書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

ウイグル人問題の最終的解決とは

2008年09月09日 | 思考の断片
 ▲「RFA Home」2008-09-08、「Uyghur Radio Worker Sacked, Detained」
 〈http://www.rfa.org/english/news/uyghur/radio-09082008141404.html

 お上の気に入らないことを書いたり言ったりすれば即座に職場を首になるうえしょっぴかれる新疆ウイグル族自治区はまるで江戸時代だが、自治区のトップ(王楽泉・新疆ウイグル族自治区中国共産党委員会書記)が、「生きるか死ぬかの戦いだ」と部下たちにハッパをかけている現実に比べれば、驚くには値しない。「生きるか死ぬかの戦いだ」とは、つまり「殺されるまえに殺せ」ということである。近世どころか中世である。もっともこれはあくまで不逞のウイグル人についてだと言うのだが、不逞の輩かそうでないかは、王楽泉とその配下の自治区の党・政府幹部の主観によって決められる。もし王楽泉とその一統が、ウイグル民族全体を“本質的な”(ああ中途半端なインテリ漢族の好きな決めつけ言葉だ)虞犯者の集まりとして見ているなら、その弾圧政策のいきつくところ、自治区内の全てのウイグル人の絶滅(もしくは軽くて強制収容所送り)ということになりかねない。それがもっとも確実な方法だからだ。王書記、違うかね。

「BBC NEWS」、「Hong Kong democrats keep veto」

2008年09月09日 | 抜き書き
 09:35 GMT, Monday, 8 September 2008 10:35
 〈http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7603312.stm

  Hong Kong is ultimately controlled by Beijing, but China mostly leaves the territory to govern itself, designating it a Special Administrative Region.
  Under this "one country, two systems" model, Hong Kong citizens enjoy far more rights and freedoms than their mainland neighbours.

 それは台湾の手前もあるから。