「Voice」平成20(2008)年10月号、164-171頁。
この論文については、「真Silkroad?」や「梶ピエールの備忘録。」でも話題になっているが、私が感銘を受けたのは以下のくだりだった。
なにはともあれ、ウイグル人が対峙すべきは日本人ではなく漢人で、自らの主張をできるだけ多くの「圧迫者側」の人々に理解させ、漢人の同情者や理解者を増やし、改善を迫っていくことこそ、ウイグル人にとって最優先すべき課題であろう。 (171頁)
『「反日」解剖 歪んだ中国の「愛国」』(文藝春秋、2005年9月)から、この人のスタンスはまったくぶれていない。一対一の人間同士で向き合うこと、対話を諦めないこと。敬服する。
この論文については、「真Silkroad?」や「梶ピエールの備忘録。」でも話題になっているが、私が感銘を受けたのは以下のくだりだった。
なにはともあれ、ウイグル人が対峙すべきは日本人ではなく漢人で、自らの主張をできるだけ多くの「圧迫者側」の人々に理解させ、漢人の同情者や理解者を増やし、改善を迫っていくことこそ、ウイグル人にとって最優先すべき課題であろう。 (171頁)
『「反日」解剖 歪んだ中国の「愛国」』(文藝春秋、2005年9月)から、この人のスタンスはまったくぶれていない。一対一の人間同士で向き合うこと、対話を諦めないこと。敬服する。