どうも。
このところ忙しい。マルチタスクな僕です!・・・ところでマルチタスクってなんでしょう?最近、ラスクってあまり見ないですが美味しいですよね!
小学校に出向いて行う子供闘茶会のティーヒーロー予選があったり、農協祭があったりしました。
しかしながら、ディープインパクトな出来事はこちらでしょうな!
↑初めての獲物にしてはデカすぎるイノシシ。100キロ近くあろうかというサイズ。
オイラが槍でひと突きにしました。
・・・というのは嘘八百です。
↑狩猟期間が始まり、ベテランに教わりながら・・・経験と努力で得た、知識やノウハウを教えてくださります。
単に罠の扱い方だけでなく。
獣道の見方や、ワナの仕掛ける位置の読み方など事細かに。
とりあえずベテラン指導のもと、見本で買ったワナを2基仕掛けました。(ただいま10基自作中です(^_^;))
『やいっ、あんまりウツ(獣道)を踏むなって言ったらやい。』『おまえはなんにも聞いちゃいんな!』と、怒られながら。
そして、ベテランに何を言われようと・・・自分の身の回りのイノシシを捕まえたい、でも・・・特定猟具(銃)使用禁止区域だから、自分のワナに手におえないイノシシが掛かった場合も、ベテランの猟銃で打ってもらうわけにはいけないということです。つまり、ワナに掛かったら槍でやらないといけないわけです。
そのことをベテランには、話をして、『槍でやるのはよせ。』と言われています。
ワナを掛けて数日、僕のには相変わらず掛からない。
チャンチャチャンチャン♪そんな時、ベテランからの着信。
『掛かったか?オラのにいかい(大きい)の掛かったもんで、どんなもんか、おまえさんの槍を持ってきてみよや。うちに7時半な。』
ベテランの家に着くと、ベテランの車にに乗り込み現場に向かいます。
途中で、猟友会のベテランの友人と合流。
現場に着くなり、『○○君や、この新人の子が、槍でやるっちゅうけーが、やられそうになったら銃でやってくりょう。だもんで銃を支度してくりょう。』
・・・これガチなやつやん。試されてる…ビビったらダメや。
思った以上に、大きなイノシシがなぜかおとなしく、横たわっている。
(後々みると、後足が折れており、皮に鋭利なものを刺した切り込みが?他のイノシシにやられたか?)
『こんなおとなしくしてることはないでな。ほれ、やってみよ!回り込めよ。』
僕『いいすか。』
回り込んで・・・デコルテの辺りを狙えないから心臓を横からっと。
エイヤーッ!・・・あれ、刺さらない(^_^;)
エイヤーッ!・・・あれ、刺さらない(^o^;)
『ダメだ!○○君、銃でやれや!』
パンッ!!っと一瞬にして巨体が倒れました。
ベテランが剣なたを素早く刺し血ぬきをします。
僕の槍は丸棒を円錐状に尖らせたもので思いの外刺さりが悪く、初めてなのでイノシシの腕に刺していたかもしれません。皮すらも傷つけられず、雄の場合は皮下脂肪が繁殖の争いの際の防御のため硬くなっているのでなおさらです。
そんなわけで、槍でやりますという根拠のない自信はイノシシと共に見事に倒れたわけです。
が、しかし。ワナに掛かったイノシシの行動を抑制する方法を考えたり。槍の先端形状を変えました。大物用を作ろうかとも。
そして、現場から市役所での手続き、内臓出し、川での冷却。まで終えて、捕獲の日の作業を終えました。
イノシシなどは、体温が高いためら、水に浸けて冷却しないと肉質が落ちるとされます。
↑翌朝、解体を体験させていただきました。これだけの大きさになると、なかなか大変です。
ベテランの指示のもと、作業を進めます。
作業関わったため、シシ肉を分けていただきました。各部位平等にくれました。
↑腹回りのお肉だけでこんなにあります。真空パックがよいですね。
イノシシが捕れると冷蔵庫の冷凍室では無理ですね。冷凍庫は間に合いませんでしたが、メルカリで買ってあります。
↑おまえさんにくれるわ。と内ロースともヒレとも言われる部位をいただきました。一頭から1対のみの貴重なところ(゜ロ゜)
↑もちろん、ヒレカツに。豚と比べたら黒っぽいですが、めちゃ柔らかい。本当に美味しい。
↑軽く歯で噛みきれます。
↑首回りのお肉。脂肪の中にヘダマという苦い玉があるので丁寧に取り除きました。食感が独特らしいです。
↑甘辛く煮てみました。揚げたり、パックしたりマルチタスクしたら少し焦げました。が、問題なし。イノシシの雄は白檀の香り?上品な田舎のおばあちゃんの香り?がすると言われますね。
これも美味しい。
今回は、大きなイノシシを前に貴重な経験をさせていただきました。
実際、狩猟をしている人が猟友会にたくさんいるわけではないこと。捕っても、人に差し上げて食べてもらえるような綺麗な解体をする人があまりいないということでした。
↑ベテランは捕るところからかなり考えられています。銃弾をどこを通せば、肉のロスが少ないか。そして解体まで、絶えず脂肪が赤くなるから血をつけるなと言っていましたが、本当にここまでの肉にするには苦労があります。
それでも、ベテランはイノシシ肉の美味しさを知ってもらいたいと言いました。そしてもっと利用されたら・・・。
僕もそう思います。
本当にベテランのおかげで学ばせていただいています。感謝でしかないです。
イノシシにも感謝します。
このところ忙しい。マルチタスクな僕です!・・・ところでマルチタスクってなんでしょう?最近、ラスクってあまり見ないですが美味しいですよね!
小学校に出向いて行う子供闘茶会のティーヒーロー予選があったり、農協祭があったりしました。
しかしながら、ディープインパクトな出来事はこちらでしょうな!
↑初めての獲物にしてはデカすぎるイノシシ。100キロ近くあろうかというサイズ。
オイラが槍でひと突きにしました。
・・・というのは嘘八百です。
↑狩猟期間が始まり、ベテランに教わりながら・・・経験と努力で得た、知識やノウハウを教えてくださります。
単に罠の扱い方だけでなく。
獣道の見方や、ワナの仕掛ける位置の読み方など事細かに。
とりあえずベテラン指導のもと、見本で買ったワナを2基仕掛けました。(ただいま10基自作中です(^_^;))
『やいっ、あんまりウツ(獣道)を踏むなって言ったらやい。』『おまえはなんにも聞いちゃいんな!』と、怒られながら。
そして、ベテランに何を言われようと・・・自分の身の回りのイノシシを捕まえたい、でも・・・特定猟具(銃)使用禁止区域だから、自分のワナに手におえないイノシシが掛かった場合も、ベテランの猟銃で打ってもらうわけにはいけないということです。つまり、ワナに掛かったら槍でやらないといけないわけです。
そのことをベテランには、話をして、『槍でやるのはよせ。』と言われています。
ワナを掛けて数日、僕のには相変わらず掛からない。
チャンチャチャンチャン♪そんな時、ベテランからの着信。
『掛かったか?オラのにいかい(大きい)の掛かったもんで、どんなもんか、おまえさんの槍を持ってきてみよや。うちに7時半な。』
ベテランの家に着くと、ベテランの車にに乗り込み現場に向かいます。
途中で、猟友会のベテランの友人と合流。
現場に着くなり、『○○君や、この新人の子が、槍でやるっちゅうけーが、やられそうになったら銃でやってくりょう。だもんで銃を支度してくりょう。』
・・・これガチなやつやん。試されてる…ビビったらダメや。
思った以上に、大きなイノシシがなぜかおとなしく、横たわっている。
(後々みると、後足が折れており、皮に鋭利なものを刺した切り込みが?他のイノシシにやられたか?)
『こんなおとなしくしてることはないでな。ほれ、やってみよ!回り込めよ。』
僕『いいすか。』
回り込んで・・・デコルテの辺りを狙えないから心臓を横からっと。
エイヤーッ!・・・あれ、刺さらない(^_^;)
エイヤーッ!・・・あれ、刺さらない(^o^;)
『ダメだ!○○君、銃でやれや!』
パンッ!!っと一瞬にして巨体が倒れました。
ベテランが剣なたを素早く刺し血ぬきをします。
僕の槍は丸棒を円錐状に尖らせたもので思いの外刺さりが悪く、初めてなのでイノシシの腕に刺していたかもしれません。皮すらも傷つけられず、雄の場合は皮下脂肪が繁殖の争いの際の防御のため硬くなっているのでなおさらです。
そんなわけで、槍でやりますという根拠のない自信はイノシシと共に見事に倒れたわけです。
が、しかし。ワナに掛かったイノシシの行動を抑制する方法を考えたり。槍の先端形状を変えました。大物用を作ろうかとも。
そして、現場から市役所での手続き、内臓出し、川での冷却。まで終えて、捕獲の日の作業を終えました。
イノシシなどは、体温が高いためら、水に浸けて冷却しないと肉質が落ちるとされます。
↑翌朝、解体を体験させていただきました。これだけの大きさになると、なかなか大変です。
ベテランの指示のもと、作業を進めます。
作業関わったため、シシ肉を分けていただきました。各部位平等にくれました。
↑腹回りのお肉だけでこんなにあります。真空パックがよいですね。
イノシシが捕れると冷蔵庫の冷凍室では無理ですね。冷凍庫は間に合いませんでしたが、メルカリで買ってあります。
↑おまえさんにくれるわ。と内ロースともヒレとも言われる部位をいただきました。一頭から1対のみの貴重なところ(゜ロ゜)
↑もちろん、ヒレカツに。豚と比べたら黒っぽいですが、めちゃ柔らかい。本当に美味しい。
↑軽く歯で噛みきれます。
↑首回りのお肉。脂肪の中にヘダマという苦い玉があるので丁寧に取り除きました。食感が独特らしいです。
↑甘辛く煮てみました。揚げたり、パックしたりマルチタスクしたら少し焦げました。が、問題なし。イノシシの雄は白檀の香り?上品な田舎のおばあちゃんの香り?がすると言われますね。
これも美味しい。
今回は、大きなイノシシを前に貴重な経験をさせていただきました。
実際、狩猟をしている人が猟友会にたくさんいるわけではないこと。捕っても、人に差し上げて食べてもらえるような綺麗な解体をする人があまりいないということでした。
↑ベテランは捕るところからかなり考えられています。銃弾をどこを通せば、肉のロスが少ないか。そして解体まで、絶えず脂肪が赤くなるから血をつけるなと言っていましたが、本当にここまでの肉にするには苦労があります。
それでも、ベテランはイノシシ肉の美味しさを知ってもらいたいと言いました。そしてもっと利用されたら・・・。
僕もそう思います。
本当にベテランのおかげで学ばせていただいています。感謝でしかないです。
イノシシにも感謝します。