ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

ハロー & バイバイ

2011年01月29日 12時15分55秒 | 家族のこと
どうも、こんにちは。
先日、僕が行商に行っていた26日、我が家の番犬の“ジョン”が死んでしまいました。15年ほどの生涯をまっとうしたと僕は思っています。
行商に行く少し前から、だんだんと、だんだんと弱ってしまいました。





ジョンがなぜ家に来たのか?どんな出会いでも、不思議なものがあるわけですが・・・

はじまりは・・・埼玉県川口市。家一軒で草加市となる境の辺り。今でこそ、住宅やアパートがあるけれど・・・当時は、田んぼや小さな川があるそんなところ。
そこで、駄菓子屋を営む、少し世話好きのおばさんがいました。そのおばさんが、僕の父の姉です。
そのおばさんを、昔から僕たちは、“東京のおばさん”と呼んでいました。昔、東京に住んでいたので東京のおばさん。埼玉に住んだら、埼玉のおばさんになると思うのですが・・・東京のおばさんなのです(^_^)

僕が、小学校高学年になると、冬休みなどの長い休みの時、たまに行商について行くことがありました。
東京のおばさんっちに、寝泊りしてるので・・・行くとね。
何でも、犬が二匹になったんだと・・・少し前からいる一匹は、拾った犬。もう一匹は、『風来坊で、子供達を追っかけまわすから、電柱に結わいてある。』とのこと。
翌日、電柱に結わいてある犬を見ると『ワンワン』と、うるさいこと。

その時は、こんな犬を飼うおばさんは大変だなと思っていたのでした。

記憶がハッキリしないのですが・・・それから、しばらく経ってからかな?

東京のおばさんが、体の具合が悪くなり、犬を一匹引き取って飼ってくれないか?ということで、行商の帰りに、父がダンボールに犬をいれて連れてきました。

家族で相談して、その犬に“ジョン”と名前をつけました。

我が家には、その時、先代犬の“ロッキー”という犬がいて、どうなることかと思いましたが・・・年長のロッキーに従う形で、ジョンがいました。

そんなこんなで、十何年たちましたが・・・なんと言うか不思議ですね。埼玉にフラフラいた犬が家に来て。
ロクに、良い思いをさせなかったけれど。僕は、散歩は気が向いたときにしか行ってないし。

犬は10年と少しが、寿命。人間は、80年も生きる人は生きます。
犬が生まれてから、老いていくまで。
やんちゃな盛りから、物音にも反応が鈍くなるまで。
飼う人は見ていくことになります。

なんか、いろんなことを思います。


先代犬のロッキーが亡くなった時は、梅雨のあたりでしたので、サルスベリを植えました。

ジョンの時は、蝋梅(ロウバイ)を植えました。この季節、寒い中で、黄色い蕾を膨らませ、良い香りの花を咲かせるロウバイはジョンのことを思いださせてくれるし。元気を与えてくれると思うからです。


ついでに、沈丁花(ジンチョウゲ)も植えました。もう少ししたら咲くと思います。花の華やかさはほどほどに、香りが良い花ですので、これまたいいですね。

いろんな木が植わり、庭が森になっていきます(笑)。



↑もう一匹、メルモという犬がいます。(何年か前の夏の写真)
元気を出して行くっす!


ロウバイだけに、ハローバイバイ・・・

では、ここまで読んでくれた方、サンキュウです!