ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

2021寒茶づくり体験 土と太陽の会 in牧之原

2021年03月15日 06時49分00秒 | イベント
どうも。
3月13日、僕の所属する土と太陽の会の寒茶づくり体験が牧之原市の管理圃場にて行われました。時折、雨が降る不安定な天気のなかで行われました。
当会代表やメンバーを中心とした告知により、沢山の方に参加いただきました。

寒茶って何?そんなふうに思われる方が多いかと思います。

厳寒期に作られる晩茶である寒茶。

いざ、体験してみましょう。


皆さん、剪定バサミや茶刈りバサミ、かごを手に摘み取りというより刈り取りしていきます。


↑レアな1人用摘採機も。これはメインで摘採する機械というより、乗用型摘採機が刈れない電柱周りなどを刈り取りに向くタイプかと思います。1人用でももう少し幅広いものもあると思います。


2人用も下に動画で張り付けます。


刈り取って工場に持ち込みました。
JAハイナンのちゃぐりんにて。JAハイナンさん、ありがとうございます。


↑蒸して。




↑みんなで茎拾い。

↑お昼は古民家を改装した、とこ十和さんにて。一月前に寒茶をメンバーで作った際に利用した際は、梅が咲いていました。今回は菜の花でした。


↑ホッとする味の数々。とこ十和さんのお料理。


↑やりきれなかった茎拾いも当会会員 釜炒り茶柴本さんにて。パワフルな当会の杉田代表。


↑網に広げて数日間、天日と風で乾かします。


↑晩茶に詳しい晩茶研究会の松下会長にありがたい言葉をいただきました。

参加していただいた皆さんありがとうございました!
メンバーの皆さんお疲れさまでした。

今、静岡県の茶生産額が鹿児島に抜かれたと話題になっています。寒茶圃場もそうですが静岡の茶畑はだんだんと耕作放棄地になっています。こういった栽培や製造が簡易で、農薬などに依存せず、飲み口や風味、体にも優しい寒茶のような晩茶などの生産をしてもいいですよね。生活の中に置いていただける、そんなお茶がいいですよね。
静岡茶はいろいろなお茶があるといいと思います。緑茶や紅茶、ウーロン茶、釜炒り茶、晩茶etc・・・多様性のある静岡茶でいきましょう!