ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

お茶再発見(?_?)

2013年02月20日 17時15分53秒 | お茶で一服
どうも。
穏やかな春の陽気が欲しいですね。風が強いです。

先月の終わりのことです。お茶の東京方面行商のお客様に、いろいろなものを戴きました。スカイツリーの近くで買ってきた焼き栗のお裾分け、ヘラブナ用の竿、缶コーヒー、お茶に関する新聞記事・・・やさしさ・・・etc  ありがとうございます。

今回は、戴いた新聞の特集記事についてです。


↑朝日新聞グローブ 世界とつながる日曜版 を戴きました。
偶然、テレビでもこの特集記事を取材した記者たちが取材にあたった様子を放送している番組を見ることが出来ました。
世界の茶を取り巻く状況は変わりつつあるんですね。
紅茶の国の英国でも、紅茶の消費は減っている。
植民地、プランテーションから始まり、主に英国に対しに紅茶生産していると思っていたスリランカ紅茶は、今ではロシアが最大の買い手であること。
スリランカの茶畑で働く摘み手は低賃金で働いていること。
ティーバック向けの安価な茶葉の需要に向けケニヤや中国が生産を伸ばしている。
スリランカでは、有機栽培で付加価値を付け、低価格ではなく“質”を重視したお茶づくりを始めた農場があるようです。
緑茶やウーロン茶などが英国でも注目されている。などなど。

日本国内での緑茶の消費量が減っているので、お茶農家の僕は心配でたまらない。日本では国内で消費されるお茶づくりが主であるのですが、大量生産が進みすぎていると思います。やはり魅力のある茶作りが今後必須であると思います。

お茶の持つ力は・・・
★健康的な飲み物、ノンカロリー、食後の茶は口を清らかに。いろいろな効能がいわれています。
★急須で淹れるお茶は、和やかな会話を運びます。
★ホッと一息。リラックス。


↑僕はお茶農家として緑茶を主に作っています。ここ何年か、僕も紅茶をわずかばかり作っています。紅茶は、ストレート、レモンティー、ミルクティーなどなど気分にあわせてアレンジが楽しいですね。
緑茶と紅茶。飲んでいただいて“美味しい。また飲みたい。”と思っていただけるよう頑張らなければと思っています。
お茶の栽培は時間を要するのでなかなか進みませんが、夢を持ってやっていきたいです。