わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

ウオークマンの話

2018年04月05日 | 能面

珍しく「能面」以外の話。

タイトルの通り「ウオークマンの話」だ。新年度を迎え・・と言っても高齢者の自分は特に関係はない。毎日がお休みでもあり、新年度でもある。従って、あえて言えば春を迎え「ウオーキングの季節がやってきた時期」とでも言おうか。

で、今回はある理由から、新しいウオークマンが手に入ったので、その顛末を書いてみよう。

3月のあるとき、型落ちのウオークマンが安価で手に入るという情報を得た。で、その情報に乗って「買う」と言っていたところ、宅急便が届いた。てっきり「安価で型落ち」と思っていたのだが、どうも様子が違う。中身をよく見たらハイレゾ仕様の新型だったので、一瞬戸惑った。タイプはSONY NW-A45である。現行品だ。この商品には複数のタイプがあったものの、一番安価だったので「安価」の部類には入る。

さて、安価と言う事は何か理由がある(はず)。そう、イヤホンが付属していないのだ。もっとも、すでにイヤホンなりヘッドホンを持っているなら本体だけあれば良いし、あえてイヤホンなどの付属品はいらない。その方が何かと都合が良いし合理的だろう。

で、私の場合はイヤホンもヘッドホンもないから買うことにした。ただ、説明書によれば「指定のイヤホンはこれだ!!」と説明されていた。開発者によると本体との相性が良いらしい。カタログにもそう載っていた。あ、なるほどである。

で、近所の家電量販店に行き、探したところあった。しかも値段が一番高かった。うーん。どうしよう。ただ、これだけ高価なら最高の音が聞けるのだろう・・と、誰しもが思うに違いない。

で、買ったイヤホンはこれだ(左側)。品名は「IER-NW500N」ウオークマン専用品と書いてある。右は本体の空箱。

メーカーの販売やカカクコムなどでの価格は1万円を切ってはいるが、地方都市の小売店ではそうは行かない。中級品のヘッドホン程度の価格で売っていたぞ!!

ま、文句を言っても始まらないから取り付けて設定開始。

こんな具合で充電から始まり、各種設定や音楽データなどを本体に取り込み、実際に音楽が聴けるようになるまで一日以上はかかったかな?

本来は「ハイレゾ仕様」だから「充分に良い音」が聞けるはずだったものの、どうもそうではない気配。いわゆる音質がこれまで使っていたウオークマンと比べても、若干見劣りがして貧弱なのだ。ただ、音に関するイコライザーなどの各種の設定も豊富であり、適切に設定が出来ればそれなりに良い音質が出てくる・・・と考えつつも、あれあれ?・・的なところがあってまだ納得が出来ていない。

ただ、特に音質については人それぞれの好みがあり、一概にああだこうだとは言い切れないところもあって、ここが大切なのだろう。好みの音楽ジャンルや音源そのものにも影響があるところだ。ドン・シャリ感、フラットな音、バイオリンの高音が好き、鐘の音がきれいに聞こえる・・・などなど。また、単にCDからの取り込んだ音、ハイレゾ音源、ネットから落としたmp3などでも、当然として音質が変化することは承知をしている。

結果として、私の場合は歌謡曲、演歌からクラシックまで何でも聞く。今もショパンの曲がコンポのスピーカーから流れているが、その程度で満足をしている。

 

今回、このウオークマンを3週間ほどウオーキングの最中に聞いていたが、当初感じていた「貧弱な音質」は余り感じなくなった。慣れたのか。それよりも、今日初めて聞いた本体に入っていた「ハイレゾ音源」の曲で、これまで聞いたことのない音が聞こえていた。ベースの音がやたらに良く聞こえた。また鐘の音が極めてきれいに良く響いていた。あ、これがハイレゾの音なのか・・と感じた一瞬だった。

それでも普段聞いている曲は、歌謡曲などのCDから取り込んだwmaとmp4から分離したmp3の音源である。そのため、このウオークマン機能をフルに生かした使い方はしていないから、大きな事は言えないのだが。

上はこれまで使っていたウオークマン。機種はSONY NW-A845だ。これはこれでなかなか優秀なのだが、数年前に一度バッテリーを交換している。それでも満充電で2時間ほどしか再生できなくなっている。ただ、ケーブルを使って他のバッテリー電源を接続すれば長時間の使用が可能だから、予備機として活躍する場面も出てくるハズなので、まだ捨てる必要はない。

 

と言う具合で、息子からの誕生日プレゼントだと思えば、しばらくは使う事になるだろう。

 

 

 

 

 

 

 


小面7 その2

2018年04月05日 | 能面

上は2日。だいぶ出来上がってきたが、作業は難儀をしている。それも前回書いた話がそのまま続いているところ。彫刻刀がサクサクと進まないのだ。もちろん木目の方向などで逆目になったりの影響もあるが、研ぎ機で磨いた後でもスパッと行かない。まあ、これも材料の性質だと思うからやむを得ないことと諦めている。

上は今日5日の仕上がりだ。見た感じでは結構進んでいるから、大筋では一段落の状態。ここまで概ね一週間ちょっとだから作業が早い事には変わりは無い。これでも控え目なのだけど、一応は毎日2時間の作業予定を守っている。まあ、肩の痛みに考慮しつつの作業日程だから「控えめ」と言うことにしているが、このお面に慣れていることもあろう。表題では「小面7」になっているが、実は8個目の作成だ。

さて、裏はどうかと言えば、上の写真の通り。3回目の裏彫りだからこんなもの。ただ、口元付近では「薄くなりそうだ(穴が開きそうだ)」と思うぐらいに彫っているので、要注意!!

このまま行けば来週の11日にある能面塾の作業日までには、素彫りが終わりそう。ただ、特に仕上がりの期日があるわけではないので、いつ完成しようと関係はない。ましてや、今回のお面はタダで貰った「捨てられる運命の材料」で製作を始めているから、単に暇つぶし的な目的もあったので、いいかな。