リピ-タ-さんの金魚教室と・・・・・

朝、アトリエに着くと・・・あれ?日高氏。駅前で仕事があってさ・・・けど訳あって
出来なくて・・・もう来るかな?と思って、待ってたって。

じゃお茶でも・・・と用意して、その後、いつものように金魚の世話と草花に水やり。
ここまでは何でも無かった・・・・その後、日高氏が帰って、お教室が始まる間の

ほんのわずかな時間に金魚を観に行くと・・・・・あっ・・・いない・・・
しかもかなり・・・・またかよっ・・・でも良く確認すると・・・・

金魚の背中に傷がある・・・しかも何匹も・・・・猫かねずみ・・・・恐らく犯人は・・
ガッカリである・・・唯一の楽しみ・・・もはやこれしか無いのに・・・

完全に卵を持っている親もいたし・・・・しかも今回も大量に・・・・
過密だったのにスカスカに見えるくらい・・・

ただ持ち直さないと、これから教室・・・・さてそんな中、リピ-タ-さん教室。
8人の中で唯一、キャリコってブチのような柄の金魚。

実に個性的で面白いし、丁寧に作っていて、仕上がりも素敵である。
かなり難しい事をやっているにも関わらず、あぁぁぁなんて声も上げずに、へこたれる

事も無く、だからと言って楽々やっている訳でも無い。ただ楽しい課題って言うのね。
何とも有難い話である。辛いとか大変と言われても仕方ないのに・・・・。

むしろ楽しんでいらっしゃる。そんな中、面白い話があった・・・・それはこんな話。
客観的にブログを読んでいると、アトリエは村のように見えるらしいのね・・・

はぁ?と思うも、良く考えると実に面白い表現で、意外と気に入っちゃったのね。
って事は俺は村長なのぉ?嫌だなぁ・・・だって村長はヒゲとか生やしていそうだし、

何か威張っている感じじゃん。俺はどっちかって言うと、おかみさんって感じでしょ?
そんな話をすると、これが笑いを誘った。更にここにきている人達は村人らしく、

先日、その村人の1人、みどりとの相席教室は楽しかったらしく、村人と会った・・・・
そんな感じだったらしいのね・・・・あははははは。

まるでロ-ルプレイングのゲ-ムのキャラみたいな感覚なのかな?
ただ今までに無い比喩が非常に面白い。良く何か特殊な団体か?のような事は聞いた事が

あったが・・・・こっちの比喩の方が可愛いし、実に良いのね。
そんなこんなで今月末に予約をして下さったのだけれど、その時にまた村人来ないかな?

って言っていたんだけれど、もし差し障りが無かったら、誰か相席教室をよろしくです。
さてその後・・・・



ん・・・・って感じ。

キウイ親子の金魚教室

と言う訳で、2回目の金魚の親子教室。キウイはウロコの切って切って・・・と溜め置き
してから・・・・ともはや特訓のようになってたのね。

大きさは大体1cmタイルの2分の1。かなり細かくなるので大変なのね・・・・。
何しろ扇の形が少しずれると合わなくなって行くからね。

さてそれでは娘さんたちは・・・



小さい方がお姉さんで、大きい方が妹さん。何とも丁寧に作っているから進まない。
何しろこの2回の教室だけでも10時間を越えている・・・・。

そもそもが作品を観なくても、やった事が無い人でも、きちんと理解出来れば、
きっと凄いものになるだろうなぁ・・・って想像が出来るはずなのね。

何しろこの2人は何度もモザイクをした事がある。しかもお母さんのモザイクをやっている人で、自分がモザイクをしていない時も、観る事が出来る環境である事。

これらを踏まえた上で、通常体験教室は20cm程度の大きさを3.4時間で終わる・・・
初心者の人達が・・・。それがこの2人、経験値ありでそれ以下の大きさを何倍もの

時間を掛けて作っている事。掛かっていると掛けている・・・こんな表現が良いかな?
違いはそんな所かな。方や初心者の体験教室で時間内。方や経験値ありで無制限。

恐ろしい違いが出る。ただ後は考え方。何か進まないなぁ・・・って思うのか、
やっぱこんなペ-スって事かぁ・・・って思うかで、気持ち次第で変わって来る。

こんな気持ちになるのが経験者ならではの悩み。もし2人が今までの大きさの時間で、
こんな小さいんだから・・・・この位の時間で終わるかな・・・?って思っていたら、

うぇぇぇぇ、面倒なのねぇぇぇ・・・・って感じになる。だから掛かっている・・・
って表現に当てはまるだろう。こうなると、果てしない気持ちになる。

それがこんな細かいパ-ツの繰り返しなんて・・・・・うぇぇぇぇって思って始めていたら・・・その時点でうんざりって感じでも、やり付けないお題であっても、

単なる楕円の繰り返しって何と無くでも始まってしまえば、経験値でこうしてグレ-ドを
上げて上手く作って行く。それが経験値ってものなのね。

ただ問題は気持ちなのね・・・その時間、楽しかった・・・って思えるか?思えないか?
こっちサイドで言うなら、いかに辛い、大変だぁ・・・って思わない時間を作れるか?

何と無く時間が過ぎてくれれば・・・勿論、手は動かしたまま・・・ね。
そんな時間が過ぎていたとするのなら・・・・きちんとした結果は付いて来る。

コツコツって言うのは、こんな事の繰り返しで、いかに気持ちを切らさず最後まで
たどり着くか・・・・である。それが大作になればなるほど、その繰り返しが難しく、

いかにその繰り返しをするか・・・になって来る。だからそうする為には、何か自分の
気持ちを整える、そんな何かが必要になったりする。

それが例えばタバコのように一服・・・こんな短い時間だと非常に良いのだけれど、
旅行なんてもんになると、いつやるの?って感じになる。

だから子供教室なら、はいおやつタイムぅぅぅなんてのも、1つのアイテムだったりもする。根を詰めるのもどうかな・・・って感じでね。

何しろこの先もまだまだあるんだからね・・・・まっ1つのね、あくまで。

それはそうと、見て欲しいのは、妹さんの目のグレ-の部分。このまぶたみたいな形。
この難しさは経験者しか理解出来ないんだけれど、ほぼ小学生には有り得ない技術。

何をしてんだか・・・・そんな事をしていたら進むはずは無い・・・けれど、技術は
恐ろしいほどの難易度なのである。

そうかと思うと、お姉さんはこの小さいウロコから段々更に小さく・・・・しかも段々。
実に綺麗な段々になっている。流石なのね。

こんな作品が俺の他に8つも集まって来たら・・・と思うと、ゾクゾクしちゃうのね。
一番楽しみなのは、完全に俺である。

そんなこんなの俺は・・・・


ん・・・・進まない・・・・