ツナさんの小部屋

団塊世代のおじさんの趣味や生活の一部を紹介します。同じ趣味を持つ人たちと交流できればうれしいと思います。

建国記念の日を祝う会(R03.02.11)

2021年02月11日 20時37分24秒 | Weblog
 今日は、日本会議岡山県津山支部の行事として、記念講演が行われお手伝いに行ってきました。
 講演は、当地津山の隣町岡山県赤磐市に所在する「地球史研究所(NPO法人 地球年代学ネットワーク周匝研究所)」の所長で古地磁気学の専門家 理学博士で神戸大学名誉教授の乙藤洋一郎先生で、過去に「大陸の衝突・分裂に伴う大陸の変形」の」業績で日本地質学会賞を受賞されていらっしゃいます。
 今日は、「日本列島・日本海の形成ー日本は二本ー」と題して、大変興味深いお話を聞くことが出来ました。

 

 講演の他に、アトラクションなども計画されていましたが、このコロナ禍のため中止、講演も一時間半の予定が一時間に短縮され残念に思いましたが、子供の頃、地球はこうだったということを習った以外に知識も無く、どういうお話なのか興味津々で拝聴しました。

 先生の許可を頂いておりませんので、100枚ほども撮影したプレゼンテーションは紹介できませんが、天皇家に伝わる三種の神器 の 鏡 と 剣 と 玉 ( 璽 )、すなわち、 八咫鏡 (やたのかがみ)・ 天叢雲剣 (あめのむらくものつるぎ、別名: 草薙剣 、読み:くさなぎのつるぎ)・ 八尺瓊勾玉 (やさかにのまがたま)の八咫鏡と天叢雲剣は、現在の太陽が出来る前に存在した古い時代の太陽(何十億年も前の太陽)が爆発して出来た太陽系の星々に形成された「鉄」から出来ているというお話、その古い太陽の爆発によって出来た地球の現在に至るまでの大陸誕生の歴史など、初めて聞く話で、先生の話術の巧みさについつい引き込まれてしまいました。

 

 この地球の大陸の形成についても、何十億年単位の古代のお話で凡人の私などにはなかなか難しいお話でした。

 

 ただ、日本列島の形成については、大きく変化したのは概ね1500万年前のことのようで、理解力のない私の頭では正確ではないかも知れませんが、西日本と東日本はもともとは違う塊がくっついたという ことのようです。

 そのため、西日本と東日本(境目はフォッサマグナを含むかなり広い範囲のようです。)では、色んなことについて大きな違いがあると言うことでした。
 例えば、漫画家の手塚治虫先生の名前「治虫」は、「オサムシ」からとった名前のようで、その古代昆虫「オサムシ」のルーツは、西日本と東日本ではちがうというお話でした。

 他にも、日本列島は古代は今よりもアジア大陸に近い位置にあったけれども、1500万年前頃に離れ、日本海が出来た。
 そのため、ズワイガニ(松葉ガニ)が食べられるのは日本海が出来たおかげだと、現代にもつながる大変興味深いお話を聞くことが出来ました。

 毎日、家業に追い回されてゆとりのない生活を送っている私にとって、少々、浮世離れしたお話でしたが、久しぶりに大変楽しい時間を過ごすことが出来ました。