ツナさんの小部屋

団塊世代のおじさんの趣味や生活の一部を紹介します。同じ趣味を持つ人たちと交流できればうれしいと思います。

亡くなった方の送り方

2012年12月25日 20時28分13秒 | ツナさんの独り言
 我が町では、ここのところ立て続けに2人の高齢の方が亡くなった。

 そして、そのどちらもが「家族葬」ということで葬儀が執り行われた。

 我が輩は、町内会長ということで町内会を代表し、町内会から一定の金額の香典を準備し持参するのだが、今日などは受け取ってもらえず、町内会からと言うとそのままお返しするのでお祭りの時の御神酒を買うときの足しにしてくれといわれた。

 最近は、結婚式にしても「人前結婚」がかなりの割合で行われ、葬儀に至っては「家族葬」「友人葬」という形式が多く行われるようになった。

 我が町内の場合もそうだが、たいてい喪主の方がこの町から出て行かれており、町内の講組に余りお世話になりたくないという気持ちもあるのだろう。

 また、多くの参列者から香典を頂くと後の香典返しなどの処理が大変と言うこともある。

 我が家は、昨年の父の葬儀は普通の仏式の葬儀を菩提寺の住職に頼んで実施したが、決して有名でもない父の葬儀でも予想以上の大勢の方に来ていただいて、後片付けは結構大変だった。

 今日は、家族葬といいながら、菩提寺のご住職がおいでになって仏式のお通夜だったが、先日行われたもう1件のお宅ではほとんど無宗教のような感じだった。

 これには、故人の希望もあるだろうし、御遺族の意向もある。最近の社会的環境や地域社会の状況を見れば、こういう御葬式もありかなあと思う。

 でも、亡くなられた方はこの町内に長年住まれて、この町の住民と親しくおつきあいを頂いた方々ばかりだ。最後のご恩返しも出来ないというのは、少々寂しいと思うのは我が輩だけだろうか。