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ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

ボカシ液肥作り。

2010年03月21日 08時08分04秒 | お茶作り
こんにちは。
みなさんのなかでブログをやられている方で、ブログを日記代わりにしている。という方もいらっしゃるかと思います。僕も、今頃何してたっけ?と振り返るときにブログを見たりします。
※今日の記事はすこしつまらないかもしれません。はて、何のこと??と思われることかもしれません(^_^)。
さて、今年も、ボカシ液肥作りのためのボカシを作りました・・・昨年も今年も3月18日にボカシ作りをしています。でも、昨年も思ったのですが、もう少し早く取り組みたいなあと。でも、なかなか思うようには、できないんですね(汗)。

ところで、ボカシ液肥とは何??と、思う方が多いと思います。
まず最初に、肥料には、サプリメントのような感覚の“化成肥料”と、食べ物のような感覚の“有機質肥料”があります。どちらも上手く使えば良いと思います。
そもそも、油粕、魚粕、ヌカ等の有機質肥料はミミズなどの小さな生き物や菌などによって分解され、栄養素となって、植物の根に吸われて初めて植物の成長に関与します。そのために、有機質肥料を畑に撒いて、しばらくしないと効かないのです。
そんな有機質肥料を早く効かすには・・・あらかじめ菌などに分解させて“ボカシ肥料”にして畑に撒く、または、ボカシ肥料を水に溶かして液肥として使う。という方法があります。

ボカシ肥料とは、人間でいうところの御粥みたいなものになります。

新茶時期を前にして有効な方法は何か?と考えた時、ボカシ肥料の成分を水に溶かす、ボカシ液肥がいいのではと思っています。

《僕のボカシ液肥作り》
材料の有機質肥料⇒混ぜ混ぜミックス⇒触ると解れるような団子状になるまで水を加える⇒おいておき、時々混ぜる。⇒“ボカシ肥料”完成⇒タンクに水とボカシ肥料を入れる⇒“ボカシ液肥”の完成。


【材料↓】

↑菜種粕。菜種油を絞ったあとの粕になります。


↑菜種粕をベースに、魚の骨とカニの殻が混ざった肥料。


↑発酵鶏糞。


↑米糠。ヌカだけにボカシ作りからヌカない存在(笑)。

↑糖蜜。黒糖を精製する際にでるものらしいです。


↑人間も食べれるというか、食用の粉状黒糖。家にあった糖蜜が少なかったので、代わりに黒糖を今回は用いました。自分と同じで、黒糖を菌類は好きみたい。



↑各材料を混合後、水を加えて混ぜる。握って団子にして、触るとボロボロと崩れるような具合の水分量にします。

堆肥小屋に、ボカシを置いておくと、だんだんと温かくなってきます。菌類が活動すると熱がでるんです。1週間以上掛かると思いますが、状況を見て完成となります。

どれほど効果がでるかはわかりませんが、試行錯誤は楽しいですね。
こだわってるくせに、そんな畑の状態がいいわけではありませんが・・・思うようにいかないことが多いですけど。何かと考えて、やっています。

読んでくれた方、ありがとうございましたm(__)m。

今日は、強風など大荒れ・・・気をつけてお過ごし下さいね。




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