カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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「スーパースターデストロイヤー 《Ep.1》」

2019年11月16日 | 製作日記 スーパースターデストロイヤー

発売になってまだそう期間も経ってないバンダイビークル、
「スーパースターデストロイヤー」いってみます。
先のスターデストロイヤーはともかく、コレが出ちゃうとは夢にも
思わなかったわけで…。個人的にはこの勢いで
モンカリマランの“ホームワン”も出て欲しいなとか…。
デススターⅡが結構楽しかったので近頃はこの微細形状にワクワクしてます。

↓ンなワケで先ず部品を組んでみました。おー確かにスーパースタデ。
スポスポ嵌って面白いように組みあがりました。
ただ塗装んときまたバラしたいので一旦嵌めるとヤバそうな嵌め合いだけ
穴をルーターで心持ち広げて甘くしながら組んだけど。

↓ざっと見て特に気になるのは矢印部の合わせ線。
このスケールにとっては明らかにもの凄く太いので消したいところ。

↓本ブログ、「スターデストロイヤー」の記事で
スクラッチするに恐れをなしていた推進器周りの形状群も
素晴らしい出来映え。

↓うひゃー、よく金型加工しましたね。

↓とりあえずそこから自分なりに精密感向上を狙って細工を始める。
最初は製品の写真を見た時からやろうと思っていた艦体おお外部の
薄々攻撃。部品としては元々充分薄いのだけど、10万分の1とかいう
縮尺にとっては厚みが見えるだけでもごっつい訳で…。
しかしあんまりピンピンに削ると手を切りそうだぞこりゃ(笑)。
そこそこで止めとこう。

↓で、先のスタデのようにスジ彫り加工を施す(広い平面部の線)。
「このスケールで付けるとひつこくなっちゃうよ!」と
APCのメンバーからは言われたけど、どうも付けないと
このだだっ広い平面が気になってしょうがない。
…で、刃物で引っ掻いてしまうと絶対太過ぎるので、ここは
デザインナイフ等の精密刃物で浅く切り込みを入れるだけとした。
プロップモデル写真を観察すると右写真の真ん中辺りのように
凹凸が多い所にやはりスジ彫りも集中している傾向がある。

↓うーん、切り込んだ線のすぐ両脇の、プラスチックが押しのけられて
盛り上がった部分のせいで凸モールドに見えてしまう(^0^A。
周囲のモールドがもはやそこまで微細だということなのか。

↓この艦体前後の部品は接着してしまって、例の合わせ線をパテ埋めする。
出来るだけ周囲の形状を擦らないように整えて細いスジ彫りに変換。


…ビークルモデルはやっぱり小さい。この巨大な艦の迫力を表現するには
あまりに寸足らずだけど、この上部建造物の部品を一つ一つ観察すると
見えにくい奥の部分まで水平方向のヒダヒダが再現されてて素晴らしい。
私的に今までのビーコレで最高傑作だと思うのな。
コメント
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