東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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白鳥4丁目押草団地

全員協議会で議員定数を議論

2009年02月12日 | 東郷町議会

 全員協議会の開催について事前告知されましたが、傍聴者はゼロでした。

 会議録が公開されるので、よろしければ議会事務局までどうぞ。

 今日の会議の意義や評価については、まだ考えがまとまっていません。まとまりのない報告になることをお許しください。

定数検討委員会の報告

 昨年の議員定数検討委員会の委員長の報告書が全員に配布されました。報告書には私の意見(現状維持)も掲載されています。その部分は次の通りです。

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 現状維持を主張する委員からは、行政のチェックや住民意見を反映させるには、一定数の議員は必要で、人口や予算規模も増えている本町の状況や、行政と議会のバランスからも議員定数を減らす理由はない。また議員定数を削減している市町村の多くは財政難を理由にしているが議会制度の本旨と矛盾しないか。議会は町の意思決定機関であり、その意思決定による結果に対して、議会が負う責任は重いものがあることなどから、議員定数の削減数は慎重に判断すべきであるなどの意見がありました。

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 その他は削減しようという意見です。だいたい2~6。

 残念ながら、報告書の趣旨が十分伝わらなかったようです。削減意見が多いことを根拠に「削減の方向が出た」というとらえ方が多かったようでした。

 報告書の最後には

「先進事例で学んだ伊賀市の「議会基本条例」は、大変参考になりました。そこで委員会での研究・検討の結果、各委員の考える適正数を提示しましたが、議会の役割の明確化や議員定数の考え方を定義する議会基本条例の制定を念頭に置いた定数であることを付記させていただきます。」

とあります。ある議員は、それに沿って言われたのかは分かりませんが、「町民と議論すべきだ」と主張しましたが、受け容れられませんでした。「そんな時間はない」とかの理由で。

 議員の定数についていろいろ検討し、議会のあり方も考えた会議が一体なんだったのか。

 私は報告書の最後の部分の説明を試みましたが、他の議員には十分伝えることができませんでした。今になって振り返ると、私の意見が報告書に十分反映されていると思われ、そのため遠慮が働いたようです。

 話は飛びますが、はっきりと現状維持(20のまま)を主張したのは私ら共産党だけです。

 議員は多いほど良いと思います。議員定数は、議員の身分に関わる問題ではなく、むしろ住民の参政権(被選挙権)の問題であり、定数を削ることはすなわち住民の参政権を削ることにつながるからです。削減には慎重であるべきと考えます。

コメント
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