11月の声をきくと「ああ、年賀状を作らなきゃ」と思います。僕は毎年140枚くらいの年賀状を出しています。最盛期には200枚近く出していましたが、徐々に減らしてきてようやく140枚になりました。とは言え、手間も料金もバカにならないので、もっと減らしたいと思いつつ、なかなか減らせないでいるのが悩みです。
減らせないのはまず第一に「義理とは言え日頃の付き合いがある」人が多い、ということがあります。現役の社会人である以上、やはり儀礼的なことも欠かせないかなぁとついつい考えてしまうからです。特に相手から来る以上はこちらもやめられません。たかが年賀状、されど年賀状。せめて定年になったら仕事関係だけはやめてもいいかなと思っています。
第二に「年賀状くらい出しておきたい」人がそれなりにいるからです。20年、30年、40年と会っていないのに、ずっと年賀状だけは欠かさずやり取りしている人が結構います。日頃は会えないし連絡も取っていないけれども、年に一度の年賀状を交換しているだけでも、とりあえず糸は切れていないという気がします。年賀状をやめてしまったら完全に赤の他人となってしまいそうなので、簡単にはやめられません。
あとは「本当に仲が良い」人と、「完全に惰性なのでやめたい」人ですが、前者はもちろん今後も出し続けますし、後者はかなり減らしたのでもうあまり残っていません。本気で年賀状を減らしたいなら、思い切って第一をすっぱりやめて、続いて第二を改めて精査していくしかないのですが、そこまでまだ割り切れないのが古い昭和世代なのかも。結局今年も130枚は出すと思います。それでも10枚くらいは減らそうと考えてはいるんですけど、果たして実現できるかどうか。