ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

竹の制御 ジビエ対決

2021年02月08日 13時03分00秒 | GBA(ジビエ)
どうも。
立春も過ぎ、春の気配でてきましたね。
小松菜は菜の花を咲かせ、庭には紅梅や河津桜が咲き始めています。











そして、12月から2月くらいの厳寒期に孟宗竹などを地上部1メートル残して切ると、その竹と根が枯れるらしい。竹は切られたことに気づかず、水分をあげて・・・腐ってしまうらしい。
このところいろんな方がやっているようです。
僕のうちには竹林はないものの、茶畑に隣接した竹林からの刺客的な竹の子が新茶時期の茶畑の中心でニョキニョキ伸びはじめるのにあたまを悩ませていたので竹林の隣接付近の竹の整理をやってみました。


↑竹ってすごいですね!竹の子がニョキニョキ、こんなのびるのだから。

↑どうなるか楽しみですね。切った竹は何かの材料や薪がわりにしようかと。本当は竹は使いようによっては優れた素材なんですよね。何か使えないかな?


↑竹の子も美味しいですけどね。刈り取りを終えた茶畑も毎年こんな具合に竹の子がニョキニョキ。今年はこうならないことを祈ります(*_*)


12月のいつでしたか、、ベテランに相談しに行きました。『このへん、イノシシいないっすよね。シカはどこに行けば捕れますか?
その頃、今シーズンはイノシシ捕れないかもと思っていました。遠征してシカでも捕るしかないと思い、ベテランに尋ねました。
『シカなんかうまかないでやめとけ。シシのいるとこをおしえてやるで。シカ肉もらったのやるで。』

何度も言いますが、、今シーズンはイノシシは捕れない気がしたのでシカ肉をお正月にいただく予定でしたが、暮れに大きなオスイノススが捕れましたので、元日から捌いていました。1月の中旬には同サイズのオスイノスス。

ベテランよりいただいたシカとイノシシの対決をしてみました。

そもそも、僕のジビエへの憧れは母の実家でお正月などに食べさせてもらった、タマネギスライスとにんにく醤油でいただきましたシカ刺しなんです。
イノシシあまり食べる機会がなく、硬くて調理法に工夫が必要だと聞いていました。
近辺でも、イノシシが出没するようになるとベテランルートで我が家にもシシ肉が来るようになりました。シシ肉は個体差あれど美味しいのはたまらない。

いざ、ジビエ対決。

まずはイノシシのオス。5年生以上、100キロクラス※クセがある個体がいたり、肉は硬いとされる。


↑塩漬けして、燻製、低温ボイルでハムらしいものに。


↑手製のタマネギドレッシングがばっちり合いそう。


↑塩漬け&低温ボイルの恩恵なのか、柔らかく、口一杯に頬張ると、ヤバいしかない。塩漬けすると少しあったクセは抜けた感じがしました。

続いて、、いただいたシカ肉。性別や部位不明。ベテラン曰く『きょねんか、おっとしもらったやつだ。』

↑なるたけ筋膜などを除去しますが・・・ほどほどに。※今回はタタキ的な調理になりますが、ジビエは特に寄生虫やウイルスが心配ですので肉の中心温度で75度で1分を基準にした調理をしてください。生食はマネはしないでください。自己責任でお願いします。

↑焼き色をつけながら、焼いていきます。
まだ、切っちゃだめ?!


↑焼き終わったら、小一時間アルミホイルさらにタオルなどで包んで、肉を休ませます。


↑切っていくっ!

↑シンプルに塩胡椒、ワサビ・・・これはヤバい!タマネギスライス、にんにく醤油でも食べたかったです。


↑こちらもまた、手製のタマネギドレッシングが合ってしまう。

この勝負、ドローですね!
ジビエは個体差もありますし、さまざまな肉にあった調理法をすれば美味しくいただけます。
ただ、イノシシの方が脂があるのと、豚肉のようにいろいろ使えちゃいますので・・・やや汎用性が高いかなとは思います。
イノシシ贔屓(^^)



↑年末のイノシシは脂もそこそこ。


↑しょうが焼き丼みたいな。いろいろ身近な料理にも使えます。

↑案外さっぱりとした脂。

イノシシのオスは時期や個体で、、独特な匂いがあることがあります。
僕がイノシシのオスの肉の匂いで思い出すのは、田舎の上品なおばあちゃん、髪の毛に網がついていたり、おもむろにポケットから栗しぐれをくれたり、、あれはお香かなんかの匂いだったんですよね。

今も数ヶ所にワナを掛けていますが、頭数が少なく、どれも大きめなイノシシかなと思います。小さめのイノシシがいいなぁ。

ありがたくいただきます。

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