わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

また般若-1

2008年06月23日 | 日記・エッセイ・コラム

Blog220 また「般若」を作り始めた。これは6月21日の状態である。午後から彫り始めて2時間ぐらい経ったところだ。ひば材のブロックを般若の面の姿に合わせて細工をしたところだ。荒彫りの段階で全容はまだよく分からない。

と言うのも、今まで彫っていた「乙」はほぼ完成しているのだが、能面教室の生徒の2/3がまだ出来ていない。

私はすでに素彫りが終わり、彩色を待っている段階である。しかし、他の生徒のうち、半分しか掘り進んでいない人も何人かいて、まだまだ生徒全員が同時に彩色に入る段階ではないのだ。

先週の教室で、「7月まで完成できる人は?」と先生が聞いたところ、はっきりと返事も出ない状態である。2週間に一回だけの教室でも、毎日家で少しづつ彫っていれば、そんなに時間はかからない。それを、月2回の教室だけの時間(1回2時間)で彫っていたのであれば、本当に完成がいつになるか分からない状態なのだ。

月2回で4時間と言っても、準備や後片付けなどで、教室での作業時間は実質1時間半程度だ。したがって、進み具合の遅い生徒は、月に3時間ほどしか作業をしないことになる。私は毎日彫っている。もっとも、最近は午前中の2時間ほどを作業時間に充てているものの、それでも少しずつ進めているから、早いのだ。この調子でいけば遅い生徒は、9月になっても完成しないかも知れないので、私は私で勝手に彩色を進めることにして、予定の7月中には完成させるつもりだ。

Blog221 ということで、他の生徒が彫り進むのをぼーっとして待っていたのでは、退屈になるから、とりあえず別の能面を彫り始めた・・・と言うことである。

で、これは23日の写真である。22日に目の部分を少し形づけて、鼻の付近を彫ったところだ。それの一部修正が今日23日と言うことになる。前回作っていた般若は、約3週間で完成させていた。去年の12月の事である。今回はそれほど気合いは入れていないので、もっと時間がかかるにしても、まあ夏頃までには完成させてみるつもりだ。

まだはっきりとは見えないが、何となくその形が想像できる。ここまで3日間だが、実質の作業時間は計4時間ほど。何と言っても「無職」だから、自由時間は余るほどある。それを少しずつ趣味の時間に使っているので、毎日が充実している。

と書いておけば、とりあえず安泰である。何が?

まあいろいろとね。

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