ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

良い意味でいい加減!?

2010年10月04日 10時53分05秒 | 紅茶作り
こんにちは!
僕は、いい加減な人間です・・・といったら、大半の周りの人は、否定しないと思います。
でも、キッチリ、もんじゃ焼きは土手を壊さず焼く・・・これは、いい加減な人間にはできないことなのです(笑)。『土手が壊れたら、周りでお好み焼き焼いている人が迷惑するべ。』

でも、適当だとかいい加減というのは、意味が“ちょうどいい”というような意味もあるわけで使い方は難しいですね。

まあ、僕は紅茶作りというのを、ふと思って『明日作ろうかな。』となることもあるわけです。
ちょうど良い加減の芽があり。時間に良い加減な隙間がある。

そんなふうに思い立った土曜。みんな調子はどうよ??日曜喜びいサンデーお茶作り!!なんてね・・・


【紅茶作りの工程】
お茶の芽の刈りとり⇒萎凋(しおれさせる)⇒揉捻(揉みつぶす)⇒酸化発酵⇒乾燥(発酵を止める)⇒仕上げ(網でふるい、形状を整える)⇒常温で保管、熟成

↑良い感じの芽があったので前日刈って置きました。オクミドリという品種の芽。土曜に刈ると、日をまたいで、日曜にはこんな感じにクタクタに。
小さな2通りの畑からの茶の芽なので、量は少ないです。


↑揉捻機という機械で、茶の芽の細胞をいじめるイメージ。
中学生の時は、いじめられる立場だった僕が・・・今では、いじめる立場に(笑)


↑酸化発酵させた、あと乾燥。網で、茶葉の形状を揃えて完成。
お茶にして、約3キロできました。少なくても、時間はかかります。
緑茶用のオクミドリという品種は、初めて紅茶にしましたが・・・クセも少なく良さそうです。


↑僕の紅茶は、“作りたてが美味しい”というものでもないのです。これから、時間を経て、どうなるか楽しみ。
今回は少ない量の製造です。
やはり、紅茶用の品種の派手さはかなわないけど・・・ブレンドには必須の紅茶になりますよ、きっと。

どばーっと、たくさん作るのではなく。ずーっと、ちょこちょこ作っていきたいのです。

僕自身がいいなあと思えるものが、お客さんに喜んでもらえるものであったら。ものすごい自信になると感じる今日この頃です。


夢を胸に、僕は、お茶農家として生きていきたい。・・・つづく。




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