わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

翁その4

2009年09月01日 | 日記・エッセイ・コラム

Okina09

9月に入って、いくらか作業をやっている。見た感じはだいぶ出来上がっているが、細かいところでまだまだ。が、ここまで来れば後は容易な細部の彫り込み作業になるから、作業としては楽である。

しわの部分や目の部分を入れたことで、顔の表情がよく見えてくる。紙ヤスリを使って顔の表面を滑らかにすることで、でこぼこや彫り具合がよく見えているから、修正するにも都合がよい。あちこちに彫り残しや欠けた部分が見えるが、それはおいおい修正することにして、とりあえずは9月末完成に向けて作業を進めている状態だ。

さて、

Win98s

これは「Windows98SE」をインストールしているところ。 いまごろなぜ98SEなのだ。実は余っていたPentium4 1.8Ghz と ASUS P4B266の組み合わせにインストールしてみたのだ。これは用済みの部品で分解して放置していたものだが、この組み合わせに98SEを入れたら、かなり早くなって98SE用のゲームも速い動きをするのではないかと思ったから、それを試して見たもの。

今時98SEをインストールするのは実はいろいろ大変なことなのだ。まず、98SEのCDから直接インストールできなかった。というのもバージョンアップ版なのでCDから自動起動しなかった。しょうがないのでFDからDOSを起動しSETUPを実行したところ、もとのOSが見つからないというメッセージと共にWindows から起動してくれてと言うエラーが出た。

CドライブはすでにFormatしており、もとのOSは入っていない。ということは、Windows98を入れなければならないことになった。しょうがないのでWindows98のCDをいれてDOSからSETUPを実行して、まず、素のWindows98をインストールした。この時代はインストールに約1時間ほどかかる。しかも途中にWindows95のCDを入れて下さいというメッセージが出てしまうから、行方不明になっている95を物置小屋から必死になって探し出し、何とか上記の写真までこぎ着けたと言うことだ。

で、Windows98が無事インストールできたそのあと、おもむろにWindows98SEのCDを入れてインストールが完了することになる。

さて、無事Windows98SEがインストールされたことで、Windows98用のゲームが快適に動作したかと言えば「否」であった。もともと低いスペック(Pentium3 800Mhzなど)でうまく動作するソフトを、想定外のCPUやグラフィックボードで起動するのである。かえって動作が不安定になったり途中で止まったりした。何とか動いたソフトでも「速くなった」という気がしない。結局は無駄な作業になってしまったと言うことである。

まあ、Vistaで動作するゲームが主流の今日に、今更Windows98用のゲームをいじろうとしたことに無理があったのだろうが、教訓としては変なことはしない、変な期待はしないことだった。それでも2日ほどはそれのために費やしたので、それはそれで充実したことになるのかも知れない。なんという馬鹿な爺だ。ははは。