ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

ふと戦争について考えてみた

2008年12月15日 23時18分39秒 | ざっくばらんなこと
最初に・・・関係ないんだけれども、昨日、友達と藤枝の北京という中華屋さんに夕飯を食べに行き、そのあと藤枝鑑定団などで物色するコースでした・・・北京さんでは以前と同様にから揚げ定食を注文・・・帰り際、お店の方から、何処から?何の仕事しているの?と聞かれたので素直に答えたのだけれども、今思うと・・・『東京から来ました、日本テレビです。所さんの・・・』と言ってみたかった(笑)。こういう風にお客さんと話する店は好きですね。
最後に、島田市の「おおるり」に、イルミネーションがあるのを思い出し、写真を撮ることに・・・3回シャッターを切ったら、消灯・・・10時までのようです。残念無念。そんな日曜でした。
さてさて、今日なんですが、ふと、祖父の戦争に行ったときのアルバムみたいなのを見たり、夜は広島の原爆について筑紫さんと綾瀬はるかさんの再放送番組がやられてたのを見たりしました(見るのは二度目です)。日常のなかで、僕たち戦争を知らない人間は、戦争を忘れています。
祖父の、中国へ工兵として行った時のアルバムには、モノクロで、今の自分くらいの若者が写っています。少しカッコつけて斜めにカメラに立ったり、肩を組んだり・・・。一枚一枚の写真の裏には、細かに、いつ、何処で、誰か、が書いてあるんですが、きっと祖父が書いたんでしょう。戦争というものをキッカケに、出会った人と青春を戦地で過したんだなと。
夜の、広島の原爆投下のドキュメンタリー番組では、再現映像を交えながら、原爆投下までのこと、被害に遭われた方の体験談、原爆開発に携わった人間と被害者の会談などが放送されました。僕は正直、アメリカの原爆開発に携わった方が被爆者との対話のなかで、被爆した人に謝る事を拒んだときは、「何で謝らない?」と思ったんです。でも、アメリカ側は、アメリカ側の感情や考えがあるんだと思います。憎しみが、憎しみを呼んでるんですね。核兵器も、戦争も良くないのは確かですよね。でも、対話できたのは良かったです。過去から学ぶことが大事ですよね。
いつか、広島に行ってみようかと思ったり。いつか、祖父が戦争で行ったフィリピンのミンダナオ島へも行ってみたいなと思います。平和になった今、バナナがミンダナオ島産だと、祖父から聞いた戦争の話を思い出します。
戦争の話をすると、誰に責任があるのかとか議論になりますけど、きっと答えはでないですよね。これから戦争を知らない世代ばかりになってしまうのですが、たまには戦争の事を考えたり、聞いた話を伝えていきたいですね。過去から学んでいきたいと思います・・・忘れないで、過ちを繰り返さないように。


↑10時消灯、要注意!!

↑島田の「おおるり」のイルミネーション消灯後の寂しい夜景。太平洋戦争末期、この近くに原爆の模擬弾が投下されたようです。

↑軒に吊るした、干し柿を見ていると、平和なんだなとつくづく思います。