多いスイカ、それに皮も厚くって、美味しいとか
甘いとかには程遠い物でしたね。仏壇に供えるだけだね。

 そいでね。アタイの母親の実家がスイカを栽培していたんですよ。
形のいいものは農協に出荷していました。んで、少しイビツな
物や色が悪い(黄色が多い)物などは、自家消費でしたので、
我が家にもたくさん持ってきてくれました。
 井戸で冷やしたスイカを半分に切ってカブリツキしましたよ。
水分がタップリのスイカでしたから、果汁がポタポタ。
 服が赤くなってしまうので、上半身裸で食べたりしましたね。
(そのせいかどうか分からないけれど、ここ何年もスイカは
食べていません。つうか、果物全般を食べなくなりました)


 打ち水。敷地の端っこに5m四方程度の池(湧水)があった
ので、そこから水を運んで庭(家の周り)にドバァ~と盛大に
撒いていました。節水などは考えなくてもよかったので、小さな
水溜りができるぐらいまで撒きましたよ。ふんどし一枚になった
祖父がね。

 花火。ロケット花火など、いろいろありますが、アタイは
やっぱ線香花火が好きです。
 田舎では線香花火のことを 手ボタン って呼んでいました。
高いけれど、国産がいいですよね。キレイだし長持ちするしね。
輸入物はすぐにポットンって落ちてしまいますもの。

 今でも線香花火が好きですね。花火大会で打ち上げるような
尺玉もいいんだけれど、パッパッて線香花火が散るのも好きです。
とにかく 楽しくって華やかで最後はせつなくなる花火、なぜか
大好きだねぇ。
 
 そういえば、震災と原発事故のため、各地の花火大会が中止に
なったり、日程変更や打ち上げの数が減ったりしています。
 東京では、約半数の花火大会が中止になっています。
 中止となった大きな(打ち上げ数が多い)花火大会では
調布市、江戸川区、東京湾。
 東京近郊では相模湖、厚木、上尾、戸田橋、古河なども中止に
なっています。
 しかたがないと思うけれど、ザンネンだね。

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