幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

またサービスを掴んだ気がする

2019-11-20 23:30:55 | テニス
 テニスにおけるサービスというのは唯一自分だけで完結する技術、いわゆる「クローズドスキル」です。サービス以外のストロークもボレーもリターンもスマッシュも全て相手のボールにこちらが対応する「オープンスキル」ですが、サービスだけは自分から始まって自分で終わります。誰にも邪魔されません。それだけにサービスと言うのは練習し甲斐があるし、練習をすればしただけ上達する、はずなのですが、どうもそうはいかないのが難しいところ。

 誰にも邪魔されていないのに、なぜか好不調があって自分勝手に迷ったり困ったり。とにかくいつまでも悩みが深いのがサービスです。40年間テニスをしてきましたし、その間にどれほどの本数のサービスを打ったかも数え切れませんが、未だにサービスはなかなか理想に近づけません。山本麻友美プロに一番教わっているのもサービスなのに、です。

 40年間テニスを続けてきて、これまで何回も「サービスを掴んだ!」と思ったことがありました。これでもうサービスで悩むことはない、サービスを武器にしたぞと。ところが、それが維持できた試しがありません。次にテニスをした時には「あれ?」となり、その次には「あれあれ?」となって、また深い森に入っていってしまいます。

 実は今日何度目かの「サービスを掴んだ」手応えがありました。しっかりラケットを振り切って深くペースのあるサービスを打つことができました。ファーストサービスの確率も高かったし、セカンドサービスでも常にしっかり振って回転をかけたセカンドを打つことができました。まさにこの2年間くらい目標としていたサービスをついに手に入れたのです。もちろんまだ完璧ではないのですが、進むべき道が明らかに見えた気がします。

 さて、問題はこれからです。過去にも似たような経験は何回もしていますが、その都度、進むべき道に霧がかかり道が見えなくなって森の中で迷ってきました。今回こそワンランク上のサービスが打てるようになったと信じたいのですが、そう結論づけるには1回や2回調子が良いだけでは早く、なにより自分自身が信じられません。これから少なくとも数回テニスをして、1か月先の時点でも大丈夫だと自分で思えたら、ようやく仮免許くらいかなと思います。
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大河ドラマのつなぎ企画

2019-11-19 23:21:53 | テレビ・芸能
 来年の大河ドラマの沢尻エリカの代役はやはり簡単には決まらないようです。日数ばかりが過ぎていきますが、代役での正月スタートは絶望的なので、沢尻のまま放送を開始するという可能性もゼロではないのかも。そういう要望も上がっているようですし、NHKもいろいろと苦慮していることでしょう。

 もしスタートを遅らせるということになったら、日曜日夜8時に何を放送するのか、という問題もあります。そこでひとつ提案なのですが、過去の大河ドラマの総集編を毎週放送してはどうでしょう?毎年、大河の総集編は作っていることですし、それを昨年の『西郷どん』から『おんな城主直虎』『真田丸』と順に遡っていくのも良いでしょう。そうすればかなりスタートを引き延ばしても余裕はあります。つなぎ企画としては良いと思うのですが。

 もしくはこれから年末までの間に急遽「もう一度見たい大河ドラマ人気投票」でもやって、そのランキング順に年明けから総集編を放送していくのもアリかも知れません。ランキング企画は安易ですが受けが良いので、きっとみんな『麒麟がくる』のことを忘れて話題にしてくれることでしょう。

 ちなみに僕の個人的に好きな大河ドラマランキングは3位『真田丸』、2位『篤姫』、1位『新選組!』です。ただ「もう一度見たい」ということになると、これら近年の作品よりも、もっと昔の作品の方が見たいです。『国盗り物語』『翔ぶが如く』『秀吉』あたりですかね。特に竹中直人の『秀吉』は竹中以外のキャスティングも印象的でした。渡哲也の信長、市原悦子のなか、伊武雅刀の官兵衛、玉置浩二の義昭など、個性的な脇役陣を見てみたいものです。


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年をとると頑固になるか

2019-11-18 23:26:38 | 男と女
 これは特に年配の男性に目立つ気がするのですが、年を重ねるとともに頑固になる人がいます。「頑固ババア」は少ないのに、なぜか「頑固ジジイ」が量産されていくのです。なかなか不思議な現象です。なぜ男性ばかりが頑固になっていくのでしょう?

 頑固になったなぁと思うのは、新しいコトやモノに対して反発心が強く、素直に受け入れない時。旧来のやり方にこだわって変化を拒む時。寛容さや忍耐強さを失った時。人の意見に耳を傾けようとしない時。そういう時に「ああ、この人は頑固だなぁ」と思います。

 こういう人はプライドが高く、自分を守ろうとする気持ちが恐ろしく強いです。だから自分の周りにバリケードばかり築いてしまいます。陣地から出てこようとしません。特に自らのアイデンティティが仕事だった場合、年を取って徐々に第一線から退いていき、それまで築いてきた肩書が外れて「素の自分」で勝負するのが怖いのではないかと思います。

 「頑固ババア」が少ないのは、女性はそういう余計なプライドを持っている人が少ないからでしょう。長年女性は社会的な肩書で勝負してこなかったからこそ、それを失う恐怖心もありません。バリケードを築く必要もなく、年を取っても柔軟で自由です。コミュニケーション能力が高いのも女性が多いですから、いつまでも協調性を失うこともありません。

 ただこれからの女性はわかりません。社会進出を果たし、男性同様に自らのキャリアを誇るような人が増えた時に「頑固ババア」になる可能性もなきにしもあらずです。逆に「主夫」や「イクメン」の男性は協調性のあるジジイになりそうです。男性は〇〇、女性は△△などと言ったところで、結局性差よりも個人差の方が大きいものですから。
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沢尻エリカ逮捕と大河ドラマ

2019-11-17 23:23:06 | テレビ・芸能
 最近では政権絡みで大きな問題が起きると、芸能界のスキャンダルが出てくることから、沢尻エリカの逮捕も「桜を見る会」問題潰しではないかという陰謀論がネットでは公然と呟かれています。まあ確かにそう言いたくなるほど今回はタイムリーなタイミングでしたが、よくよく考えてみると、芸能人のこうした話題は日常茶飯事であり、さらに安倍政権の不祥事も同じくらい頻発しているというだけのことかも知れません。それはそれでどんだけ酷い政権だということですが。

 で、沢尻エリカ逮捕の影響ですが、CM降板とかも大変でしょうが、何よりNHKの2020年大河ドラマ『麒麟がくる』が大騒ぎです。沢尻はヒロインの帰蝶(濃姫)役。序盤から終盤までずっと出続ける役柄ということで、すでに今年6月から収録を始めているそうです。放送開始まで残り1か月半。今から沢尻の代役を立てて撮影をやり直して1月からオンエアなどとても不可能でしょう。

 放送延期という噂も出ているようです。4月スタートにして9か月間の短縮大河にするか、それとも再来年3月までにして、今後はいっそ大河も4月~3月で切り替わるようにするか。いずれにしても判断が難しい選択になります。そしてこれから代役を探すのも大変なことは容易に想像がつきます。

 なにせ大河ドラマのヒロインを演じられる沢尻エリカクラスの30代前半の女優となるとそもそも限られています。長澤まさみ、綾瀬はるか、石原さとみ、北川景子、上戸彩、新垣結衣、宮﨑あおい、蒼井優、戸田恵梨香、深田恭子、吉高由里子など、この年代は黄金世代なのでそれなりに候補は挙げられますが、じゃあこれからすぐに1年間撮影のために拘束できるかと言ったら人気女優ばかりですから当然無理でしょう。大河の主要なキャスティングは2年以上前から押さえておかないと難しいそうです。

 ネットでは「剛力彩芽なら空いているだろう」と言われています。確かに前澤に振られたばかりの剛力くらいしかスケジュールを押さえられる知名度のある女優はいないかも知れません。でなければ、思い切って無名に近い女優を「鮮烈デビュー」ということで起用するしかないのではと思います。

 いっそ強行突破で沢尻エリカのまま放送を始めて、ピエール瀧の時のように途中から俳優が変わるという手もなくはありませんが、それもどんな批判を浴びるかわかりませんからリスキーです。プロデューサーはさぞかし頭が痛いだろうと同情しますが、単なる一視聴者にしてみれば、これをどう決着をつけるのか興味深々ではあります。せめてこれで注目度が高まって視聴率が上がるくらいのご褒美がプロデューサーにあると良いですが。

 
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世代交代が進む男子テニス

2019-11-16 11:59:11 | テニス
 ロンドンで開催されている男子テニスのツアーファイナル。準決勝の組み合わせはチチパスvsフェデラー、ティエムvsズべレフということになりました。BIG3のジョコビッチとナダルはラウンドロビンで敗退して、若手BIG4のうち2人が決勝トーナメントに進出しました。これは結構予想外の結果だったと思います。

 ナダルは体調次第だと考えられていましたが、終わってみれば若手に力負けしてしまいました。もともとインドアハードは苦手にしているので、伸び盛りの若手に負けても不思議はありません。しかしジョコビッチは実力的にはまだまだ他の追随を許さないだろうと思っていたので、まさかティエムとフェデラーに負けるとは意外でした。やはりまだ怪我の回復が万全ではなかったのかも知れません。

 若手とベテランに挟まれた中堅世代のティエムが今回台風の目となりました。彼はナダルに次ぐクレーのスペシャリストですが、インドアハードでこの活躍は素晴らしいです。そしてフェデラー。なぜこの年齢でまだここまで勝てるのか、伝説となって久しいのに、まだ伝説が続く奇跡を目の当たりにしています。チチパスとの年齢差17歳!ツアーファイナルでは最高の年齢差だとか。

 と言いつつ、今回ここまでのテニスを見てきて優勝候補筆頭はチチパスです。完全に覚醒しています。そしてズべレフもすっかり復調してきました。決勝がこの若手2人になる可能性が高いと見ています。この大会を見る限りは、すっかり世代交代の準備は整ったと考えていいでしょう。

 後はグランドスラムだけです。2週間、5セットマッチのグランドスラムになるとBIG3の強さは格段に上がります。スーパーサイヤ人並みです。2020年が楽しみです。
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『まだ結婚できない男』不振の要因

2019-11-15 11:59:17 | テレビ・芸能
 13年ぶりに帰ってきたドラマ『まだ結婚できない男』。前作は阿部寛の代表作と言ってもいいくらい面白い人気ドラマだっただけに、今回の復活は相当期待が高かったと思います。それだけに視聴率が上がらない現状はスタッフもキャストももどかしい思いをしているかも知れません。

 ただ視聴率が上がらないからすなわちつまらないドラマとも限りません。例えばNHK大河ドラマ『いだてん』は大河ドラマ史上最低視聴率をたたき出していますが、じゃあつまらないかと言われたら全然そんなことはありません。クドカンらしいテンポの速さ、時制の反復横跳び的な展開、小ネタも織り込んでいますし、面白いだけではない社会批評もあります。単純に大河ドラマらしくないから従来の大河ファンがついてきていないだけでしょう。

 そもそもテレビドラマの視聴率自体が大きく下がっています。録画して見ている人も多いですし、テレビそのものもネット動画に侵食されてしまって見られていないのですから、昔の20%は今の10%くらいと考えても良いかも知れません。特に若い世代はテレビを見ていないのですから、13年前と視聴率だけを比べてどうこう言うのは間違っています。

 ただ、ヒロインが夏川結衣ではなくなったのだけはやはり失敗だったと思います。このドラマは主人公の阿部寛の遠慮のない暴言に対する夏川の突っ込みがあって成立していました。2人の掛け合いが一番の見どころだったのに、その相方を失ってしまって、別の相方を用意されてもやはり乗り切れません。阿部寛が乗っていないだけではなく、見ている視聴者もついつい夏川の方が良かったなと感じて乗れないのです。

 吉田羊が「悪い」わけではないのですが「違う」のです。こればかりは吉田に気の毒ですがどうしようもありません。彼女も損な役を引き受けたものです。このまま低視聴率で終わったら、戦犯は吉田ということになりそうです。ちなみに前作の高島礼子、国仲涼子から今回は稲森いずみ、深川麻衣になっていますが、こちらも前作を上回っている感じはしません。良くも悪くもなく印象が薄いので、余計に吉田が悪目立ちしている気はします。

 あと阿部寛演じる主人公桑野の人間的な成長ぶりも、ドラマをつまらなくしているかも知れません。アクの強さが以前ほどではなくなり、コミュニケーション能力も高くなっているし、昔ほど人を抉るような悪態をつくわけでもありません。さすがに13年経てば少しはまともになるんだなと感じさせますが、それだけにエッジが効いていないのです。まあコンプライアンスがうるさくなり、すぐに炎上する時代ですから、あまりエッジの効いたキャラクターは難しいですけどね。

 

 
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親知らずの抜歯

2019-11-14 23:36:54 | 健康・ダイエット
 親知らずを抜きました。今回は右下の親知らずで、上の2本はもう30年くらい前にどちらも虫歯になって抜いてしまっています。左下はまだ頭を出しているくらいで、とりあえず虫歯にもなっていないので温存してあります。

 今回抜いた右下の親知らずは以前からしっかり上に向かって生えていました。以前はせっかくちゃんと生えているので使った方が良いですね、と歯医者には言われていました。しかし、噛み合わせるべき右上の親知らずがないために、どんどん伸びてしまって他の奥歯より明らかに背が高くなってしまったために逆に親知らずの奥に深いポケットができて口腔衛生上よくないので抜いた方が良いということになってしまったのです。

 最初に言われたのは2年くらい前で、その時には痛くもない歯を抜かれるのはイヤだなと拒否していたのですが、いよいよ歯が伸びてきて確かに歯磨きも難しくなってきたし、虫歯になりかかっているとまで言われてしまったので、さすがに抜くしかないかと覚悟を決めて今日の抜歯に至ったわけです。

 真っ直ぐ伸びているので、親知らずとは言えそれほど抜くのは難しくないということで、麻酔をかけたらグイッグイッと一気に抜かれました。痛みもほとんどなくあっさり抜けて良かったのですが、驚いたのが麻酔。かけられた当初は「これで効いているの?」と疑うくらい違和感が少なく、先生に「本当に効いてますか?」と確かめたほどでした。

 もちろん痛みがなかったので麻酔はしっかり効いていたのですが、それ以上に驚いたのは麻酔を打たれているにも関わらず普通にうがいもできるし水も飲めたことです。これまで歯医者で麻酔をされると口がバカになっていて、水を口に含んでもダラダラとこぼしていたのに、今回は全然そんなことがありませんでした。本当にピンポイントで麻酔がかかっていたようで、これは先生の腕が良いのか、麻酔術のレベルが上がったのかわかりませんが、久しぶりに歯を抜いたことで、医学の進歩を感じました。
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そもそも花見が必要なのか

2019-11-13 23:39:30 | 政治
 安倍総理が「桜を見る会」の来年の開催中止を決めました。最初は何の問題もないようなことを言っていて、急に方向転換したのはさすがにどう嘘を言い繕っても説明がつかないと諦めたからでしょう。やめることで収束を図るつもりです。ただここまで大きな騒ぎになってしまっていて、簡単に消火できるのかどうかはわかりません。

 最初に共産党が国会で質問した時にはネットはすぐに反応していましたが、マスコミはスルーしていて相変わらずだなぁと思っていました。最近ようやく各局とも取り上げ始め、それに対して二階幹事長が「議員が選挙区の皆さんに配慮するのは当然だ」と、「二階からガソリン」と言われるような発言をかまして、ますます炎上を煽りました。

 彼が何が悪いかわからないはずがないので、きっと二階幹事長はこの機会に安倍政権を潰してしまおうとでも考えているのではないでしょうか?政治を語らず政局しか考えていないこの人の腹黒さは尋常ではありません。安倍と二階、そして菅の裏での暗闘は相当ドロドロしていそうです。

 二階と違って本気で悪いとも思わず無邪気に「安倍総理に招待された!」と喜んでSNSに書き込んでいた地方議員や後援者たちが続々と証拠隠滅とばかりに今さら削除を始めたことで、こりゃ本当にヤバいと思っているんだと世間にバレてしまったところも間抜けでした。挙句に三原ジュンコが例によってツイッターでまたガソリンを撒き散らす始末で、恐らく自民党内でも「もう庇いきれない」となったのでしょう。

 菅官房長官は「招待客の選定基準見直しなどを検討」としていますが、名簿を廃棄してしまったと言っているのに、どうやって招待客の見直しをするのかも不思議です。それより「桜を見る会」は来年とは言わず永遠に中止としてしまった方がスッキリはします。そもそも功労者に対する慰労なら園遊会があります。あちらは皇室主催ですからずっと呼ばれた方も嬉しいことでしょう。

 それと「桜」よりも「大学入試」や「関電」の方がずっと政治的には重大で闇も深いと思うのですが、それが「桜を見る会」のせいで風化していくのはどうなんだと思ったりはしています。もっともあっさりこれで花見の幕引きを認めてしまったら官邸の思う壺なので、どこをどういうバランスで突っ込んでいくか野党の出方も難しいところではありますが。
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36歳の結婚

2019-11-12 11:59:41 | テレビ・芸能
 いくら初婚年齢が上がる一方とは言え、さすがに男が36歳、女が38歳のカップルなら結婚が「早い」とは言えません。むしろ子どもをもつことを考えれば「遅い」くらいです。これまで仕事の都合でなかなか結婚できなかった事情があるとは言え、恩義のある社長も亡くなり、自分の仕事もターニングポイントが近づいてきている状況を考えれば、ここで結婚に踏み切るというのは、良いタイミングだと思います。

 まあ職場環境がかなり特殊で、周りの先輩同僚たちも相手がいてもおいそれと結婚には踏み切ることはできませんでした。ひとりだけ抜け駆けするのもと躊躇する気持ちもあります。とは言え、昔と違って結婚を禁じられているわけではなく、少ないながらも先輩たちも既婚者が増えてきました。グループ内で自分が先陣を切ることで、後も続きやすくなるだろうとも思えます。

 いつまでも若い頃と同じようではいられません。それを望まれる立場であることは理解していても、実際の年齢とのギャップは広がるばかり。それが苦しくてリーダーは仕事から離れたいと言い出しました。40歳が見えてくる年齢になればそれも無理からぬことです。自分もこれまでの立場から少し別の立ち位置を考えたい年頃です。

 ファンにとっては辛い気持ちもよく理解できます。僕も40年近く前に同じ苦い思いをしました。その人は最近キルトの本なんか出したりして少し話題になっていますが、幸せそうなので良かったです。彼のファンもみんな頭では理解していることでしょう。心が整理できるまで少し時間はかかりますけどね。僕はかなり長い間、友和の顔を見るのもイヤでしたから。

 



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ジャズのお作法

2019-11-11 23:42:44 | 音楽
 先月で10年以上続けていたサックスの教室を退会しましたが、今月から新しいサックスの先生に教わることになりました。と言っても、これまでのように定期的に教室に通うのは厳しいので、決まった曜日とか時間とかではなく、毎回先生と相談してお互いの都合のつく時に教えてもらうという不定期レッスンの形です。これならいろいろと忙しくても続けることができます。

 どうせ新しい先生に習うなら新しいことを学びたいと考えて、今回の先生はジャズの先生にしました。ジャズサックスはこれまで僕がやってきたポップスとはかなり違うことが多くて、未知の世界。それだけに刺激的です。先生にお願いしたのはアドリブができるようになりたいということ。アドリブがプレイできたらいよいよ本格的なサックスプレーヤーというのが僕の印象なので、何年かかるかわかりませんが、チャレンジをしたいと考えています。

 とは言え、千里の道も一歩から。まあ10年サックスを習っていますから千里のうち十里か百里くらいまでは来ているのかも知れませんが、それにしてもアドリブまでの先は長いだろうと覚悟しています。まずは先生にジャズの基本の「き」から教わっています。最初はジャズなのでスイングから。盆踊りとジャズの違いを教わります。さらにジャズとクラシックの音の出し方の違い、スケールをおさらいして、そしてペンタトニックコードでアドリブの初歩まで。最初に習うにしては飛ばし過ぎではないかと思うほどたっぷりな内容でした。

 まあ一度教わったからと言ってすぐにできることではないので、これから繰り返し練習をしていくことになります。今回聞いたジャズの話で一番面白かったのは、ジャズは頑張って頑張っていないように吹く、ということでした。肩の力を抜いて適当に吹いているように見せるために、すごく細かく気を遣って高度な技術を駆使しているそうです。それがジャズのお作法なんだとしたら、なかなか捻くれた音楽です。
 
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