総務委員会県外研修２日目

　今日、２日目は、岐阜県下呂市の旧馬瀬村（まぜむら）地域にある第三セクター運営の温泉施設「美輝の里」http://www.mikinosato.co.jp/の設立の経緯と運営について。
　昨晩は、美輝の里のホテルで宿泊しました。温泉は白山系で、下呂温泉と泉質が異なりアルカリ性が強く、その強さは岐阜県下で一番だそうです。肌がツルツルスベスベになりました。
　美輝の里の温泉は、竹下内閣のふるさと創生事業を活用して掘られたもので、住民向けの温泉スタンドサービスが始まりで、旧馬瀬村が設立した第三セクターによって運営されてきました。観光客の増加と雇用創出に大きく貢献しているそうで、第三セクターは黒字経営を続けています。美輝の里は公設の温泉施設としては早い時期から早い時期からはじめられたそうですが、近年は岐阜県下では公設の温泉施設は珍しくなくなり、入場者が減少傾向にあります。宿泊施設などで出す料理に力を入れるなど、収益増化への努力が払われているとのこと。雇用は地元を優先し、料理も可能な限り地元産品を使用しているそうです。
（写真は温泉ステーション）
　交通が便利とは言えない場所にも関わらず、黒字経営を続けているのは本当にすごい努力の結果であろうと思いました。