東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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お久しぶりです。1週間ぶりの更新。

2006年03月14日 | 東郷町議会

 1週間ぶりに更新します。昨日は一般質問、今日は議案質疑が行われ、議会も一段落といったところ。明後日の総務委員会があるので、まだまだ一息つくわけには行きませんが、明日の議会日程が入っていないので、今晩は少しだけゆっくりできそうです。

 先週、水道企業団議会の報告をすることを予告しておきながら、そのままになってしまっていました。私の息子が先週水曜日に急に入院することになり、その晩と翌日の晩、2晩続けて病院で付き添っていました。2歳の娘が母親と一緒じゃないと寝付けないので、どうしも私が付き添う必要がありました。昼間は、娘は保育園にあずかってもらっているので、妻が付き添いました。役場での聞き取りなどの活動は、なんとかこなせましたが、それでも中川議員には無理を聞いてもらう必要がありました。金曜日の朝まで、夜間は病院にいたので、夜はせいぜい資料を読むくらいしかできませんでした。ブログは更新しようと思えばできないことはありませんでしたが、気が休まらず、更新する気持ちにもなれず、結果、久しぶり、ということになってしまいました。

 楽しみにしてくれていた読者さんには申し訳ないことをしてしまいましたが、お許しください。

 また、金曜日は議会本会議でしたが、私の一般質問は月曜日だったので、なんとか支障なく議会活動はできています。

愛知中部水道企業団議会 3月議会

 一般質問は、国民保護計画への対応、企業団の所有地が土砂災害防止法の特別警戒区域に指定されたことへの対応の2問。

 国民保護計画は、戦争状態に陥ったときに、自治体がすべきことを定めるもので、3月議会では、各市町村議会で関連議案が審議されているところです。水道企業団は市町村ではないので、企業団自身が計画策定することはないのですが、管内市町から協力を求められたときなど、どう対応するのかについて聞きました。答弁は、「協議を求められたとき、対応を検討する」というもの。企業団自身としては特に対応を考えるということではないようです。

 特別警戒区域に指定された土地については、私は、企業団が率先して防災工事を行うべきだと求めました。答弁は「豊明市と協議して、対応を検討する」というものでした。

 この議会では、職員の給料表の改正など職員の給与に関する条例の一部改正などが審議されました。今度の変更点の主なものは、1号給を4分割するもの。「良好な」勤務成績の者は4号昇給するとされていますが、それより劣るとみなされた職員は4号も昇給できない、という査定給の導入を可能にするものです。業績を単純に評価できない公務職場には、査定給はなじまない、とういう立場から反対しました。

東郷町議会での一般質問

 子どもの医療費の小学校卒業までの無料化を提案したところ、町長が「子育て支援の方法として検討する必要がある」と比較的前向きな答弁をしました。しかし、後に「近隣の動向なども研究してからしたいので、すぐに決断というわけにはいかない」とも述べました。新年度の施政方針で1番目に「子育て支援」をあげたのだから、と迫ったのですが。「近隣を見てから」というのは少々情けないではありませんか。

 今回の私の一般質問での成果は、住民税の増税などにより町財政が潤ってきた、ということを明らかにできたことです。住民の負担増による増収なのだから、その分ぐらいは介護保険料や国民健康保険税などの軽減に使え、という主張は受け入れられませんでしたが。

 近年、三位一体改革で地方財政が厳しさを増す中、「東郷町はもう駄目だ」という悲観論が結構幅を利かせています。財政の厳しさを認識し、無駄遣いを許さない、という観点は必要ですが、悲観的になるあまり、福祉切捨てもやむなし、という論調を許すことにもつながりかねません。そうした雰囲気を払拭するための論拠が得られました。

 中川議員もいろいろ質問しましたが、特に注目すべきは、小中学校の校舎窓ガラスへの飛散防止措置に道筋がつけることができたことです。最初は「重要だが、財政が大変だから今すぐにはできない」と答弁していた当局側も、「重要ならばなぜ予算をつけないのか」という中川議員の追及にまともに応じられなくなり、やっと前向きな答弁をしました。万一のときにも子どもが安全にすごせるように、一日も早い実施が求められます。

コメント
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