ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

なんちゃって整備士・・・異音を突き止める。

2017年11月30日 07時34分00秒 | バイク・くるま
どうも。

整備士の専門学校を卒業し、2級整備士の資格を一応持っていることを思い出した今日この頃。しかしながら、整備工場などの現場で働いてないからほとんどなにもやったことはないです。学校ではエンジンがボンっと置いてあるんですが、実際の車は狭いなかに部品が敷き詰められて、僕は手も足も出せない状態でした。

最近・・・ほぼ月1行商の際しか乗らないバンがエンジンの回転に連動した『ウィーン』という異音を発するようになったので、このところ気になっていました。始動時などは結構大きな音がでる。

月1で600~700キロ乗りますので一気に状態が悪くなります。次回はまずい気がするので、一念発起しました。車検もありますし。

故障原因探求ということで、いろいろなことを考えながら異音の原因を探ります。そこで思い込みから、先走ってしまいました。
エンジンルーム内はパワステやエアコン、オルタネーター(発電機)など今回の異音の原因になりそうなベアリングなどを内蔵した部品が詰め込まれており、音を聞いてもどこから聞こえるか判断が難しい。

「オルタネーターじゃない?」って決めつけて、取り外してみました。オルタネーターを手で回すとシャーシャーと微かに鳴っている。これだと思い・・・中古オルタネーターをヤフオクにて購入(-_-)

一応と、オルタネーターを外した状態で、エンジンを掛けてみる・・・『ウィーン♪』・・・原因は違うとこにあったんだ(゜ロ゜;
オルタネーターはポチっとしてしまっており、キャンセルはできない。

ネットなども参考にすると、パワステポンプかテンショナーが怪しい。

ベルトを自動で張るテンショナーをはずしてみると・・・謎はすべて解けました。じっちゃんの名にかけます。

↑疑ったけど犯人ではなかったオルタネーター。発電機もベアリング内蔵で異音を発するらしい。ベアリングを交換するには分解しなければならない。分解するにはインパクトレンチがいる。だったらヤフオクで中古のオルタネーターを買うことにしました。が、結局、異音の原因ではありませんでした。


↑ヤフオクで来たもの。1度分解して組み上げたリビルト品ではないようですが、きれいにされています。せっかくなので換えます。


↑犯人はテンショナー、アンタだ!


↑このベアリングの中でグリスの密室殺人が起こっているみたいです。


↑グリスの気配すらありません。


↑元の6203DULXというベアリングではないけど、いけると思います。

あとはネジが残らないよう組つけます。