katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

キウイの土佐錦教室

2013-04-22 22:46:53 | モザイク教室
もうこれについて特に言う事は無いのだけれど、こんな話があった。
いつも言う色合わせだけをしない・・・ってあの話の続きなんだけれど、

どんな土佐錦を作りたいのか?・・・と聞くと、若々しく、可愛く、華やかな・・・と
かなり具体的な表現が出て来て、実に次の展開に行きやすい。

まず若々しいとはどんな感じか?可愛いってどんな感じか?華やかってどんな感じか?
こうやって掘り下げると・・・・例えば華やか。はなやかとも読むけれど、

豪華の華でもある。例えば尻尾の白。白ってイメ-ジは?白衣の天使とか、純白のドレスとか、結婚式の白無垢とか・・・・あるじゃない?

そんなのって、例えば汚れ無きとか、そんなのが含まれていたりもするよね?きっと。
そんなのも踏まえて、じゃあ本当に白かな・・・本当に・・・?

テカって無いかな?本当に白いシ-ツと同じかな?ここなのね・・・ここ。
白とは違う気がすんのね・・・・つまり白には見えるが、パ-ルな感じって言うのかな?

白衣の天使は違うかも知れないけれど、華やかにしたいってのならね・・・。
つまりそもそも金魚の尻尾ってのは透き通っていて、バックの色に影響するようなもの。

それを白で表現しようとしている訳で・・・・そこを変化させて絵とは、写真とは違う
表現が出来るのがモザイクとしての照り・・・そこを白でも違っているのに、パ-ルで

華やかさを増すって変化させたりしたとするのなら・・・、そしてもしそれがクリア-
出来たとするのなら、理想に足りないのは、若々しくと可愛くとなる。

じゃ若々しくと可愛くってのは、同じような連想ゲ-ムをしたとすると?・・・・・
ここらが難しくなる所で、一体誰が可愛く思えるのか?それが自分自身だとすると、

40代のお母さんの可愛いとなる訳で・・・幼児が可愛いって話では無い事になる。
例えば上絵の赤。これはイメ-ジで言うと、12色入りの色鉛筆やクレヨンみたいなのに

入っているような赤だと思って貰うと良いのだけれど、そうなるとそう言う赤では
無い感じの、もっと大人な赤ってどんな感じだろうか?・・・でも大人過ぎずに、

あくまで可愛い・・・・こうやって自分のイメ-ジをたどって探すもので、ただ好きな
色を選ぶって言うのは実に短絡的な作り方になる。

勿論、最初の頃はそれで楽しめて良い。ただ上手くなるにはそれでは無理。
まずは自分のイメ-ジするものに近づける練習だと思うのね。まずは・・・

そんな事が出来るようになって・・・それを何度も出来るようになって、それから
その常識的になった事を壊して行く・・・・こんな事が判り易い気がするが、

これを色合わせ的考え方にすると、写真にある色がタイルには無い・・・だからこれで
良いか・・・これしか無いから、じゃこれで・・・とか、まっ良いか・・これでとか、

あっこれあった・・・これは無いや・・これも・・・とほぼ思った色は無い。
つまりモザイクを続けて行けば行くほど、思った色は無いや・・で作って行く事になる。

だからこそ、あるからこれ、無いからこれ・・・と色選びをするのでは無くて、
自分の掲げたイメ-ジに似合うものはどれか?・・・・と捜索する・・・そんな考え方を

お勧めする。そして基礎中の基礎、つまりきちんと狙って切れる・・・に繋げて行く。
それが出来て、それをも壊す・・・つまりクラッシュなんてもんをどう使うか?

このバランスが大事になったりする。勿論、これが出来たらまた壊す・・・
積み上げたものぶっ壊して・・・・とスキマスイッチは全力少年で言っている。

新しきものと古きもののバランス・・・まっこんな考え方もある。
いずれにせよ、きちんと出来ての着崩し・・・・それが基本だと思うのね。

しかし、ここまで丁寧に、ここまで細かくすると、中々終わらないし大変なのだけれど、
随分と楽しんでいるようではあるのだけれど、そろそろ終わる方向にね・・・あはははは

その後、置いて行ってくれたので、虫の喰った穴の補修。


まっそこそこ綺麗になった。・・・ただね、よくよく考えたら、明日もそうだけれど、
教室後、空いていたのね・・・・一応、何かやらなきゃ・・・と考えては見るものの、

大した事を思いつく訳でも無く、思うような進展も無い・・・何とも不安になる・・・
でも後1日・・・何とかしのがないと・・・・




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