ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

鎌のはなし。

2020年11月13日 07時57分50秒 | きかい・どうぐetc・・・
どうも。
なんでしょうね。お茶が美味しいですね!同じものを飲んでいるんですが、夏に飲むのと別モノなんですよ👍ホッとしてしまうんです。
今日は、今シーズン初のアレを買いましたが。それはまた今度。少し前は豆大福を食べました。餅菓子屋さんとデイリーヤマザキの豆大福。どちらも美味しい!

アンコ繋がりで、ローソンとかで売られています、ヤマザキのラップで包まれたアンぱんぱんどら焼きもヤバいです。


↑豆大福って美味しいですね。お茶が合います。


↑デイリーヤマザキの豆大福もなかなか(^^)

↑アンコがヤバい。ローソンとかで見つけられる。某シカハンターYouTuberさんから知りました。他にも缶入の羊羮とかすすめる、無類の甘いもの好きみたいです。

話は変わりまして、うちの父は無類の草刈り好きで、、今は勢いは衰えたものの、地元の川の土手草を刈りまくっていました。
そのまた昔は、周りのお茶農家さんも川の土手草を敷き草に使っていたので、山、東名ののり面や、静岡まで遠征など今考えると凄まじい草刈りでした。
そんな誰しもが草刈りをしていた時代は終わり、取り合っていた川の草もあまり草刈りをしないので刈り放題の時代がやってきました。ただ、今現在は父も高齢なのでボチボチやっています。

その影響で草刈りが嫌いではないので、僕もたまにやっています。
茶畑に敷くとなると、莫大な量の草が必要ですが、敷き草はとても良い効果があります。邪魔モノとされるものが有効に使えるのは良いですね!

そこで使うのは・・・草刈り機?いやいや、鎌なんです。束ねることを考えたら、鎌なんです。刈り捨てる場合は草刈り機も使いますが、ススキとかは利用したいですから束ねたいもんです。

父は刃物屋さん。僕は、ホームセンターだとか、いろいろです。
最近は1年に1度、JA農機具展示会で土佐打の鎌を1本買ってきましたが、昨年は鍛治屋さんの出店はないですし、今年も、、

なので、ちょっとホームセンターで鎌を買ってみました。


↑これは僕的には買わなくても良かった鎌です。


↑地面スレスレまで刈れるってわけです。

↑グリップも滑りにくい。新しいうちはとくに。


↑草を持って刈る。刃の角度がそれにむかなくて、力も逃げてしまう具合。手首のスナップを使って刈り払っていくのにはよいと思います。
例えば、草刈り機で刈り残したところを、刈り捨てるときとか。

もう1本。こりゃ、ヤバい切れ味↓

↑ヤバい切れ味!

↑詳しいわけではないですが、、包丁など刃物に使われる鋼は、白鋼、黄鋼、青鋼ありますが、白鋼は研ぎやすく使いやすいと思いますが、青鋼は硬く研ぎづらい・割れやすい・切れ味の持ちが良いと思います。
僕の中で、青鋼の片刃は切れ味が凄いけど、硬い草を叩くと刃が割れる印象があり、、青鋼は、僕の叩くような草の刈り方にはむかないと思ってきました。
でも、両刃ならどうだろう?と試してみました。

↑あまりの切れ味のよさに、サッと草を刈った勢いでズボンが切れました。

↑地下足袋も。


↑やっぱり、硬い草や木などを切ると、刃はこぼれやすいですね。
使い込むと刃がなるくなり、こぼれにくくなったかな??
使う場所を選べば、使えないことはないですが、少しだけデリケートですね。これから、乾いて硬くなるアシやセイタカなどは気をつけないとです。
切れ味は、カミソリのように軽いです。

それと、モノタロウで鎌の柄を見つけたので、柄がダメになった鎌を直してみました。

↑刃物鍛冶屋さんで買ってあった柄と、モノタロウの柄で付け替えてみました。

↑穴を開けて、釘で止める。刃物なので気をつけてやるでし。

↑研いで完了。一番下のが土佐打ですが、お気に入りなんです。

↑土佐打はコブツキに。3本とも、もともとはコブツキなんですけど。やはり、コブツキは力が入ります(^^)

他にも持っているどの鎌も変なものを切らなければ、半日くらい余裕で使えます。日本の古来からの技術は大事ですね!

自然にある草を、草刈りをして有効に使いたいものです(^^)