幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

フェデラーのドヤ顔

2019-11-10 23:08:35 | テニス
 今日の「サンデースポーツ」でロジャー・フェデラーのNHK独占インタビューを放送するというので期待して見たのですが、時間も短く思ったほど突っ込んだ内容ではなかったのは残念でした。だいたいテニス雑誌やネットを読んでいれば知っていることでした。

 もっとも、これはあくまでもサマリーであって、改めて詳細をきちんと放送するというのなら話は別ですが、それならインタビューアーも松岡修造とかテニス系のスポーツジャーナリストとかちゃんとしたテニス関係者を用意すべきでしょうし、そうじゃないならせっかくフェデラーに独占インタビューをしたのにもったいないなぁと感じました。僕ならもっと聞きたいことがあるのに、代わりにインタビューをさせてほしいくらいです。

 そのフェデラーのインタビューの中で、やはり年齢を重ねてきて体のケアや準備が大事になってきたという話がありました。若い頃ならコートの隅で1分間くらい飛び跳ねていれば決勝戦でも戦えたのに、ということを言っていて笑ってしまいました。きっと20代前半なら本当にそれで十分体が温まったのでしょう。今はストレッチもウォームアップを時間をかけてやっているよ、とドヤ顔でフェデラーが言うものですから「そりゃ当然でしょ」とテレビに向かって突っ込みたくなりました。

 38歳のフェデラーと58歳の自分を重ね合わせるのもおこがましい話なのですが、僕も若い頃からウォームアップもストレッチも必要がありませんでした。若い頃どころか、50歳前後まであまりやっていなかったのですが、それは恐らく運動の強度が低かったせいもあると思います。本当のアスリートのような体の使い方をするのならばともかく、所詮は趣味のテニスです。適当に体に無理のない範囲でやってしまいます。

 ところが50歳を過ぎてからは、そんな適度な運動ですらも、ストレッチやウォームアップ、さらにクールダウンや時にはアイシングまで必要になってきました。今でもついサボってしまう時がありますが、そういう時にはてきめんに後で体に変調が生じます。ましてこれからの寒い季節は一発で怪我につながりますから、きちんとした準備とケアが大事になります。

 フェデラーのドヤ顔を見ながら、改めて自分も気をつけようと思いました。なにせここ数年、毎冬ふくらはぎの肉離れをしています。アラカンに真冬のテニスは危険がいっぱいです。


 
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グランパス久々の勝利

2019-11-09 23:54:54 | サッカー
 残留争いに巻き込まれていた名古屋グランパス。開幕当初は首位争いをするなど今年はいけるかと期待されたのも束の間、5月末からどんどん順位を下げて、ここのところは8戦連続未勝利でした。また今年も残留争いでドキドキしないとならないのかと思い始めたところです。

 しかもシーズン終盤に入ったところで攻撃的なサッカーを目指す風間監督から守備的なサッカーをするフィッカデンティ監督へと交代。果たしてこの時期の監督交代で成果が出るのかと心配していましたが、案の定ちぐはぐな試合で勝てません。しかし今日の神戸戦で見事に戦略通りのサッカーを展開して3-0で快勝、ようやく新監督のゲームプランがチームに浸透してきたということなのでしょうか。

 これで11位と中位まで浮上しました。降格の危険水域からはとりあえず離脱したと見ていいでしょう。残る試合は3試合。相手は残留争いをする鳥栖と磐田、そして最終節は優勝争いをしている天敵の鹿島。最終節はホームとは言え鹿島相手に引き分けなら上出来でしょうから、鳥栖と磐田の2試合を1勝1分の勝点4は取って勝点を40まで上げておきたいところです。

 選手個々の実力は決して下位ではないはずなのですが、どうもチームとして機能しないというのがグランパスの昔から伝統みたいになっています。ベンゲルとストイコビッチという名将に率いられた時だけは強かったですが、それ以外の時は常に中位から下位をウロウロしています。昔からあまりサッカー人気が高くない名古屋ではありますが、バックにトヨタもついていて資金力もあるのですから、もう少し成績が上がっても良いんじゃないかと思います。
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DH制導入でセ・リーグは強くなるか

2019-11-08 23:59:57 | 野球
 日本シリーズでソフトバンクに4タテを喰らい惨敗を喫した巨人の原監督が敗戦の責任をDH制になすりつけています。実にみっともない話です。単にセ・リーグのレベルが低いから代表同士の戦いでも叩きのめされただけだということはファンならずとも理解しているのに、当事者がそんな認識ではいつまで経ってもパ・リーグには勝てないでしょう。

 パ・リーグにDH制が導入されたのははるか昔、1975年のことです。それから2004年までの30年間、日本シリーズの対戦成績は15勝15敗とセパ互角でした。完全にひと世代分の対戦を経て互角だったのですから、DH制がパ・リーグを強くしたわけでもないし、パ・リーグが有利な制度でもないことは明らかでしょう。もしDH制がシステムとして有利なら、もっと早くからセ・リーグの各チームは異議を唱えていたと思います。

 パ・リーグがセ・リーグに優越してきたのは2005年以降のことで、この15年間で日本シリーズ12勝3敗とパが大きく勝ち越しています。また同じ時期に交流戦ではさらに差が大きく開き15年間で14回パ・リーグが勝ち越していて、セ・リーグは常にパ・リーグに後塵を拝し続けています。しかもセ・リーグはDH制を採用しないホームゲームですら負け越しているのですから、これは明らかに実力で劣っている証拠です。

 メジャーリーグにいく選手もパ・リーグの選手が多く、野茂、イチローをはじめ松坂や城島、ダルビッシュや岩隈、田中、大谷が抜けても、やっぱりパ・リーグが強いのですから、これは近年のパ・リーグの野球が優れていること、そして選手の育成力に段違いの差があることをセ・リーグは認めないといけません。そこを認めないままにDH制というシステムの問題に矮小化していては、いつまで経ってもセ・リーグは強くなれないことでしょう。

 セ・リーグにDH制を導入したところで、金にあかせて戦力をかき集められる巨人が短期的に他のセ・リーグの球団より少々強くなるだけです。それでは巨人はいつまで経っても選手を育てられるようになりませんから、長期的な展望がありません。金もあって選手も育てられるソフトバンクにどうしたところで勝てないことでしょう。

 むしろセ・リーグの希望は自前の選手を育てている広島、DeNA、ヤクルトにこそあります。パ・リーグのチームが強くなったのは有力な選手がメジャーリーグに行く上に、FA制度で巨人に引き抜かれるようになったからです。対策として有望な選手を獲得するスカウト力と、それを育てる育成力を磨いてきたからこそ。セで同じ憂き目にあっている広島が昨年までリーグ3連覇できたのも同様です。

 一番ダメなのが中日でしょう。補強に金をかけるわけでもないし、かと言って育成する力もない。あるのは安い使える外国人選手を連れてくる手腕だけでしたが、それも肝心の森SDが抜けた来年以降はどうなることやら。唯一の希望は根尾と石川を引き当てた与田監督の抽選力だけです。
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ATPツアーファイナル組み合わせ

2019-11-07 23:50:46 | テニス
 テニス界の年末を飾る最後の大会がツアーファイナル。年間ランキングの上位8人だけが出場できる大会です。4人ずつ2つのグループに分かれてラウントロビン(総当たり戦)を行い、上位2人ずつがトーナメント戦を行います。グランドスラムに次ぐランクの大会です。

 ラウンドロビンはそれぞれ往年の名選手の名前を冠していて、今年は片方がグループ:アンドレ・アガシ、もう一方がグループ:ビヨルン・ボルグです。時代が違う選手をなぜ並べたのか少々疑問で、アガシならサンプラスだし、ボルグならコナーズかマッケンローだろうと思いますが、頭文字がAAとBBという括りなのかも知れません。

 AAにはナダル、メドベージェフ、チチパス、ズべレフ。BBにはジョコビッチ、フェデラー、ティエム、ベレッティーニとなりました。AAに入ったランキング1位のナダルは怪我を抱えていてコンディションは最悪。もともと苦手な大会ですし、途中棄権もあるくらいで、あまり大きな期待はできません。そして残る3人は世代交代のホープばかりで実力互角です。ここは誰が勝ち上がるか大混戦となりそうです。

 BBはジョコビッチとフェデラーの2強がやはり強いでしょう。ティエムは今季絶好調ですが、クレーが得意な選手でコート適性は合いません。ベレッティーニは今年後半に売り出してきた急成長株の若手ですが、さすがにこの組み合わせでは分が悪いでしょう。ジョコビッチとフェデラーが体調さえ万全ならきっちり勝ち上がると思われます。

 準決勝はBBの2強がAAの若手とそれぞれ対決することになりそうです。ジョコビッチは今季若手に足を掬われていることが多いので、準決勝からが本番かも。フェデラーはわかりません。グランドスラムと違って3セットマッチなので体力的な不安はないと思いますが、優勝となるとジョコビッチが準決勝でメドベージェフあたりに負けないと厳しいかと思います。

 この大会が終わると1か月そこそこの短いオフシーズンがあって、すぐにまた新しいシーズンのツアーが始まります。故障を抱えながら世界中を転戦するテニス選手は過酷な商売です。

 
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関ジャム 完全燃SHOW

2019-11-06 23:23:25 | テレビ・芸能
 バラエティ番組好きな僕ですが、当然好みがあります。令和元年時点の好きなバラエティ番組ナンバー1は『関ジャム 完全燃SHOW』です。テレ朝系列で毎週日曜23:15~放送されている深夜の音楽バラエティ。この時間帯としてはそこそこの視聴率を取っているようです。

 レギュラー出演しているのは関ジャニ∞と古田新太。毎回テーマを決めてミュージシャンやアーティストが出演、そのテーマについて深堀りしていきます。例えば先週の放送では「クラシック界隈のプロが選んだ凄いJ-POP」ということで、クラシックとJ-POPの音楽的なつながりをクラシック界から彌勒忠史、NAOTO、清塚信也が出演してわかりやすく解説します。

 MCは関ジャニの村上信吾とテレ朝の女性アナウンサー(週替わりで出演)。ひな壇には古田と関ジャニ、それにゲストの女性タレントとお笑い芸人が1人ずつ。大事なのはひな壇のお笑い芸人枠で、笑いを誘うとともに、素人目線で素朴な疑問をプロにぶつけていく役割を担います。しばしば出演しているのがドランクドラゴン塚地やサバンナ高橋で、彼らは実に巧みです。このあたりはバラエティ慣れしているとは言え、やはりジャニーズのタレントでは敵いません。

 僕のようにサックスやピアノを少しだけかじっていて、中途半端な音楽知識がある人間にはうってつけの「お勉強番組」です。恐らくきちんと音楽理論を学んだ人には基本的な知識でしょうし、逆に音楽について全くわからない人には少々難しい(と言っても、きちんと見ていれば理解できるように作られてはいます)かも知れませんが、僕はサックスやピアノの先生に教わったことが、番組の中で実際に演奏されながらわかりやすく復習できるのですから最高の教材となっています。

 もちろん、テーマによってはかなり難解な時もあれば、逆にかなり易しい時もありますし、音楽と言っても雅楽からダンスの振り付けまで振り幅があるので、いつでもドンピシャではありませんが、音楽教養バラエティとしては本当によくできた番組だと思います。

 番組のラストで関ジャニのメンバーとゲストのアーティストが一緒に関連楽曲をジャムセッションするのですが、関ジャニから渋谷すばる、錦戸亮が抜けてしまい、ボーカル力が大きく下がったのはかなり残念です。なるべく長く続けてもらいたい番組なので、ぜひとも関ジャニにはこれ以上メンバーが減らないように頑張ってもらいたいと願っています。
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年賀状の悩み

2019-11-05 23:30:02 | 日記
 11月の声をきくと「ああ、年賀状を作らなきゃ」と思います。僕は毎年140枚くらいの年賀状を出しています。最盛期には200枚近く出していましたが、徐々に減らしてきてようやく140枚になりました。とは言え、手間も料金もバカにならないので、もっと減らしたいと思いつつ、なかなか減らせないでいるのが悩みです。

 減らせないのはまず第一に「義理とは言え日頃の付き合いがある」人が多い、ということがあります。現役の社会人である以上、やはり儀礼的なことも欠かせないかなぁとついつい考えてしまうからです。特に相手から来る以上はこちらもやめられません。たかが年賀状、されど年賀状。せめて定年になったら仕事関係だけはやめてもいいかなと思っています。

 第二に「年賀状くらい出しておきたい」人がそれなりにいるからです。20年、30年、40年と会っていないのに、ずっと年賀状だけは欠かさずやり取りしている人が結構います。日頃は会えないし連絡も取っていないけれども、年に一度の年賀状を交換しているだけでも、とりあえず糸は切れていないという気がします。年賀状をやめてしまったら完全に赤の他人となってしまいそうなので、簡単にはやめられません。

 あとは「本当に仲が良い」人と、「完全に惰性なのでやめたい」人ですが、前者はもちろん今後も出し続けますし、後者はかなり減らしたのでもうあまり残っていません。本気で年賀状を減らしたいなら、思い切って第一をすっぱりやめて、続いて第二を改めて精査していくしかないのですが、そこまでまだ割り切れないのが古い昭和世代なのかも。結局今年も130枚は出すと思います。それでも10枚くらいは減らそうと考えてはいるんですけど、果たして実現できるかどうか。
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サービスの人差し指

2019-11-04 18:00:56 | テニス
 昨日また山本麻友美プロによるレッスン会を開催。今回は久しぶりにサービスのチェックをしてもらったのですが、これまでと違うアドバイスをもらいました。それはサービスを打つ時のグリップ、というか、正確には人差し指の位置と握り方です。

 サービスのグリップの話となると、大抵の場合は薄くコンチネンタルかバックハンドイースタンで握れ、というのが定番です。これはどんなテニスの教科書にも書いてあります。ラケットを振りだす方向とボールが飛んでいく方向が一致しないため、初心者には難しく、テニスを始めた初心者にはバックハンドと並んで悩みになるところです。

 僕も初心者の頃は厚い握り、すなわちフォアハンドウェスタンで握ってサービスを打っていましたが、徐々に薄くしていき、今ではコンチネンタルでサービスを打っています。ただ山本プロに指摘されたのは、コンチネンタルで握っていてもハンマーグリップになっているので、それでは手首がうまく使えないということでした。初心者の頃にウエスタンで握っていた時にはハンマーグリップで問題なかったのですが、グリップを薄くしても握り方は変えていなかったからです。

 山本プロによればほとんど全てのプロ選手はサービスを打ち始める時には人差し指を他の指から離して伸ばして握っているそうです。そして打つ瞬間にグッと握りこむので、その時に人差し指も自然に屈曲するんだとか。そうすると自由に手首も使えてより自然にパワーを出せるんだそうです。逆に今の握りのままで強くサービスを打っていると、また肘や手首を痛めるかもという話でした。

 昨日はもうひとつラケットのヘッドダウンのタイミングの指摘もあったのですが、その両方を合わせて修正していけば、もっとヘッドスピードが上がってサービスがパワーアップするということなので、これはぜひ練習をしてコツを掴んでいければと思います。60歳近くなってきたので、今さらサービスの強化は難しいかと考えていましたが、もっと合理的に体を使えばまだまだ成長する余地はありそうです。
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ラグビーW杯閉幕

2019-11-03 22:48:43 | スポーツ
 日本で行われるスポーツイベントはしばしば開幕前にはあまり注目されていなかったのに、一気に爆発的にブームになることがありますが、今回のラグビーW杯ほど開幕前と閉幕時の差が激しかった大会も珍しいのではないかと思います。ラグビーなんて誰が見るんだとか、日本は弱いんでしょとか、ルールが複雑で難しいとか、五郎丸出ないなんて意味がわからないとか、いろいろ言われていたのに、終わってみたら2019年最大のヒットと言ってもいいくらいの盛り上がりでした。

 「マリーシア」(ずる賢さ)が日本代表には足りないなんて言われるサッカーよりも「規律」と「協調性」が重んじられるラグビーの方がはるかに日本人には理解も共感もしやすいということもあるでしょう。多文化を受容し、お互いをリスペクトするラグビーは、日本流の「おもてなし」精神もきっちりと各国代表が受け入れてくれました。ラグビーの「いい部分」が最大限にプレゼンテーションされた大会として、大成功に終わったと思います。

 あとは熱しやすく醒めやすい日本人に対して、ラグビー協会がいつまでこの熱気を持続できるかです。すぐに社会人、大学生、高校生のラグビー大会が今年も開かれます。1980年代のラグビーブームの頃のように、またラグビー観戦に若者が集まったりするのでしょうか?来年の東京五輪でラグビーへの興味が失われてしまったりしないでしょうか?

 ただ仮にブームが終わってまた元の静かなラグビー場に戻ってしまったとしても、今大会が日本人に残した大きな足跡と鮮烈な記憶は確かなものだと思います。またいつかどこかできっとラグビーの花は開くことでしょう。
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手作りなピアノデュオコンサート

2019-11-02 23:36:20 | 音楽
 ピアノのMちゃん先生が親友のSちゃんとピアノデュオのコンサートを開きました。かなり前から教えてもらっていたので、予定をちゃんと空けて行ってきました。定員60名と聞いていましたが、狭い会場はもういっぱいで満席。ピアノの先生らしくお子さま席に赤ちゃん連れの人たちのために赤ちゃん席まで用意されていました。

 そんなアットホームな雰囲気に合わせて、曲の構成や演出も親しみのある手作り感満載の楽しいコンサートで、1時間半があっという間に過ぎてしまいました。終わってから「写真撮影タイム」が始まってしまい、写真を一緒に撮りたいお客さんが並んでいたので、さすがに照れ臭いし遠慮して、挨拶もしないで早々に帰ってきてしまいましたが、充実した内容で満足でした。

 先月予定されていた自分の発表会が台風で中止になってしまったこともあって、やっぱり音楽はひとりで楽しむのも良いけど、みんなで楽しむのが一番だなぁと改めて感じました。自分が先生たちくらい自在に演奏ができる技量があったら、あんなコンサートをやってみたいものです。なによりセットリストを考えるのが楽しそう。いろいろ妄想するだけでもワクワクします。

 残念ながら他人様に聴いていただくほどの腕がないのでライブコンサートは妄想だけで終わっていますが、現代にはYouTubeという便利なものがあって、過去の発表会の演奏動画なら限定公開しているのでいつでも見せられます。まあ初期の頃の演奏はさすがに酷すぎて封印していますけどね。
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英語民間試験導入延期

2019-11-01 23:47:03 | 政治
 羽生田「身の丈」発言が大騒ぎになって、大学入試に導入されるはずだった英語民間試験の問題点がクローズアップされた結果、導入が延期になりました。羽生田文科相は「受験生におすすめできるシステムになっていない」とのことで、欠陥がある制度であることを自ら認めましたが、じゃあなぜ「身の丈」発言をしてまで導入にこだわったのか意味がわかりません。とは言え、延期になったのは彼が発端であることは確かなので、その功績は称えておきましょう。

 ちなみに自民党の世耕参院幹事長は「受験生の立場に立った非常に思いやりにあふれた決断」と羽生田を称賛しています。これは真面目に言っているのか、皮肉を言っているのか判断に苦しみます。「身の丈」発言があったからこその「受験生の立場」云々なのでしょうが、皮肉ならエスプリが効いていますが、真剣に言っているのだとしたらもはやブラックジョークの類です。自民党の身勝手で来春の受験生がどれだけ振り回されていることやら。

 ただ今回は単なる延期であって、中止ではありません。と言うことは、今後はまだどうなるかわからない極めて不確かな状況にあることは変わらないのです。「受験生の立場」に立つなら「おすすめできるシステム」ではないものを、なぜはっきりと中止しないのかがわかりません。即刻導入中止を決定して高校生たちが落ち着いて勉強できるようにするべきでしょう。

 ちなみに今回の延期をまるで野党の手柄のように立憲の枝野代表が言っていますが、それは違うでしょう。燃料を投下したのは羽生田で、炎上させたのはネットです。野党は「身の丈」発言があるまで全然この件を問題にしていなかったのに、今さら手柄面されてもと思います。
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