ツナさんの小部屋

団塊世代のおじさんの趣味や生活の一部を紹介します。同じ趣味を持つ人たちと交流できればうれしいと思います。

地元小学校の卒業証書授与式に出席しました。

2016年03月18日 12時00分14秒 | Weblog
 今日は、午前10時ころから挙行された町内の子供たちが通う小学校の「第115回卒業証書授与式」に、地元町内会長の一人として参加しました。

 この小学校は、あのB’zのボーカル稲葉浩志さんも卒業した小学校として有名ですが、その歴史は古く今年で115回という卒業証書授与式(最近は、卒業式とは言わないんですね。)でした。

 我々団塊の世代と違い、年々、生徒の数も少なくなり、今年は2クラス39名ということでしたが、卒業する子供たちは皆一様に緊張した面持ちで、式に臨んでいました。

 次第は、下の画像のとおりですが、我々のころとはずいぶんと様変わりしています。

 

 子供たちは、何度もリハーサルをしたのでしょう、なかなか統制のとれた動きで見ていて気持ちよかったです。

 

 今まで、この式には何回か参加しており、どこぞの大学長と違って、この小学校ではステージの正面上部に国旗を掲げ、式次第の中でも国歌斉唱が行われる、きちんとした式が実施をされている小学校で気持ちがいいのですが、ひとつ気になっていることがありました。

 それは、このようなタペストリーを場内のあちこちに掲げられているのですが、昨年までの式では、ステージの左右に巨大なタペストリーが掲げられていました。

 

 それが、右側はたしか「未来へ」と題した子供たちの飛躍するさまを描いたものです。

 ところが左側は、あろうことか「平和」と書かれた原爆ドームの絵なのです。以前、この小学校の先生の中には結構左翼的な活動を熱心に行っていた先生もいて、どうも意図的な感じを受けていました。

 というわけで、いつも違和感を感じていたので、昨年の地区懇談会で校長先生に申し上げました。

 「この美作地方には、豊かな自然や美しい風景があるのに、おめでたい卒業式や入学式にあの惨劇の舞台となった原爆ドームの絵を飾るのはいかがなものでしょうか。」

 その時の校長先生のお答えは、「確かにそういう声もありますが、修学旅行の思い出の一つを描いたもので…。」というものでしたが、それなら新1年生の入学式にはなおさらふさわしくないと思っていました。

 有難いことに、今年は、ステージ左右の巨大タペストリーは掲げられておらず、サイドの2階踊り場に好ましい絵が数枚飾られていました。

 まあ、私一人がそう言ったことを要望したからというわけではなく、やはりほかにもご父兄や地元の町内会長あたりから、そういう声があったからだと思います。

 いずれにしても、小さなことですがこうして声を上げていくことで、子供たちの健全な育成に役立つことがあれば幸いだと思います。