カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「スターデストロイヤー 《Ep.10》」

2016年08月17日 | 製作日記 スターデストロイヤー
↓インペリアルシャトルにも着色。
真っ白ではなくややライトグレーっぽい色にした。
支える棒に黒を塗ったらなんだか太くなった気がする。

↓デコパに付ける表題プレートは1mm厚プラ板に
インスタントレタリングの文字。このレタリングシールも
もう売ってないので使い切ったらどうしようかなー。

↓ニスを塗ったデコパに全てを組み付けて完成。
あー、皆さん察しの通りなんとなくデストロイヤーが主役に見えない(爆)。
まーこれは“こういう景色”をヴィネットにしたものと考えれば…f(^^。



↓デストロイヤーはスジ彫りとプラチップをやや追加したので
キットオリジナルよりごちゃごちゃ感が増してる筈。

↓シャトルはもうソレに見えるだけでいいのでそれなりで。

↓エグゼクターはあれから部分部分でざっくりダークグレーから
ライトグレーの色バラツキをつけてみた。
手前の外壁にはでっち上げでちらほらパネル塗り分けをいれてます。
スジ彫りには見た感じで墨は入れないほうがいいかなと判断。
こんな感じで一先ず終了、お疲れ様です。


かつて京都の「スターウォーズ展」で“スターデストロイヤー”の
撮影用モデルの実物を見たんだけど、左舷側のディテールは完全で
右舷側はかなり形がオミットされていてビックリした。

全部パーフェクトに作るのは大変なので右舷側の絵(映像)が欲しい場合は
左舷側の絵を反転して使うらしい。…まァそうだよなあ、
模型は目的の映像を撮る為の道具に過ぎないもんな。

で、その時一番見たいと思ってた“スターエグゼクター”は無かったんだ。
なのでアレはやっぱりCGで作った映像なのかなと誤解していた。
最近になってネット上でエグゼクターの撮影用モデルの写真を発見、
それは予想を超えて愕然とする凄い物体だった。
艦橋の前後にビッシリある微細な形の建造物はともかくとして、
デストロイヤーのシーンに比べてロングショット(遠目に見た映像)で
しかも暗い映像なのに、裏側(艦底)とかも一切手を抜かずに作ってあるのに
退いてしまった。 艦底の凹みの中とか、エンジンの噴射の光で殆ど
確認できない後部下範囲も奥まった部分にまで細かい凸凹がビッシリ(^0^;。
「あのなーこの苦労は映像に出てこないよー」と思ってしまう。

これは個人的見解だけど多分、エグゼクターのプロップが日本に来ないのは
あんまり(場所を)動かしたくないんじゃないのかと(^^;。
“触ったらどっか壊れる”と思います、あの写真見る限り。

…本当はこのエグゼクターのパーフェクトな形があれば越した事は無いけど、
あの形全て再現する元気は持ち合わせておらず、ちょっとズルいやりかたとは
思いながらこんな形で“いいトコ取り”させてもらった訳である。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする