少しの間、能面から離れていた。と言っても忘れていたわけではなく、あの獅子口のめんどくさい作業から離れて、若干の息抜きをしていたと言う具合。
で、それが収まったところで、手持ちの材料を眺めていたのだが、どうも、材料に見合った、かつ、今彫ってみたいお面は思いつかずに、やむを得ずまた、手間のかかる「不動」を彫ることにしたという話だ。これだと時間もかかって、ある程度は作業期間も長持ちをするだろう・・・と言う思惑もある。何とかして12月まで、あわよくば大晦日まで素彫りぐらいは持ち越したいものだが・・・・
見本はこれだが、写真のみ。まあいいか。技術でカバーする事にしよう。
1 作業開始 10月9日
2 同上 9日の作業。
3 同上 9日の作業
4 10日の作業
5 11日の作業結果
と言う具合で、取りあえずは作業を進めているところだ。今回は、前回の失敗した部分でもある「渦巻き状の毛髪」に注意をしながら、思い込みでのこぎりを使わずに、慎重に彫り進んでいく事にしたい。
とは言いながら、毎回、どこかで失敗をしているから当てにはならないものの、一応は「前回の失敗を修正しながら」老化した脳細胞を活性化しつつ、暇をつぶしていくことになろう。
それとは別に、最近は「訪問者」もずいぶんと減ってきているようだ。もちろん、記事そのものに関心がないのはしょうがないとして、自分も単に「記録として書き続ける」程度の認識を持っていれば、何とかこの連載も続けていくことが出来るだろう。。と思っている。
実は、友人もブログを書いているのだが、こっちは景色や花の写真などを丁寧に紹介しており、それを見るのが楽しみだという読者もずいぶん多い気配。もっとも、興味深い記事であれば、訪問する人も増えるというのが実態なら、私のブログは全くの「変な趣味」だから、もしかして敬遠されているのかな?
なーんて。