作業も中断しているのかと思いきや、すでに再開、進んでいた。それが次の通り。
手持ちの材料を使って、今度は「童子」を彫っている。女面ではなく少年のお面だ。実はこれに決めた理由は能面教室で手に入れたパンフレットのおかげ。これは「現代能面美術展」のパンフレットで、金沢能楽美術館が行っている「能面展」のもの。先輩が毎年応募して毎年「入賞」をしている美術展だ。
今年は第10回ということのようだが、この中で募集するお面のうち、「童子」「黒髭」「痩せ男」のお面で上位の賞に入ると、実際の能舞で使用するという特典があるという。だからというわけではないが、たまたま私も1個しか彫っていなかったので「これで行こう」という程度の、まあ単純な理由かな。
今回も作業がいくらか進んでいるので、写真をメインに紹介する。
下は見本の写真だ。1個目を彫ったときの見本でもある。
上の写真を参考に自分で彫ったのが、下の写真。去年の9月22日の写真だ。こうしてみると表情も似ているし、まずまずの出来具合なのかな。
さて、材料に型紙を乗せたところ。この型紙は自作ではなく、3次元の立体型を含めた細かい市販の型紙である。この作業開始が7日。能面教室があった6日の、次の日だ。
下も7日なので面取りから一気に進んでいる様子。
さすがにここまで行くには数日かかる。下の写真は10日の作業終了時である。
上の後に下の状態まで行くのにも数日・・いやこれは11日の写真。
これを見る限りではずいぶんと出来上がっているようだ。見た目もその通りであろうが、よく見ればまだまだおおざっぱな経過でもある。それでもあえて言えば6割ほどの完成度かな。
ただ、この間にも2回程の裏彫りをしており、それにもおよそ1日程度の作業時間がかかっているから、表面を彫っている日数は5日程度だろう。いや、早い早い。
という具合で、ゆっくり休む間もなく次の作業工程に入っていたのだ。
ところで、肩や腕の痛みはどうした? 相変わらず痛いよ。しかも足も痛くなってきた。
毎日のウオーキングで足腰を鍛錬していたはずだが、何やら別の方向から痛みが出てきたのだ・・・うーん、これも秒な事でもあるぞ・・・
というあたりで、とりあえずは毎日のウオーキングと毎日の作業は続いています。
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