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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

村上大輔 『チベット聖地の路地裏』

2016年11月11日 | 地域研究
 出版社による紹介

 著者の経歴に興味をひかれた。本著作の内容の、調査かつ記述対象(チベットとチベット人)と自身との間の、一種独特な、冷淡ではなくのめり込むでもなく、さりとて冷静あるいは平板一辺倒というわけでもない、いわば即かず離れずとも形容すべき微妙な距離感は、その経歴と関係はあるのかどうか。

(法藏館書店 2016年8月)