東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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白鳥4丁目押草団地

臨時議会、終わる

2006年10月06日 | 東郷町議会

 新町長の就任に当たっての所信表明とそれへの質疑が主な内容の臨時議会が終わりました。

 全体的な印象は、町長の答弁の長いこと。自分の所信への質疑への答弁ですから、説明が長くなってしまうのでしょう。また、選挙で石川伸作前町長を推した議員らからは、感情的に思える(私が聞いていての印象)ような質問がありましたが、それにも努めて冷静に答弁されていたようです。残念だったのは「これから勉強する」という答えが多かったこと。まあ、就任間もないから…12月議会の一般質問の機会に期待しましょう。特に財政問題で町長の認識不足を指摘していた中川議員には期するものがあるでしょう。

 私の質疑は今日の1番目。負担増(住民税増税、介護保険料値上げ、それに伴なう雪だるま式の負担増、国保税)についての見解を問いました。国保税については、昨年度決算で増税分よりたくさんの基金積みたてをした事実をあげ、減税を求めましたが、「前町政で考えがあって積みたてたかもしれないので今ここで減税は言えない」。前町政が、増税をしてでも、という方針で運営した結果、1億3000万円というこれまでの東郷町では考えられなかったような額の基金積みたてがされたわけですが、これについては前町政を無批判に引き継ぐ恐れが明らかになりました。

 定率減税半減など所得税増税に連動して保育料段階が上がってしまうことを防ぐ緊急の対応については「国の示した基準でそうなるから」。全体的に「研究に時間がかかる」というもの。

 昨日、別の議員の質疑に「これ以上の負担増はしない」といっておきながら、目の前に迫った負担増への対応は、はっきり言って「ゼロ回答」でした。

 私は最後に「町長は住民と『フェーストゥフェース』で接したいとおっしゃるので、ぜひ負担増で困っている人の声を聞いて欲しい」と要望しました。町長は、これには「そうする」と答えてくれたのがせめてもの救いでした。

「共産党は二段構えでいいね」

 と、公明党議員。私の質疑で、町長が「財政が大変で」と言ったのに対し、私が「財政が大変でもやるべきことを言っている。財政については後で中川議員がやるからここではしないが」と応じたことについて。そのとき、中川議員はずっこけてたそうです。

 公明党さんも来春の選挙で二議席目を狙っているのでしょうか。

コメント (2)
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