また1/144のヒコーキを作り始めました。
「ファイヤーフォックス(1982)」というアメリカ映画に登場した架空の戦闘機です。これもまた
作品公開から何十年も経ってから発売されて「このタイミングでなんで!?」と驚いたキットです。
キットメーカーは“エイチエムエー”という聞き慣れない会社ですが、
パケにはメーカー名なんか全く書かれておらず、それどころか小さな写真の
シールが一箇所貼ってあるだけであとは真っ黒な箱でした。
インジェクションキットとは云えなんだかガレージキット味が濃い。
発売後はプラモ屋でもこのパケのせいでなかなか発見できず、
人に「無地の黒い箱」と言われてやっと見つけられたのでした。
せめて棚に置いた際、側面にラベルがあれば発見し易かったのになあ。
ともあれ現在は絶版状態で通販でもややプレミヤ価格となっているようです。
↓主要パーツを仮組みしてみるとこんな。
大方映画のイメージ通りでカッコイイです。
箱から出した時、1/100かと思ってしまった。随分デカイ機体だったのな。
“MIG-31(FIRE FOX)”。当時“フォックスハウンド”が公に知られてなかった
ので“MIG-31”がバッティングしてしまってます。私も大好きでキットに飛びついた
のですが、アメリカ人がいかにも“ソビエト機”っぽくデザインした、
なんとも言えない近未来感が味の機体であります。
↓部品数は少なくてすぐに形になる。
ただ組み立ててると妙にパーツの合いが悪く、ギュッと押さえていないと
はね上がってきたりとか(左写真矢印部)、右写真の機体メインパーツ上下合わせでは
左手親指で押さえた部分にグキグキと何処かが干渉しているらしい違和感あり。
↓暫く調整するうちメインパーツ上下の干渉は判明。
写真矢印の、下パーツの角(黄色斜線部)を少しヤスると解消。
結構嵌め合い精度に苦労しながら金型作ってる感じがする。
↓それとエアインテイク周りの板厚面が気になる(矢印部)。
マッハ6出せる機体ならもっとピンピンにシャープな筈だ。
↓本編映像からもう少し仕切り板が前に張り出していてもいいかなと
感じたのでシャープに削ると同時にプラ板で肉盛り。
↓ランディングギアは出ているところと収納状態がコンパチ。
今回は飛行状態にするので収納状態に(矢印)。
↓…他にも色々こだわりポイントが出てきたのでジワジワいじってゆきたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます