katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

KAMEYAさん教室とunidyへ下地作り

2014-07-26 23:17:00 | モザイク教室

今日は定例の月に1回のkameyaさんの出張教室。有難い事に本日は5名の参加。では1人目から・・・・。この方は定期的にいらしているんだけれど、明らかにここ数回、確実に自宅で進めている。ってよりも、かなりやっている。簡単なイメ-ジなんだけれど、月に1回の時は、あっ明日モザイクの日だ・・・って感じ

で、忘れていた時間の方が多かったと思うのね。それが良くある話で、やばっやんなきゃ・・・と前日やったりする人がいたとする。けれどそれでも、1日だけ早くモザイクを思い出したよね?・・・・もしそれが、ここでやった半月位後に自宅でやったとする。ほら、忘れる事よりも、覚えている事の方が多くないかな?

でしょ?それが上手くなる瞬間なのね。そう言う変化が急激に進化したようになるのね。 しかも、やっていなかった人がやるのだし、1人で出来ない事を進めて良いとは言わないから、やれば当然進む。進めば気分も良いし、先が見えたりするって楽しかったりもする。

果てしなさが取れただけでも、気持ちが晴れる・・・・そんな感じになる。しかも、この方の場合、ほぼバックのクラッシュのみなのだから、切っては張り、張っては切る・・・って感じで、段々と慣れて来ればペ-スも上がって来る。そんな中、今日終わるかも・・・・ってやって来たのだけれど、三角2つで蝶なんて、

下絵が描いてあって・・・・絶対にダメって言うと、仏像彫刻の方や金町湯の方にも言われ、むしろそれなら無い方が良いって指摘。そんな訳で、是正した蝶を見ると・・・これになる。もはやこの違い・・・極端なのね。プレハブが高層マンションになった感じ・・・。

さっきは簡単お手軽だった絵が、ここまで精度を上げてきちんとした蝶になった・・・・全くもう・・・って感じなのね。ただ、当然難易度は上がるから、4時間位はやってたけれど、終わらなくても当然だけれど、確実に素敵にはなった。後は自宅でクラッシュを入れるだけ。素晴らしい仕上がりとなった。

これがもっと上手くなると、こんな感じになる。

                   

               

これは見ての通り金町湯の方が自宅で作ったもので、しばらく事情があって来られなかったので・・・楽しみで作ってたらしいのね。そうね、これの何処が上手くなった人なの?って言われそうだけれど、モザイクをやっている人なら、すぐにこれは素人じゃないな・・・と判るはず。

1cmタイルを切ってある・・・しかも1人で作った・・・これが大事なのね。切る張るをきちんと習えば、こうして軽く遊びのモザイクが出来る。しかもさらっと。こんな作品を作れる人は、きちんとした腕を持ちつつある。その結果がこれ。

         

画像が悪くてすいません・・・なんだけれど、明らかに別人のように見えるのね。つまりこれが作れる人の遊びの作品だって事。ちょっと前は、遊びの作品もちゃんとした作品も全力だったが、悩んで進める作品と、はい出来たぁってお気軽簡単な作品を1人で作れるようになった。

って言うか、作り方を変えられるようになった。しかもね、そうは言っても、切る事が上手いので、要所要所にきちんとしたパ-ツが入っている事が、単なるお気楽簡単だけには見えないのは、切る事が上手くなった人の技術でもある。更にその間にも、コツコツやっていた仏像彫刻の人も、

          

こうなるのだけれど、ここはここで来られなかった悩みとは別で、やった割には進まない・・・って悩み。そこでいっぺんに2人を解決する為に、葉っぱをやろう・・・・と声を掛けた。じゃ葉っぱを言葉で表現して見て・・・・ギザギサとか・・・なんて言葉を掘り下げて、ギザってどんな感じ?

ギザって尖っている感じ・・・尖っているんだから、丸くは無いよね・・・・しかも、鈍角よりも鋭角の方が良いよね・・・・こんなやり取りをすると、頭の中にあんな形・・・って言うのが段々と限定されて来る。そんな形に切って見る。勿論上手くなったらね・・・。それを自分で考えられるようにね・・・・。

何しろ自分で表現したい事なのだから、口にした言葉を掘り下げれば良いだけ。それを感ばかりに頼るから成功の確率を下げる。ただ、これをするには、ある程度どんな形でも、スイスイ切れるようにならないと、切る事がおぼつかない人が、そんな事をすると、全く進まなくなる。

この2人は今のやり取りだけで十分進められるし、更に言えば、どうして葉っぱをやると良いのか?ってな話になるのだろうが、それは簡単な話で、葬式と結婚式の色の違い・・・・黒と白、赤と白・・・たったこれだけで、気分が変わるような事があるとしたら?

果てしなく同じ色や同じ形が続く・・・って言うのは、気分が滅入る事がある。しかも、2人共に花の形にこだわったパ-ツを切っている。当然切り終わるまでに何十回でその形に整えただろうか?それが尖った形・・・・なんて感じで切ったパ-ツは何回で切れるのだろうか?

つまり花びらには失敗まで付き物だったりするのに、葉っぱは失敗はほぼ無い。しかも、色も変わって気分も変わる。当然、結果としても進むから楽しいって事に繋がったりもする・・・・。今日の2人には必要そうだったのね・・・・進む事がね。

何せしばらく振りに来られた・・・って金町湯の方は結果が欲しいし、ここは悩む事よりも進行具合。それと、もしまた来られなくなった時の保険。ここで葉っぱのやり方を手に入れて置けば、タイルは持っているし・・・・一人でも進められる場所が増える・・・・。

けれどもし、その進み方を見て、良いなぁ・・・・ってなると、困るので仏像彫刻の方にも・・・となる。しかも、同じ説明だし、それじゃなくても2人は仲良しで、進行具合とか電話で話したりするんだって。それなら、片方がやり方を忘れても、片方の方が覚えていてくれれば、何とか進めるだろうし・・・。ねっ。

そんな中、少し笑いも入れると・・・・何か横の3つ気になるよね・・・・何だこれ?・・・・

           

それがね、金町湯の方が目地をすると、目地材がいつものように余って・・・・すると、前回も作った人形をそれでスイスイって作ったのね。何やってんのかなぁ・・・・って言ったものの、ちょっと完成度が良くて・・・・・そのうち、みんながやり出すんじゃないのかな・・・・なんてね。

           

それでは、次の方。この方は体験を経て2作目。ご年配の方で、ぺきぺきで色を楽しみつつ、進めていて、前回、タイルと道具を購入して自宅でもやってみたい・・・・となって、今回渡したのだけれど、無理に進めないように・・・と注意をしつつ、今日は前回の続きをやって完成させたのね。

次回はこの下に鍵かけみたいな木をぶら下げるに当たって、その小物作りをする予定らしく、今度は少しだけ花みたいに同じ形に切るような練習があると、もう1つ上のグレ-ドに見える。さっきの金町湯の方のように四隅の1つにでも、形のあるデザインがあったりすると、お洒落度も増すのね。

           

更にもう1人。前回体験でコ-スタ-を作り、2度目。下絵も持って来ていて、準備万端。じゃ、色を選んでふち取りから・・・となるのだけれど、これが意外と難しいのね・・・。目地幅を統一して張るって・・・・。ただボンド付けて張るだけでしょ?なんて甘く見ていると、意外と痛い目に合う。

普通は張るだけ・・・なんてスタ-トのモザイクって多いが、ウチはいきなり切るだから、ただ張るって言うのは、そのうちに続けていたら・・・機会もあるだろうし・・・って話なのね。だから、一応こんな感じになるのね・・・・ってやり方とコツだけ教えて、軽く流して・・・・いよいよタイルを切る・・・に入る。

明らかに、経験者なら判るだろうが、すべてのパ-ツが反った形で切るようなものばかり・・・・。月のような形・・・えぐるような形は、慣れないと失敗が多くなるし、妥協すれば、グレ-ドを落とすし・・・・明らかに初回の体験とは全く内容が違うのね・・・・・。

でも、最後の言葉が全て・・・・。全然進まなかった・・・。でも30パ-ツは切ってある。確かに前回よりも少ないかも知れないが、前回は割ったって感じ。今回は切ったって感じ。流動的なものと、必然とでは難易度は変わるし、前者には失敗はほぼ無いが、後者は失敗続きになり、場合によっては1枚も切れない

・・・・なんて事があっても当たり前で、そのパ-ツのグレ-ドにもよる。そう言う点でも、30しか切れなかった・・・では無く、30も切ったのかも知れない。いずれにせよ、上手い人達が、結構やったじゃん・・・・って声を掛けていたのを聞いても、俺もそう思うのね。

何とかここをしのいで完成まで頑張って欲しいのね・・・・。そんな中、タブレットをここでもデビュ-させて、かおるさんのFM江戸川にリクエストすると、1曲目に掛かって・・・・仏像彫刻の方が好きな、キンキのフラワ-が流れて来た。何か近代的になって来たのね・・・・俺も・・・・あははははは。

そんなこんなで夕方帰ってから、その足でunidyへ。ヤドカリの下地2つ、ご新規の30cm程度の下地、更に今日決まったkameyaさんでの子供教室。その下地と、例のキラキラプレ-トを全部自分で張りたい人用の下地を切るだけ切って・・・・ラストまで・・・。

アトリエに戻って軽くペ-パ-掛け・・・・あっという間に深夜となり・・・・本日は終了。


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しつこい位のお教室下地の仕込み・・・・途中キウイ参加

2014-07-26 04:04:54 | モザイク教室

朝は何しろ29日と迫ったNHK学園で使うヤドカリのコルクボ-ドから・・・・。組み立てが2つと太陽のまわりのニス塗り。それだけでも半日を回る・・・・・のね。更に明日以降、ヤドカリと太陽を彫って、更にコルクを取り付け、ペンキ塗りとなる・・・。ただ後1日で出来るので、最悪日曜には完成する。

                 

そんな中、お昼過ぎにキウイがやって来て・・・・・来月分のお教室の枠張り。少しデザインを変えて見て・・・と頼んで、やって貰ったのね。そんなこんなで、下地を作った分は張り終わり、ほぼ3会場分は終わったので、KAMEYAさん分もキ-プ出来そうなのと、高洲など多少使って見たいって声の掛かっている

所の分は何とかなりそうな数が残っている・・・。そんなこんな何とか下地の準備も整いつつある。それが、夕方、角嶋の親父さんが来て、苦笑いしながら、まだやってんのかぁ・・・ってな感じの中の話で、昨日フィギュアが来て、俺がやってあげるよ・・・って言ってくれたんだけれどさ・・・・それがね・・・

随分と簡単そうに言うから、親父さんが難しいって言ってたんだよっ・・・・と言ったんだけれどさ・・・・軽く始めたのね。すると、しばらくして・・・・合わないなっって言い出して・・・・。だから言っただろっ・・・・難しいんだってって・・・。それでこうするんだよ・・・なんて言うと、まさか俺に木の組み立てや加工の事を、

言われるとは思って無かったんだろうね・・・・。昔は何も出来なかったから、良くやって貰ってたからね・・・。すると、その難しさに気が付くと、katsuちゃん、これ全部1人で作ったの?って・・・・。そうだよっ、四苦八苦だったけれど・・・・そこそこ何とかなってるだろっ?・・・・・うん・・・ってな話。

ただこんな話は別に不思議じゃない。つまり子供の成長を気が付かない親のような話で、常にきちんと見ていれば、親父のように例え大工さんでも、俺の木工の進歩を認めてくれるが、フィギュアのような場合、あの時のまま時間が止まっている・・・・時より見ていても・・・・ね。

何しろ前フリとしても、ユ-ミンママのポストの取り付けを頼んだのもある。それ1つでも昔のままと思いがちなんだろうが、簡単な話で、木工にしても、切る、彫る、組み立てる・・・と工程によって技術は変わる。全く違う技術でしょ?

例えば野球なら、打つ、投げる、取るは別の技術。良い打者が守れるとは限らない。でしょ?つまり単なる思い込み。フィギュアは常に木工は自分の方が上手い前提で考えていて、更に俺が上手くなっているのに気が付かない。

更にモザイクの人と思い込んでいて、木に関して一切どう変わっているか?見ようとしない。しかも、一旦自分が困ると、その技術を知った途端、上手くなった・・・・と勘違いをする。こらこら、そこが違うんだって・・・・。確かに彫るだけなら、かなり上手くなったと思うけれどね。

枠の側面を彫るだけでも、買ったら1000円弱しても良いプレ-トをスイスイ切れるようになった。更にヤドカリの形みたいなのは、何処にも売ってないものも、切れるようになった・・・・ここまでなら、フィギュアよりも上手いし、早く作れるだろうね・・・今の俺なら。

ただね、それから見ると、組み立ては見劣りする。そうね、打てるし、守れるけれど、足が遅い・・・みたいな欠点がある・・・そんな感じ。例えば、真っ直ぐ切る事が出来ない訳なのね・・・・・何せ丸ノコって機械が使えないから。けれどunidyで切って貰えるから、四角い形にはして貰える。

そうなると、枠を彫るだけ・・・・って言う1工程だけの場合、自信のある事のみなのだから、結果は出るし、失敗は少ない。では、ヤドカリみたいな場合、まずデザインをし、輪郭を切る。切る道具がトリマ-って得意な機械。これは曲面を切る道具。普通建築は真っ直ぐに切る事が多いから、この道具の回数を

使用する直線の回数と比べれば、1年間で何回使うのかな?って数しか使わない。俺はこれしか使えない・・・・全く使う時間が違う。そうなれば、得意な分、特にここにも問題は少ないし、更に彫るって工程に繋げるのだから、2工程連続で結果が出る。

ただ、もう1つの組み立て・・・・となると、それらと比較すると恐ろしく見劣りする・・・・。だから頼む事になる訳で・・・・。それを何とか額縁だけは自分で作る・・・・ってやっている訳は1つ・・・・そうそれは角嶋の親父さんが大工さんとして難しいと言うから・・・・。

一見、矛盾しているようだけれど、実はきちんと根拠はある。これが額屋さんなら毎日だから、簡単に作るでしょ?けれど、そんなに上手いのに家は建てられない・・・。けれど大工さんは家を建てるのが仕事だから、家は建てられるけれど、額縁は作れない・・・・いや、作れる。けれど、家より見劣りするだけ。

理屈はこう。だから、どちらにも当てはまらない事ならやらないと・・・・。家でも無く、単なる額でも無い・・・それがもし、辛うじてでも、額っぽく見えるようになれば、後は得意な所に行ける・・・しかも、本当に得意なのはモザイクなのね・・・・。後半巻き返せる・・・。

俺の本当の意味のモザイクって部分の技術って所に眼が行くまで・・・・・色々、手に入れて置く時間と思っている・・・・その日が来たら出来なくなるのだから。今の内の事だと思って・・・・。まだモザイクのみで判って貰える腕も、それを評価出来る眼もまだまだ作れてはいない・・・・。

ただね、そうは言っても、少しずつだけれど、単なる色だけでは無く、形って部分では、相当理解出来ている人達が出て来ているのも事実で、質の良いとは何か?なんて言う事を感にだけ頼らずに、色に誤魔化されず、モノト-ンでも見られるような技術を手に入れて貰ったり、やらずとも、見抜ける眼も、

育てて見たいものである・・・・それが質の向上に繋がるだろうから・・・・。ただそれには興味を持って貰わないとね・・・底辺拡張も大事だから・・・。その為には、変わった事を見せて行かないと・・・・人と違った俺っぽいものを・・・・。そんな感じ・・・・。

 


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