《蜀语》是我国现存第一部“断域为书”的方言词汇著作。全书共收录四川方言词语563条,忠实地反映了明代四川方言的基本面貌,是研究明代四川方言的有效材料。 (『百度百科』「蜀语」より)
方言辞典と銘打たれているが、体裁を見てみると、「共通語のこれこれは四川の方言でこれこれと言う」という語順になっている。“これこれ”に入るのはどちらも漢字である。つまり漢字を持たない方言語彙はここには収録されていないということだ。もっとも当て字でむりやり収めている場合があるかもしれない。語の発音を字の発音だとすればよいのである。
なお著者李実の『序」が傑作である。『離騒』『左伝』『史記』『方言』その他、古今の文献に残された東西の方言語彙をパッチワークにして、破格で、奇天烈な文言文を綴っている。
(成都:巴蜀書社 1990年6月)
方言辞典と銘打たれているが、体裁を見てみると、「共通語のこれこれは四川の方言でこれこれと言う」という語順になっている。“これこれ”に入るのはどちらも漢字である。つまり漢字を持たない方言語彙はここには収録されていないということだ。もっとも当て字でむりやり収めている場合があるかもしれない。語の発音を字の発音だとすればよいのである。
なお著者李実の『序」が傑作である。『離騒』『左伝』『史記』『方言』その他、古今の文献に残された東西の方言語彙をパッチワークにして、破格で、奇天烈な文言文を綴っている。
(成都:巴蜀書社 1990年6月)