CANON EOS 40Dというデジタル一眼カメラである。詳しい仕様は書かないが、8月31日に新発売されたもの。10日に購入した。
デジカメは初めてではない。もうだいぶ前から使っている。最初はCANON POWER SHOT G1というコンパクトデジカメを買った。このシリーズは今も発売されている。もっともPOWER SHOT G9まで進化しているが、私が買ったのはG3までであり、その後はデジ一眼に変わった。G3は今でも使っている。このブログの写真は全部G3で撮ったものだ。4メガピクセルだが、小さい写真で良いものはこれで間に合うから、まだ現役である。
デジ一眼になった理由は、ある時、市内のアイスアリーナで国体のフィギュアスケートがあり、G3を持って見に行った。で、写真を撮ったのだが、ほとんど失敗した。
フィギュアスケート選手を液晶で捉えてシャッターを押すのだが、その時はすでにピントも固定されているから、移動している選手にピントが合わない。また、シャッターを切ると液晶が消えるので、狙った位置に選手が来ていない。多くが通り過ぎているのだ。更に次のシャッターが切れるまで、内部で画像処理が行われるからタイムラグがある。などなど。
結局、動きのあるシーンにはコンパクトデジカメは向かない事が分かって、デジ一眼に移行することにしたのだ。そうして最初に買ったのがCANON EOS 10Dである。平成15年2月だ。これを買ったときは気合いが入っていたね。カメラ月刊誌を買ったり、紅葉の撮り方、風景の撮り方など各種ハウツーものの本などを買って勉強したものだ。実際に近くの山や観光地に出かけていろいろと写真を撮った。
それをパソコンで印刷して喜んでいたが、一年ほど経ったときにEOS 20Dが発売された。画素が640万から820万画素になって機能もよくなったというから、すぐに買った。16年2月だ。その頃からレンズにも投資をして、結構金を使ったが、飲み食いで消えたわけでなく、物として残っているから、無駄遣いではないと自分では思っている。
EOS 20Dは結構長く使ったことになる。この間にEOS 30Dが発売されたが、それは買わなかったので、今回EOS 40Dを購入するまでの3年半ほど、大いに活用した。今年は休んだが、去年までは毎年近くの八甲田山、十和田湖、奥入瀬渓流、蔦沼、その他の観光地へ春と秋は必ず出かけたものである。最近は無職だから、天気の良い日はいつでも出かけることが出来るのだ。また、庭に咲いている花を良く撮った。実はこれがメインなのだが、もう数千枚も花の写真が残っている。これも気に入った物を印刷して、居間に飾っているが実によい(自分だけ気に入っている自己満足)。更に、孫の写真が大量に残った。これも大きな財産だ。これも印刷して毎日眺めている。
ということで、今回の購入は、大きく進化したデジ一眼を満喫するべく「へそくり」を使った・・と言うところだ。
さて、余ったEOS 20Dは防湿庫に入れて、次の出番を待っている。