ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

錯誤捕獲 ヤバい!

2019年11月25日 23時19分10秒 | HUNTER×HUNTER
どうも。

くくりワナを仕掛けて、2日後でしょうか?雨上がりの朝。

ワナの見回り後、先輩の仕事の手伝いに行く予定であり、早めに起きて3ヶ所のワナを見回りをしました。

まさかの1ヶ所目・・・ガサガサ・・・なんかいる(>_<)

足の長いイノシシかな??(^_^;)


↑こりゃ、捕まえちゃいけないヤツ。もしかしてカモシカさん??天然記念物。

錯誤捕獲というやつでして。
逃がさないとならない。

残り2ヶ所のワナを見回り、放獣する段取りをせねばなりません。

首にワイヤーを掛けて、失神させるしかないですが。

くくりワナというのは、ネジ一本外せば外れますが、1度締まったら弛みにくい金具が付いています。


↑以前、掛かったイノシシの例です。塩ビ管の先に弛み止め金具が付いているため、しっかり、外そうとしないと外れません。暴れれば暴れるほど、ワイヤーは食い込みます。
昨シーズン、カモシカを錯誤捕獲して苦労したベテランが、弛み止め金具をワッシャーにした方が良いと言った意味が今になってわかりました。確かに、それなら逃がしやすいでしょうね。


↑メスなのかイノシシのように好戦的ではないものの、倒したり抑えたりするなかでカモシカのツノが手のひらに刺さりました(>_<)これ、やばない?!
信じられないほど尖っており、確実に人の肉など突き刺さってしまいます。腹に刺さったら・・・死ぬね(^_^;)どこに刺さっても、大ケガです。


失神させて、気を戻すまでの間に、くくりワイヤー、首に掛けたワイヤーを外すというのがとても大変で、1人でやるべきではありません。
外すより、ワイヤーカッターでパッパと切るとか、リスクを考えるとそうした方が良さそうです。

次は、助けを頼み。考えてやります。

獣道は、みんなの道なので、錯誤捕獲を防ぐには、イノシシをヌカでおびき寄せて捕る方が良いと思いました。

生かして放すのがこれほどまでに大変だとは、、カモシカは無事傷つけることなく、逃がすことができました。
互いに命がけの、取っ組み合いで汗まみれ、泥まみれになりました。

野生動物のパワーはとても強く、人の想像を超えています。猟をやられる方、充分気をつけてください。

悪い見本でした。反省します。