石川町長、過去の反省から平和への思いを語る
今日、東郷町主催の戦没者追悼式があり、多数の来賓と遺族、一般参列者が出席しました。
今回は特に石川伸作町長の式辞を紹介したいと思います。
「…今年は戦後60年の節目に当たり改めて過去の戦争への反省を示すとともに、戦後60年の歩みを踏まえ、二度と戦火を交えることなく世界の平和と繁栄に貢献していくことを決意し、また東郷町がより豊かで平和な町となるために、住民の皆様とともに力を合わせて、住民福祉の向上に努めることを、お誓い申し上げる次第でございます。…」
過去を省みてこそ平和な未来を築くことができる、そんな思いを簡潔に表した言葉と受け止めました。そして、節目というものも大切だ、という思いも伝わってきました。
3月議会での私の一般質問に対する答弁は、「60年だからといってどうこう言うことではない」と述べた後、自分の平和に対する思いを語った、というもので、「節目だからって取って着けたようなことを言うのは好きじゃない」、というのが町長の気持ちかな、という印象を持ったのですが、やはり節目は大切ですね。
(「東郷民報」http://www.mb.ccnw.ne.jp/nakagawa/minpo/index.htmlの103号(2005年4月)の2面、「議会だより」6月1日号http://www.town.togo.aichi.jp/tho/gi/gikai-75/p10.pdfを参照してください)
平和式典へと発展させては?
戦没者追悼式は、東郷町出身の戦死した軍人を追悼する式典で、その遺族が招かれています。広報を通じてその他の町民にも出席を呼びかけていますが、やはり多くの町民と平和を誓い合う、より開かれた形の「平和式典」というものも考えてみてはどうかと思います。